平野真奈です。
食べ方を見れば、その人となりがわかると言われたりします。
食事中、
・食べながら仕事や用事ばかり考えていたり
・忙しいからと言う理由で食事が適当になったり
・栄養素など数字を気にしすぎて食事が窮屈になったり…
まさに私はこの状態でした。
昔からあまり食に興味がなく、時間がきたから食べ、とりあえずお腹を膨らませ、食事を楽しむという概念がありませんでした。むしろ、食事が苦痛な時もありましたし…
でも、実千代鍼灸院に勤めだしてからは食に興味を持つようになってきました。
私以外は、皆、グルメなので会話の中でも食事の話が多く、食べる時もすごく美味しそうに食べられます。
その姿を通して、食べるって楽しみの1つなんだと発見し、それからは食事が美味しく感じるようになりました。そうすると、少し感情の幅が増えたようにも感じます。
食べている料理への対応や感情は、
普段接している人への対応・感情と似ているのかもしれません。
毎日の食事は、身体を作る大元になります。
食事をするということは、生きようとする事です。楽しくバランスのいい食事をすると日々の生活も同じようになっていく気がします。全て繋がっているのですね。
9月も腹八分目で食欲の秋を謳歌します^ ^
涼やかな真夏の古本市まつり
思わず入りたくなる小川…
吉田綾乃です。
私が毎年お盆の時期に涼しさを求めて訪れる場所があります。
京都下鴨神社に続く糺ノ森(ただすのもり)です。毎年お盆の時期になると、その糺ノ森で古本市が開催されます。
数年前に父が教えてくれました。京都の街の中に涼しい所があるから行ってみたら?と。
京都は盆地であり、夏は暑く冬は寒い土地ですが、真夏の糺ノ森は、不思議なくらい冷んやりと涼しいのです。
糺ノ森のは紀元前3世紀頃の原生林が今に伝えられているそうです。
高く生い茂った樹木が真夏の陽射しや喧騒を遮ってくれる事、澄んだ小川のせせらぎが森の中の気温の上昇を抑えてくれる事、地面の土が熱を吸収してくれる事…。
街の真ん中にありながら、自然の循環を肌で感じられる貴重な場所です。そして、私の癒しの場所でもあります。
古本市は毎年盛況で多くの人が集まります。しかし、その賑わいも包み込み、柔らかにしてくれる自然の営みがあります。自然のおおらかさに感謝しながら、大切に接していきたいです。
平野真奈です。
先日アメリカの会社で従業員の手に
マイクロチップを埋め込んだとのニュースがありました。
手をかざすだけで、ドアを解錠したり、パソコンにログインしたり、社内の自動販売機でジュースを購入できるそうです。
そこまで利便性は必要なのか?
人体に異物を埋め込んで大丈夫なのか?
セキュリティーやプライバシーなど様々な問題が山積みです。
AI(人工知能)といえば、
車の自動走行や
世界最高峰のプロ棋士にAIが勝利したりとかなり身近な物になってきました。
まるでSF映画の世界が実現されるのか⁈
とワクワクする反面、
人間には理解できない独自の言語で機械が会話をし始め、プロジェクトが緊急停止されたそうです。
機械に人間が利用されていくのでは?と怖くなるニュースです。
今回のマイクロチップの埋め込みは、ちょうど、合谷(手の母指と示指の間にあるツボ)辺りでした。
東洋医学的に言えば、片方だけに異物を埋め込むのは体のバランスが崩れて、後々何かしら支障が出てくるかと思います。
鍼灸の診察では、検査器具など機械を使わず全て触れたり見たり五感を使って治療していきます。
便利さを求めた機械に、逆に人間がのみこまれては意味がないと思います。
機械が進化すればするほど、逆に人間らしさに気付き、五感を大切に本来人間の持って産まれた能力を活かせるよう、機械との共存世界になればと願います。