平野真奈です。
何かをしている時、他の事を考えていてミスをしてしまう…
私がよくしでかすことの1つです。
次々とやる事が浮かんできて、気持ちが焦り、手元がおろそかになり「今」「現時点」に集中できなくなっているんです。
周りからは何をそんなに焦ってるの?
余裕ないね~。
と言われ、わかっちゃいるけどなかなか直せない…。
気持ちが焦りすぎると、無意識に肩に力が入って頭痛がしたり、歯を食いしばっていたりイライラしてしまいます。
まさに、気が上にのぼっている状態です。
2月4日の立春に向けて、だんだん太陽も春めいており、人間も気がのぼりやすくなります。
この春を心身共に穏やかに、そしてさらに成長する為にも、今年の目標の1つに
「今に集中」を掲げました。
起こりもしない未来を想像して焦るより、現時点での自分の思考が未来を作っているんだ。と気付き、次の準備以外の取り越し苦労はもう、やめようと思いました。
決意しただけでも、ずいぶんと気持ちが軽くなった気がします。
ただ人間ですので、日常生活の中でまた「今」を忘れそうになってしまいます。
そんな時は一旦、深呼吸して締め付けられた気分をほどき、運動で体から緩めると心身共にスッキリします。
春は色々とヤル気が出て、挑戦意欲が湧いてきます。
その意欲を良い方向に伸ばしていけたらと思います。
猪突猛進な性格ですので、今に集中ではなく「執着」にならないようにも気をつけます。笑
吉田綾乃です。
北辰会勉強会スタンダードコースに参加してきました。
今回は午前午後にわたり、北辰会方式の問診、体表観察、病因病理チャートについての講義でした。
4月からの年間カリキュラムも1月になると大詰めに入ります。内容が凝縮されていて、講師の先生方の言葉がスピード感に溢れています。一言でも多く伝えたい!という気持ちが伝わり、私も一言も漏らさず聞きたい気持ちが湧き、速記練習の如く、書き留めるのに必死でした。
北辰会方式の問診は、現在の症状だけでなく、幼少時の体質、育った環境、現在の生活環境も問診します。その問診情報と全身のツボの状態等を診て、四診合参して、鍼を打つツボを決めます。
北辰会の先生方は、一見、さっと鍼を打って、置鍼して、抜くだけにみえますが、実は幅広い範囲の情報と知識に基づいて鍼を打つ場所を決めています。
いつも勉強会に行くとその事を実感します。今回は一本の鍼を打つまでの流れ、つまり問診内容から病因病理までの勉強でした。
1本の鍼に決めることは、大変難しいです。迷う事もあります。でも、1本だからこそ、知識を駆使し、熟考し、丁寧に鍼を打つようになっていくものと感じます。
鍼灸の古典だけでも膨大な知識なので、その勉強量を考えると気が遠くなりますが、勉強会に参加すると、一歩一歩積み重ねて行こうと気持ちが固まります。
お忙しい臨床の合間に講義資料を作成し、休日返上で講義して下さる講師の先生方に感謝です。
こんにちは!橋本伸浩です。小寒に入って以降厳しい寒さが続きますね((´д`))
20日は大寒です。この日から立春の2月3日までは一年でもっとも寒い時期とされています。
あまりの寒さにこたつから出るのがおっくうになり、外に出る気もなくなりますね (最近はいきなり春のようですが(笑))
冬場にやる気や気分の落ち込みが起こることを「冬季うつ」と言います。「冬季うつ」の特長は、気分の落ち込みや活動力の低下に加え、食欲が増加し特に甘い物をいつもより沢山食べてしまうという傾向があります。
寒さによって「気滞(全身の気の巡りが滞る)」がおこり気分が低迷しやすくなるのも一つの原因と考えられます。
普段から精神的に不安定気味な人は、陽気な温かい時期はイライラして、寒い時期は気分が落ち込みやすい傾向にあります。春は気が上がり冬は気が下がるといったところです。
また「冬季うつ」になると、甘味を欲しますが、それは、甘味で気を巡らそうとする自己防衛反応ともいえます。
人間は自然の一部です。バランスが乱れると自己治癒力が働くわけです。
自己治癒力によって崩れたバランスが元に戻る間は病気にはなりません。
しかし睡眠不足、頑張りすぎ、暴飲暴食などで大きくバランスが崩れてしまうと、症状として身体に現れてきます。
何事もかたよりすぎないことが大切と思います。