心の何処かで
求めていると
答えが掌に
違和感無く
降りて来る
心の何処かで
念じていると
それらを支える
人達が自然と
集まってくる
無理なく
通るべき道が
見えてくるもの
疲れ果てて
ふらふらしながら
歩いていると
優しい風にのって
金木犀の香りが
どこからか
さっきまでの
ふらふら歩きが
嘘のように
真っ暗な中から
こんなにパワーを
ありがとう
無言のパワーを
ありがとう
時分の花は
若さゆえの美しさ
時とともに散る
誠の花 は
修行による美しさ
時とともに輝く
世の中は
こうして平等だと
分かっていれば
誰に対しても
憂えるはず
何に対しても
謙虚になれるはず
会う度毎に
真っ直ぐな
優しい目に
なっていく
会う度毎に
爽やかな
眩しい笑顔に
なっていく
それをチラッと
見つめて感じる
喜びどれ程か
分かりますか
平和は眼に
平和は声に
宿るもの
確信ある声と
優しい眼は
庶民を守る象徴
穏やかな声と
輝く眼は
人を愛する象徴
平和な眼と
平和な声
確かな平和の
基準にしたい