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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2017年10月3日(火)

蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

こんにちは!橋本伸浩です。

最近気温の上下が激しいですが、9月も終わりを迎え、秋らしい気候になってきました。

運動の秋、芸術の秋など〇〇の秋とつくものが色々ありますが、私に

とっての秋は食欲の秋ですね(笑)

なぜ食欲の秋と呼ばれるかについて諸説はあるみたいですが、秋になるとさまざまな食物が

実りを迎えるため。また、冬を乗り越えるための準備として、身体に栄養を蓄えようとする

ため、などの説があります。

東洋医学的には秋は乾燥する時期であり、五臓六腑でいうと脾の臓(胃腸消化器系の働き)が

乾燥を好むため機能が高まり、胃腸の機能が亢進し食欲が増すと考えられますね。

では食べ過ぎないためにはどうすればいいか?と聞かれそうですが、、、

それはズバリ散歩です!!(いつも散歩と言っている気がする^^;)

散歩をすることにより食後の血糖値の上がり方がゆるやかになり、食べてすぐにお腹が減る

ことがなくなりますし、散歩で手足を動かすことで脾の臓が正常に働き、食欲が異常に

亢進することがなくなります。

また、乾燥している気候に関連して最近咳をする人が非常に増えていて、私も今年は咳が

時々出ます。

今年は特に9月は例年に比べ平均湿度が低くなっていて、乾燥傾向になっています。

これは肺の臓が乾燥を嫌うため、大気が乾燥していると肺が弱まり、咳が出ます。

東洋医学では肺を潤すため梨と杏仁がとってもいいとされています!梨は冷やす性質を

持ち、高熱時や扁桃炎、のどがよく乾く身体が熱傾向の人にオススメです。

また杏仁豆腐の杏仁は、温める性質と気を下に降ろす作用があり、冷えから来る風邪の咳や、

カッと一度咳が出るとなかなか止まらないタイプは杏仁がオススメです!

食欲の秋でもありますが、運動の秋でもあるので、秋晴れの気持ちのいい日にウォーキング

をして、旬のものを食べ元気ハツラツと過ごしていきましょう!

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