鍼灸師にとって、大切な診察道具である、自分の手。
この手で、ツボの状態を診ることを「体表観察」と言います。
体の状態を機械に頼ることなく、手で探っていくのでかなり、難しいのです。
実千代先生や、鍼灸の勉強で体表観察の事も、よくご指導をいただき、大変、勉強になります。
体表観察時は、わずかなツボの変化を見逃さないようにと、手に神経を集中させます。
すると、手に気血が集まりだんだん手が温かくなるのです。
そこまではいいのですが、私はその後、手が浮腫んだような、分厚くなったような感覚になるのです。
こんな感覚になる先生方は、他にもいらつしゃるのでしょうか?(?-?)
この感覚は、特に不快ではありません。
気血集まってきてる~とこの時は、凄く実感が出来るのです。なので、この時ばかりは、感覚が少し良くなってる気がします(^^)
この感覚を、大切にして、正確な体表観察に繋げるべく、手は大切にしていきたいと思います。
目指すは、患者さんが触られて、「気持ちいいな~」と思ってもらえる手。
そんな手作りの「手」作りを心がける毎日です(*^^*)
平野真奈