「日々の心いろいろ」より(ロウバイ)
患者さんのお話を聞いていると、人間って本当に色んな意味で凄いなぁと思います。
当時2歳の女の子が初診で来られました。
それも、卵巣のう腫です。
保育園の内科検診で両乳腺肥大が見つかり、その後、不正出血が続き、大学病院で検査したら6センチ大の左卵巣のう腫が見つかり即入院に。
1ヶ月後に手術予定という事で来られました。
聞くと、この子を妊娠した初期にお母さん自身も、同じ大きさの卵巣のう腫が同じ左側に出来ていたそうです。
それを聞いて、これは消えると思い、古代鍼で刺さない鍼をしていくと、綺麗に消えました。医者は不思議がり、半年後に来て下さいとの事。今は元気な7歳です。
今日も同じ様なチビちゃんが来ました。この子も2歳の男の子ですが、膀胱の病です。
不思議な事がたくさん有ります。でも不思議でも無くてこういう事はよくあります。
みんな気付いてないだけなんです。
特に2歳位の子どもは、まだ全く汚れていない魂の世界にいるからだと思います。
2歳恐るべし。親御さんはある面お子さんに感謝すべきですね。
浅草の築地すし一番にて。
本マグロサイコー!
堂々のスカイツリー。
夜景見て欲しいっす。
この連休は順雪会という関東支部の先生方中心の宿泊型の研修会に参加してきました。
今回は刺鍼実技と言うことで、大勢の先生方が参加され熱心に勉強されてました。
私はスタッフ達と前日に、母が若い頃よく往診に通っていた銀座で一泊し、浅草で美味しいお寿司を頂き、スカイツリーのてっぺんに登り、満喫してきました。
同じ東京でも、浅草になると雰囲気も人も、とっても庶民的かつ、大阪のような泥臭さが無く、いっぺんに好きになりました。
次の日は、師匠の講演を楽しみにしながら上越新幹線に乗り込みましたが、
到着すると、雪景色は全く無く、ポカポカ陽気、小春日和で驚きました。
師匠の講義は、臨床50年の集大成とも言うべき深い内容でした。一生かけて実践し思索しながら生命に叩き込んでいくことを誓いました。
お昼は雪の心配をしながら、私はスキーに出かけましたが滑る雪はバッチリあって気分爽快でした。
夜は大宴会、スタッフと共にコントしたり鼻笛を吹いたり遊んできました!コントはフォローの仕様も無い(笑)っていう感じで、皆さんコント困っておられましたが楽しかったです。
夜は夜中2時まで鍼の実技を大先生方と共にさせて頂き、本当に充実してました。でも夜は早くねnight とね。
帰る日の午前中も実技を時間ギリギリまでしてました。皆さんどれだけ鍼が好きな人達が集まってるのでしょうか。本当にみんな鍼を心から愛してますね。
この盛りだくさんの流れの運営を関東支部の先生方がして下さいました。関東支部の先生方には本当にカントウ(笑)しました。
特に、高田敬先生には合掌します。貪瞋痴を全く感じない珍しいお人柄ですね。尊敬します。本当にお世話になりました。ありがとうございました。お疲れ様でした。
群馬の山は男らしい。
スキーもすきすきでした。
「日々の心いろいろ」より(ヘリアンフォラ・ヌタンス)
最近、お子さんのチックが多いですが、子ども達も世の中のストレスをしっかり受けているのでしょうね。
昨年末も可愛い男の子がチックで来られました。本当に可愛くて星の王子様にそっくりさんです。
まだ3回の治療ですが、落ち着いてきましたとお母さんが落ち着いて(笑)言われます。
思うに、チックの子のお母さんは落ち着いておられる方が多いです。安心感があります。
小さくても何か大人の魅力がある星の王子様は、鍼をツボの一箇所にかざすと、ニコッと満面笑顔になります。
「先生の手はすごいオーラを感じる。超能力ある」とお家で言ってるようで(笑)、
じゃ、先生と宇宙からも交信できそうね~と真剣に王子様に伝えました。
子どもの感性は大人の比ではありません。
彼も大人になったら、世界中の人達の心が解る平和の使者になるんだろうなぁと、ホントに思わせてくれるよな星の王子様です。
喧嘩ばかりの大変な地球に生まれてくれた子どもたちを、鍼を持ってこれからも応援していきますね。
年末年始は皆さん一年の疲れが噴出するのか体調を崩される方が本当に多いですね。
昨年も大晦日に急患さんが来られました。ぎっくり腰ならぬ「ぎっくり首」で、先生、助けて~と連絡が入りました。
かなり酷くて、勿論ベットに横になれません。激痛でどの方向にも首を全く動かせません。数日痛みで眠れず…大変な状態でした。
座ったまま治療です。足のツボにお灸を50壮以上はすえ、その後、頭のツボに5分だけ鍼を置き治療を終えましたが、
ぎっくり腰で動けないのも、ぎっくり首も同様で、必ずと言っていいほどバックに強烈なストレスを抱えておられます。
お灸を据えながら、「何かあったね?そうで無いとここまで痛くならないよ~」と質問すると、案の定でした。
その問題も、捉え方や考え方を話し合って帰ってもらいましたが、簡単に言えば、ストレスで気が上に上がった所に、寒邪が下半身を襲い、益々気が上に上がった状態になり首がフリーズしたものでした。
鍼の凄さを改めて思い知りましたと言って頂き良かったですが、心と体は切っても切れ無い関係だって事を心して今年一年も過ごしたいですね。
今日から今年の診療がスタートします!また鍼をもてる幸せに感謝して、お身体をしっかり診させて頂きます。
鳥には鳥の、魚には魚の通るべき道があるように、人にも人が通る道があります。
人それぞれ立場は違いますが、人の生き方の本来の道は、「人の役に立つ」事でしょう。
この本来の道を歩む事で、誰もが生きる歓びを心底感じれるように思います。
この道を鍼を持って、今年も生命力満々と、明るく生き生きと歩んで参ります。