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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2018年6月27日(水)

「いちいちキリがない」って⁇


「日々の心いろいろ」より (サラサドウダン)

患者さんが大学病院にて症状を訴えるも、検査に出ないので、医者
から「これ心療内科でしょ」「そんな事でいちいち言ってたらキリがない」と冷たい言葉だったそう。。。

それでも患者さんは、「有名な先生だし、また行った方がいいですか?」と言われます。なんで行くの~(汗)

中々の日本人的な考えかな(笑)

この患者さん、姉妹にも同じ病の人がいて、症状が全く一緒だそうです。目、口が酷く乾燥して喋りにくく、食べ難いと言った状態です。酷い痛みも伴ってます。いちいちってレベルじゃない。

鍼をすると乾燥してる舌は、大概、潤ってきますが、この患者さんは色褪せてる上に全く潤いがありません。

根気よく治療する必要があります。

それにしても、検査に出なくても辛い症状を訴えてる人は多いです。そんな方の多くは心療内科に回されてしまいますが、

東洋医学は、初めから体も心も共に診て行くので、そんな発言はしないですね。寧ろ検査に出ない人の味方です(笑)

「いちいちキリがない」。。このお医者さんも疲れてるんでしょうね。患者さんが多過ぎて、患者さんの訴えを聴く余裕も無いのかな。

患者さんを診させて頂くこちら側こそ、心身共に健康でないと…変な悪循環に陥ってきます。ね。

2018年6月22日(金)

ゆとりを持った健康オタクに(笑)


「日々の心いろいろ」より (ワスレナグサ・ブルームッツ)

久々に本屋さんに行って驚いたのは、健康に関する本の多さが半端ない(笑)ですね。

という私も1冊購入してしまい、しまった、と読んだ後に思うしまつ(笑)
役に立つようで立たない内容だったので。。

患者さんも、実に様々な情報を入手し、健康法を実践しておられます。

中には、マクロビオティックと、アーユルヴェーダの両刀の方も。
それぞれの先生の食事指導が違うので、かなりややこしそう(笑)混乱されてました。

これを食べてはダメ…ばっかり言われると人はどうなるんでしょう。間違いなく余計に食べたくなります(笑)。これが人間です。

先生にダメって言われたものを食べた時どんな感情になるでしょう。罪悪感です。悪い事をしてしまった自分を責めます。真面目である程。

よく、こんな罪悪感をお持ちの患者さんが来られます。もし食べちゃったら「あ~美味しかった!」ってニッコニッコ(笑)して下さいよ~とお伝えしますが。

同じ食べるのなら喜んで食べなくちゃ。美味しかった~っていう幸せ感が体に良い影響を与えます。何事もゆとりが大切ですし、何事も楽しくないと続けられません。

例えばヘマして笑えるのも、自分を許せるのも心のゆとりですよね。

健康に関する本がこれだけ並ぶという事は、調子が悪い人だらという事です。

こんな時の養生指導は簡単ではありません。
先生の一言は大きいという事を知って、ひとりひとりの患者さんの性格や体に合った養生指導が出来るようになりたいですね。

2018年6月13日(水)

オネショの無い日は一度も無い!

6月と9月は小学校で自然学校という子供にとっては嬉しくも緊張する行事があります。

この時期になると途端に増えるのがオネショさんです。うちに来られるオネショさんは粗全員と言っていいほど男の子です(笑)

何故男の子に多いのか様々考えられます。高学年なので本人も親以上に相当悩んでおられるでしょうね。

ここにも、生まれてこのかた「オネショの無い日は一度も無い」という子が来られてます。が、先日お母さんから喜びのお電話がありました。

鍼後初めて2日間全くオネショが無かったんです!って。コツコツ半年鍼には来られてましたが、その間喘息も治ってます。

この2日で本人は変わりました!雰囲気が。

オネショさんについては、東洋医学的には色々ありますが、精神的な問題もかなり大きいです。

先ず思うのは、オネショで日常のストレスを発散させてるのかなと感じます。

その子のバックボーンを理解する事が大切です。親子関係、兄弟関係、それぞれの家族のポジション、その中で彼はどんな気持ちか等々…

話さなくても理解してあげてるだけで鍼の効果も変わってきます。

それもこちらが必死で理解しない方がいいです。軽いタッチで深い所を離さずに…が大事でしょうね。

2018年6月6日(水)

自分発で地球を守らなくっちゃ?


「日々の心いろいろ」より (オンシジウム)

皆さんは毎日ビニール袋を何枚くらい手にしてますか?
スーパー等ではエコバッグが定着してますが、百貨店やコンビニではビニール袋が飛び交ってます。ガムひとつもビニール袋に入れるのが当たり前の日本。。。

ビニール袋は土に還る事の無い永遠のゴミです。実際、鳥や魚達、海ガメやクジラのお腹から大量のビニール袋が出て来てます。

環境破壊しまくり…環境汚染は人間に必ず帰ってきます。余りにも多過ぎる不妊症やアレルギー疾患等々に関係無いと言えるでしょうか。

日本はアメリカに次いで世界2位のビニール袋消費国です。1年間で305億枚が消費されてるそうです。でもこれは10年ほど前の調査で、ある説によれば460億枚らしいです。

因みに中国は7300億枚!だそうです。1年間ですよ。10年経ったら。。。きゃぁ、計算出来ない。でも中国政府は2008年6月1日から「“レジ袋”の生産、販売、使用を規制する」との通達を公布したそうです!

ビニール袋は1965年頃に初めて作られました。それまではお野菜は新聞紙に包んで、お肉は竹の皮に包んで、お豆腐はお家から持参のボールを持って買いに行きました!

私もお豆腐買いにボールもって行った記憶あります(笑)平和そのもの。

カリフォルニア州では2014年にレジ袋禁止法案が出され、EU加盟国は2025年までに一人あたりレジ袋を年間40枚にする目標を掲げてます。2014年3月からサンフランシスコではペットボトルでの飲み物の販売禁止になりました。世界は対策を国挙げて頑張ってます。

日本はまだまだ思い切った政策がとられていません。庶民一人一人がビニール袋ボイコットを日々の生活の中でする事が大切じゃないでしょうか。

2018年6月1日(金)

男女逆転して和平?


「日々の心いろいろ」より (デンドロビウム・ファーメリー)

ここ15年程でしょうか?いわゆる女らしさ、男らしさが逆転してるように感じます。

らしさって言うと今は古いって怒られそうなので…今迄考えられてきた男女の性が変化してきてるって言った方がいいでしょうか。

身近な例では、お尻の小さくなった女性、旦那さんを殴る奥さん(笑)サバイバルゲームを楽しむ女性、職業選択も自由になってきましたね。

男性は、白魚の手の男性、スネ毛を剃る男性、物腰柔らかな男性、ぬいぐるみを愛する男性、化粧をする男性…自由です。

基本、男性は陽、女性は陰。陽は硬く、陰は柔らかですが、何だか逆転現象起こってます。女性が多く社会に進出したのも大きいかも知れませんね。

魚も水温が低くなるとオスとメスが入れ替わるそうです。このように、環境変化によって性別が転換する生物、体が大きくなるにつれて性転換する生物、集団の中のメスとオスの比率によって性を変える生物等…いるようですが、

全てそれらの変化は遺伝子レベルでおきてると村上和雄先生は言われてます。

こう考えると、「男(女)は、こうあらねばならない」という考え方はもう通用しないですね。

大局から見れば、様々な変化は全体の歪みを是正してバランスをとってる姿…と柔軟に考えた方がいいんでしょうね。

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