柔らかいから
触りたくなる
柔らかいから
吸収していく
柔らかいから
変幻自在でいれる
柔らかいから
包み込める
生命の波長が
合えば出会い
渦を巻いて
大生命力となって
新たなものが生じる
同じものを見ても
悪意にとる人
斜交いに見る人
無感動の人
心底を感じる人
歓喜雀躍する人
感動する人
そこに込められた魂を
知る事こそ要かと
師匠が人間は
厄介なものだと
しみじみと
それでも根よく
付き合っていく
寄り添っていく
この大事を
語られた