昨日は有意義な鍼灸の勉強会でした。
午前中は鍼の実技練習。私は、患者さんも多数お世話になっている東京の清明院院長、竹下有先生と組みました。
古代鍼の使い方も本当に素晴らしく、その即効性は驚く程でした。日々真剣に臨床されてるのを感じました。流石です。
午後からは藤本蓮風先生が、ご自身の半生を振り返られ、鍼に対する思いを深く語って下さいました。
一貫した鍼への確信と情熱…この一点において絶対の安心感があります。50年の重み、一歩づつ学ばせて頂き成長していきたいです。
最後は、原元気先生の鬱証の症例発表でした。
先生は、この難治の疾患を本当に根気よく、誠意をもって治療されてる様子がカルテから伝わってきました。
患者さんからも頼りにされ過ぎて、心身ともに超多忙な先生。終わりのお酒の席では柱に頭をガンガンぶつけながら寝ておられました(笑)無邪気そのもの。味があります。
若手がどんどん入り、成長している北辰会は人材の宝庫です。私も遅ればせながら前進します。