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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2013年11月4日(月)

137.更年期を考えましょ①

50歳前後になると、月経の有無に関わらず、大なり小なり訪れる更年期障害。閉経すれば尚の事です。

体は正直、これも自然の摂理です。ジタバタしても仕方ありません。

前駆症状も人それぞれですが、特徴は「のぼせ」です。

東洋医学的に、簡単に言えば、生殖器等の機能を含む「腎の臓」が弱る事によって、「肝の臓」や「心の臓」の機能が、亢進する疾患です。

つまり、土台となる「腎の臓」の支えが弱った時、上へ上へと気血が上り「肝の臓」や「心の臓」に変調をきたすのです。これが更年期です。

「肝の臓」中心に症状が出れば、イライラ、ホットフラッシュ、五十肩、めまい、耳鳴り、不眠や入眠障害、手の強張りや関節痛等々起こり易く、

「心の臓」中心に症状が出れば、不眠、眠りが浅い、多夢、多汗、精神不安定、動悸、神経過敏からうつ症状等々が起こり易くなります。

土台の「腎の臓」の弱りが酷い場合は、やる気が出ない、根気が無い、物忘れがひどい、集中力に欠ける、腰が怠い、尿漏れや尿不利(出ない)、ふわふわして地に足が着かない感じ等々の症状が出ます。

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