指揮者 の小沢征爾さんが、先日出演されたテレビでの一言です。
「音楽家は、ちょっと先に出ても、ちょっと後でも、ちょっと高くても、ちょっと低くてもダメなんですよ」
一流の方のひと言ひと言は、真剣ですし、東洋医学にもかなり通じます。
そして、何と言っても、凄いのは、情熱が半端ない…驚きます。
今年、80歳という小沢征爾さん、一貫してこの大情熱を保ち続けておられる。
ビンビン伝わってきます。一流の人はみんな燃えてます。情熱以外、付随するものが何も無い…
「火に油を注げ」との師匠の言葉、深いです。
患者さんが入室された時の空気、大切にしてます。
その場が、パッと明るくなる人、ドヨンと暗くなる人、ピリッと緊張してる人、実に様々です。
人の発する「気」…影響力大きいですね。
施術者も然りです。
患者さんがどの様な気を発しようと、冷静にその気を感じ、
一切巻き込まれず、温かい「気」を持って治療させて頂き、
何かベールが取れたような、清々しい「気」を伴って帰って頂く。
「元気」のいる仕事ですね。生命力満タンに。
患者さんが、「先日、卵6個採れて、ひとつは弱いので5個保存しました」と話されます。
一昔前には聞かれなかった発言が、今や日常、普通になってます。
手塚治虫さんの漫画に出てきた人工心臓も、今は現実に。。。
何とも、色んな面で、ホント凄い時代です。
このまま、自然から離れた事が、ドンドン進展していったらどうなるのでしょうね~
勿論、いい面もあるでしょうが、偏り過ぎれば、必ず、自然体を欲していくようになりますね。
間違いなく。
そういう意味で、東洋医学は先駆を走るようになるでしょう!
楽しみです。ワクワクします。
咲こうという一念と、咲かせてあげようという一念(環境)の双方があって、花が咲くように、
治そうという一念と、治してあげたいという一念が合致して、治るという結果を生みます。
患者さんの一念が、どちらを向いてるのかを観るのは、とても重要です。
患者さんだから、治そうと思ってるとは限りません。
治したいと、治そうはチョット違います。
時間のかかるもの、鍼以外の方法がいい場合、様々ありますが…
治そうの一念は、身体が喜びます。
でも、これも、それも、こちらの一念の反映…ですね。
目に見えない攻防戦(笑)大切です。
春は新芽が芽吹く時、心機一転の季節でもあります。
実千代鍼灸院にも、新しい芽ンバーが入ります!
鍼を真剣に学びたい人には、どんどん来て頂きたいのですが、
何しろ狭い場所ですから、何人も雇うことが出来ません。
新たに、午前中だけの人、週一回だけの人の2人が、3月から加わる事になりました!
スタッフといえども、全員、鍼灸の国家試験を合格された先生方です。
4人の先生方と切磋琢磨して、私も共に成長していきたいと思います。
また新しいスタッフ共々、宜しくお願い致します。