京都 哲学の道
患者さんから、「鍼で興奮を抑える事出来ますか?」と質問があり、
聞くと、「躁鬱病の父が暴言を吐いて大変、2週間後の結婚式に間に合わせて欲しい」との事。
はい、悪いのは暴言を吐く父…ね。
ご家族全員、治療経験ありですので、大丈夫ですよ~と引き受けました。
お父さんは5年ぶり。問診は私がしました。確かに興奮して、言いたい放題ですが、何とも正直なお父さん。
鍼を一本。
3診目で、「ココロと体は繋がってるんですね…鍼されると、何も考えられなくなります」と、仏さんみたいなお顔です。
結婚式は、無事に平和に終わりました。
今年の紅葉は最高です!
最近、緑内障の予防の為にと、レーザー治療をされた方が来院されました。
緑内障の予防レーザー…そんな治療あるんですね。チョット怖いなぁ。
その直後に、酷く体調を崩されてますが、医者は因果関係は無いと。。
医者から、失明すると言われた事がかなりのショックだったようです。ここに因果あり?
お医者さんとの信頼関係も無い状態で決裂。
悲しい事です。
地域医療の先駆者、早川一光先生の言葉に、
「医療というものを通じて人間と人間との心のつながりができあがっていくことが、本来の医療の目的ではないでしょうか」とありましたが、
西洋東洋問わず、医療人の基本にしていくべきと感じます。