実千代鍼灸院TOP > Michiyo Cafe(第2回:突発性難聴)
■司:そしたら治療何回か受けてこられて経過はどうでしたか?
■副:そうですね、ほんとに数回の治療で聴力が改善してきました。一番嬉しかったのが耳鳴りがだいぶ良くなった事です。耳鳴りってほら、自分しか分からないじゃないですか。
■実:うんうん。
■副:数字として出てこないし検査しても…。感覚的に明らかに耳鳴りがこう、減っていってる、それがすごく嬉しかったですね。
■実:鍼灸治療し始めてからは薬は一切飲まなかったのですか?
■副:はい。ステロイドも全てやめました。
■実:4診目の時に、検査してきたんですけどって言われて、耳鳴りの程度を聞いたのかな?初診時を10としたら、2まで改善されたって記載があります。
■副:そうです。
■実:すぐに手足が温まるようになりましたね。瘀血で長い間、気が滞っていたにも関わらず、巡りだすとすごく早いなっていうのは、治療してて思いましたね。顔もすごく明るくなってきて。
■司:最初はこう、気滞血瘀 みたいな顏色だったってことですね?
■副:でも自分でも顏色良くなってきたなっていうの本当に感じました。耳だけで来てたので、まさか顏色良くなると思わなかったんで。すごい嬉しかったです。
■司:実際その舌の色とかも明るくなったとか。
■実:明るくなりましたね。まだ 瘀血ありますけどね、はい(笑)。
■副: 瘀血あります(笑)。
■司:何かその時、養生指導とか、どうでしたか?
■副:確か、あの…出来るだけゆっくり食べるのと歩くことでした。
■実:食べるの特技(笑)だものね。急いで食べてた?
■副:はい。仕事の時は結構早く食べてましたね。よく歩きなさいねって言われて、先生、私仕事中1万歩以上歩いてるんですけどって言ったら、いやそれはダメよと、それはリラックスじゃないからね、それ以外でね。って言われて、あっそうなんかと。私の運動はそこで出来てると思ってたんですが。
■実:そういう人多いです。仕事中に運動してると勘違いしてる人。仕事ではどうしても緊張してますからね。
■司:症状改善の他に、顏色が良くなった。他に何か変化っていうのはありましたか?
■副:さっき言ってた湿疹も気付いたら治ってたんですね。肩こりも楽になったし、あと生理痛がすごく軽くなって。
■実:生理、当時来てなかったような…この時点で1か月飛びましたって。
■副:あ、そうですか。でも、確かに生理は遅れることが多かったかもしれないですね。今全然そんなことはないですね。
■司:やっぱりそれも気滞血瘀が原因で、その生理が飛んだりとか。
■実:そうですね。気血がめぐると生理もきちんと来ますからね。
■司:ここで、先生に聞きたいんですが、患者さんによって養生指導の内容って多少変わりますか?
■実:変わりますね。基本的には全員歩いてほしいなというのはありますね。でも、先生から言われたのに出来てない…って自分を責めるような人には言い方を気をつけてます。負担になるから。
■副:そうですね。
■司:そうなったら養生じゃなくなっちゃいますもんね。
■実:押しつけになっちゃう(笑)。それも人によって…タイミングかな。もう暫くしてから言うとかね。
■司:いつも絶妙なタイミングで言われるので。
■実:そう?どう言ってるのかな?聞いてて何か法則あったら教えて欲しいですが(笑)
■司:ところで、副島さんは、今も週一回治療を続けられてますよね。
■副:はい、治ってからも。
next > 【精神的な葛藤は病を生む原因でもあるの?】