物に溢れた
世界にいれば
溢れる物に
潰されそう

飢える意味が
時代と共に
変化して

今多くの人が
愛情飢餓に
苦しんでる

それは時に
残忍さも伴って
共感や忍耐も
削りとっていく

愛情を貪る性
そこに向き合う
愛情と英知が
ただ欲しい

スキンシップは
呼吸するのと
同じ程大切で

人の心の中の
安心感と
充実感を
呼び覚ます

スキンシップを
通してお互いを
感じあって

スキンシップを
土台として
人間の豊かさが
養われていく

触れ合う事を
もっと大切に
もっと丁寧に

繊細な神経は
時に自分を
焼き焦がす

繊細な感覚は
時に人の魂に
タッチできる

自分が
嫌になったり
うっとりしたり
アップダウンが
少々激しい

小さい頃から
人一倍
神経を使って
鍛えられた
賜物でしょう

人間は
鍛えられて
真の人格が出来る

鍛えは
忍耐の持続を
伴って
自分を律する力を
養っていく

底知れぬ苦渋を
伴う鍛えこそ
真実の鍛え

それは
自分を超えて
他者の為に
この一点で
可能になる

先には
想像出来ない
世界が広がって

何物にも
振り回されない
人格が完成する

笑には色々

お腹の底からの
大口笑い

ちょっと不気味な
薄ら笑い

幼子を見つめる
優しい笑み

中でも
一番楽しいのは
思い出し笑い

思い出し笑いの
心理はきっと

その人の
意外な面に
愉快さを感じて

その人に
一歩接近してる
からに違いない