実千代鍼灸院TOP > Michiyo Cafe(第4回:シェーグレン症候群)
■母:あの、東洋医学っていうのが、すこしずつ広がってるような気はするんですけれども、どんどんこれから広がって欲しいし、西洋医学と東洋医学で両方で、健康を診てもらえたらすごく幸せなのではと思うんですけれども。
■実:そうですね。東洋主体、西洋補助くらいが理想ですが、そういう分け隔てなく、人に優しい、加減を考えた医療を目指したいですね。そして、中国のように、一般の方が、自分の健康はある程度自分で守るようになって欲しいです。その上で、ちょこっとバランスの乱れを調えるっていう感じが最高ですね~。でも、現代は色々平和でない事が多いので、その辺の心がホッとするような医療人を目指したいです。
■優・母:そうですね。
■実:本当に不健康になる問題が山ずみですね。
お手軽になりすぎて。
■母:食べ物も本当に、お店も増えたし…
■優:そうですね。なんか、忙しかったら、ついつい買ったりとかそんな感じになってしまう。
■実:自分が自分で規制しないと。規制緩和だらけだから。
■優:なんか、健康に凄い気を使っている人と、全然気を使っていない人と、ハッキリ分かれているような。両極端みたいな感じがすごくします。
■実:そうよね。健康番組も多いですね。でも今は、痩せるための番組の方が多いかな。流行が次々に代わって。商業ベースに乗っかってますね。月スパンに変わるほど。
■優:あーそうでしょうね。
■実:だから何千年も歴史のある東洋医学が残ってるって凄いことだと感じます。
■優:凄いですね。私も藥膳とか勉強し始めて、中医学の最初の基礎から学んでるんですけど、食べ物と呼吸は体を作るって勉強して、食べる事って毎日だし、365日なので、それが違ってたら、やっぱり体にとっては、大きいんやろなってすごく思いました。
■実:医食同源ですね。是非、将来近所で、藥膳料理のお店出して欲しいですね~特別な食材じゃなくって、身近で作れるような藥膳、適量のを。
■優:食事大事ですね。
■実:精神も安定してきますね。
■母:娘が藥膳の勉強し出してからね、材料が変わって、家の食事がちょっと変わったんです。
■実:また教えてね。昔の、おばあちゃんの食材の合わせ方。最高ですね。ひじきに大豆と人参とか、栄養学的にも、見事なバランスらしいですよ。夏は麦ごはんを混ぜて、それにとろろをかけたりして胃腸を調えるとか、夏は身体を冷やす夏野菜を中心に食べて、秋は冬に向けて根菜類を食べて、程よく温めて夏の疲れと冬の寒さに耐えれるように。
■優:油物なども少しぐらいは食べてもいいんですか?
■実:もちろん。バランスですから。それと、美味しいなと思って食べるのが一番大事。これ食べたらアカンの違うかな?とかね。そういう気持ちはあんま良くないかな。
■優:なんか前は、不安感から敏感になっていたのか、すごい思ってました。これ食べたらまたなる・・・みたいに(笑)
■実:そうよね。基本はバランスです。
■優:はい。
■実:偏らないってことね。でも、美味しく食べるのが一番いいでしょうね。美味しいなと思って。
だから、視覚的にも大事ですよね。美味しそうっていう視覚。
■優:あーすごい大きいなと思います。
■実:美味しそうじゃなかったら、唾液もでないじゃない。
■優:綺麗だと見るだけですごいなんか嬉しいじゃないけど、食べたいなとか思います。
■実:そう。それが、大事。美味しそう。食べても美味し。幸せ。やっぱり、食は幸せを生みますよね。ま、平和な幸せですが。(笑)
■優:感じますね~。
■実:お金払って不味いもの食べたときは、私、結構しつこく文句言ってます(笑)。是非、西北に薬膳オープンしてくださいね。毎日食べに行きますから。患者さんも皆んな送り込んでね。(笑)
■優:それ目標で頑張ります。
■実:今日はとりとめもない話になりましたが、難病も難病でなくなるっていうこの事実を知っていただくことが目的でしたので良かったです。貴重なお時間有難うございました。