「日々の心いろいろ」より(平果金花茶)
奈良の師匠の元に通い出してまる11年になります。月4回から多い時は6回、勉強させて頂いています。
思えば1年目の時、両手が腫れ上がったリュウマチ患者さんを治せなくて、師匠にご相談し勉強会でとりあげて下さった事が昨日の事のようです。
それから、事あるごとに患者さんをお連れしたり、カルテを見て頂いたり、自分も治療を受けたり、どれ程沢山の事を教えて頂いたか数え切れません。
今年も、私には難事の患者さんを、目の覚めるような素早さと勢いで治していかれました。
色んな意味で難病中の難病の患者さんですが、誰が見ても鍼の効果は歴然です。本当に目の覚めるような見事さです。それも刺さない翳すだけの鍼で…です。
今日は、初心を思い出し、まだまだ師匠にぶつかって教えを請うていこうと強く決意しました。
師匠の「お母さんが生きてたら喜ぶだろうな」の温かい一言に、母が側で聞いているように感じてなりませんでした。
感謝…合掌。