新緑が眩しく色とりどりの花が咲き誇り、外を歩くのがとても楽しい季節です。
鍼灸院にも患者さんが持ってきてくださるお花が絶えません。
美しく可愛らしい花達からは、育てた方のたくさんの愛情を感じます。
朝、この花達の水変えが私の日課です。
生け花の心得など何もない私ですが、こんなことを思いながらお花を生けています。
「一輪の時は美しいスターを輝かせるように。
たくさんの時には、花たちがそれぞれの美しさを称えながらも、仲良く咲き誇れるように。」
時にバランスが乱れるときには
「私の場所はここじゃないよ」と花達が言っている気がします。
うまく生けることができた時には、花達が笑っている気がします。
健気に咲いている可愛らしい花達は一服の清涼剤のようです。
忙しい春ですが、お花に触れて心を解きほぐすのはいかがですか?
副島香織
4月から実千代鍼灸院のスタッフとなりました、副島香織です。
働き始めて早くも1ヶ月が過ぎました。
看護師として病院で長く勤め、三年間の鍼灸専門学校での学生生活を経て、再び臨床の現場に戻ってきました。
この1ヶ月、慣れないことも多くバタバタしていましたが、とにかく、臨床の現場に戻ってきたことが嬉しくてたまりません。
日々、患者さんの体や言葉、発する空気からたくさんのことを学ばせていただいています。
鍼を受けた後、笑顔になったり、すっきりしたお顔になる患者さん達を見ていると、「鍼って、そしてそれを持つ実千代先生って、なんてすごいんだろう」と思います。
「患者さんの抱える様々な苦しみをとりのぞき、患者さんを笑顔にできる鍼灸師」をモットーに、実千代先生に一歩でも近づけるように、頑張ります。
そして、日々感じたことをコラムに書き綴っていきますので、こちらもあわせてよろしくお願いします。