ふさふさ睫毛と長い顔
大きな目とよく動く耳
立派なお尻と長いシッポ

鎖でつながれて
ムチで打たれて
狭いとこに入れられても
いつも人と一緒にいる

何年か経って
やっと人といる事が
幸せなんだと思えて
辛い気持ちから
少し開放された

忘れられない日
人も自分も
死ぬんだって
激しく心が動いた日

忘れられない日
友を探して
見つけた時の
あの心の空洞化

忘れられない日
埋まってる人を
助けられずに
心がかきむしられた日

忘れられない日
何があっても
人は生き抜く力が
あるって確信した日

忘れてはならない日
人間は自然に学んで
そして
自然をも包み込む
豊かさがあるって
知ったあの日を

師が思いやりは
相手に思いをやることだと
教えてくれた

師の思いやりは
時に遠回しで
時にストレート

師の魂はどんな時も
思いやりで
満たされてる

色んな思いをされて
魂に染み込んだ
師の思いやりを
生涯の宝物にしたい

自然の中に
溢れるほどの
優しさがある

どんな枯葉も
木々が見守って

どんな木々も
枯葉が温めて

そのままの姿に
心が温ったかくなる

そのままの姿が
美し過ぎて

本当の優しさ
自然は
教えてくれてる

自分らしくは
なかなか大変
色んな雑音
聞こえてきて

自分らしくは
勇気がいる
違いを認める
心が必要

でも
自分らしくが
一番楽ちん
自分らしくが
一番愉快