先週土曜日に、2回目の「予防医学ミニ講座」が無事、大盛況の内終わりました!
皆さん、本当に熱心に聞いて下さり、心から感謝致します。
お帰りには、ある脳梗塞の患者さんが、「脳や頭の事ばかりを考えててもダメだという事がよく分かりました!」とか、
「自分の今の状態を、知れて良かったです。」とか、
ご友人の方は、「私の身体をもっと知りたいので、治療受けに来ます」等々、
嬉しい感想を寄せて下さいました!
誰もが納得できる東洋医学を、如何に分かりやすく伝えられるか、
これからも皆んなで頑張っていきます。
鼻水、クシャミ、目の痒み、咳、喉のイガイガ等々、風邪と花粉症は似た様な症状を呈しますので、
「これって風邪ですか?花粉症ですか?」とよく質問されます。
今年は、例年に比べ花粉の飛散量が何倍もひどい上、寒暖差が激しいので、
風寒邪が引き金となって、花粉症の様な症状によくなります。リンクしてますね。
様々ケースはありますが、風邪は寒邪、花粉症は熱邪と捉えます。
風寒邪中心なら、寒邪を取るツボに、熱邪中心なら、熱邪を取るツボに、両方同じ程なら、寒邪と熱邪を取るツボに、鍼をします。
養生は、ストレス食いをしたり、寝不足したりしない事です。
ストレスや過食は邪熱を生じ、寝不足で疲労すると抵抗力が無くなり、風邪を引きやすくなります。
私も、やられました~(^^;;
春の光は眩しい。
こんな寒暖の差が激しいと、腰抜け(笑)の人が沢山来られます。
腰は人体の中心ですので、笑ってられませんが、本当に腰が抜けた状態です。
先日も、神戸の職場からタクシーで来院された患者さんは、
歩行困難で信号も渡りきれず、タクシーの乗り降りも、大変な苦労、そこから足が出ず、横にもなれず。。。酷い腰抜け(^^;;
職場の人達からは、ブロック注射しろや、薬飲めやの大騒ぎだったようですが、
鍼1本で、みるみる回復。3回で完治です。
こんな時、鍼と共に、ちょい自慢したい気分になりますね~
鍼ありがと。
バラにはリラックス効果あります。
世の中、様々な過ストレスによって、うつ病を発症される方が多発してますが、
心と身体が悲鳴をあげてる状態…誰にでも起こり得ます。
嘆いたり、全てを投げ捨てる必要など全くありません。
身体から治していくのが鍼灸治療です。
ここ鍼灸院にも、よく来られますが、殆どと言っていい程、脾胃(胃腸)が弱っておられます。
舌の苔が、かなり分厚く、ネバネバしています。湿邪はしつこい。
不眠、悪夢、目が虚ろ、不安感、酷い疲労感…。薬も効果ありません。
そんな方が、フッと何か身体を覆っていたベールが取れた感じに。7診目です。
このベール、本人は気づいていないですが、これは良くなる兆候です。
ここから、日に日に良くなってきました。
どんな事でも、便利過ぎたり、楽をし過ぎると、本来の能力は軽減してしまいます。
人間楽したいのに、上手くできてます。
人の身体も同じです。
薬を必要以上に使うと、生体側が、楽をしておさぼりしてしまいます。
本来、生体は、治そう治そうと、必死で働いてくれるものですから、
その能力を削る程、薬を使用しない方がいいですね。
生体が助けてくれてありがと。と言って貰える様な、
薬の微妙な加減をするのが、当たり前の時代になって欲しいです。