悲し過ぎて
涙が止まらない
ティッシュをそっと
差し出して
しばらくしても
悲し過ぎて
涙が止まらない
少しだけ
涙を止める方法考えて
彼女にそっと近づいた
悪口たくさん書きこんで
グチャグチャに
破いて捨てたら
スッキリと
涙で腫れたその顔に
明るい笑顔が
少しだけ
涙も急いでとめずに
ゆっくりいこ
夜懐かしいポ~っていう音に
振り向いた
昔買って高くて驚いた
石焼きイモの音だった
しばらくすると
突然ポ~が大きくなって
猛ダッシュで私の横を
通り抜けていった
またしばらくすると
もっともっとすごい勢いで
ダッシュで戻ってきた
速すぎる石焼きイモ
あんまり可笑しくて
ひとり笑いが止まらず
誰も買わなくて
怒ってるのかなと思いつつ
石焼きイモが
こんなに人を
笑わせるなんて
次出会ったら
買ってあげよ
真剣は姿に見える
真剣は眼に感じる
真剣は力を鼓舞する
真剣には油断が微塵もない
真剣こそ魂に響く
真剣こそ情熱の異名
真剣に触れて
生命の奥が揺さぶられた
痺れて全く動かない手
食事の手は奥さん
痺れ治りますかと
真剣な目
痺れて全く動かない手
ボタン留める手は奥さん
痺れ治りますかと
哀願の目
真剣な目と哀願の目は
まっすぐに
奥さんを見つめてた
彼は小さく
可哀想でとつぶやいた
どこまでも
自分より奥さんを
案じる彼に
奥さんは人生の中で今
最高の力に満たされて
最高に幸せかもと
感じたままに
頷く奥さんの笑顔に
私が救われた
宇宙人がいないなんて
何てナンセンス
無限の宇宙に
どれだけ沢山の
宇宙人がいるの
考えただけで
ワクワクする
太陽系の宇宙人は
頭が大きいかもなんて
考えただけで
ドキドキする
宇宙人は地球人を
ジッと見つめてる
心が深くて
想像をはるかに越えて
心が豊かで
地球人をいつ助けようかと
ジッと見つめてる
ってホントに感じる