阪神淡路大震災から今日で30年。いくら節目を刻んでも、心に刻まれた衝撃は昨日の事のようです。
私は寝ぼけてたかして、爆音と揺れで戦争が始まった!と思った程でした。すごい揺れでベットにしがみつくのが精一杯で、まるで脱水機にかけられてる感じでした。
揺れがおさまった時のあの静けさも忘れられません。驚き過ぎると人は声が出ないんですね。マンションから外を見ると火の手が数件上がってました。寒い朝でしたからね。
マンションは、後、数秒揺れていたらぺちゃんこだったでしょうね。多くのマンションの真ん中が潰れてましたから。ドワは歪んで兄が外から蹴って開けてくれました。
丁度マンションに足場を組んでいたので、直ぐ足場を伝って近所の人の安否を確認しました。あるお婆さん腰抜かして立てない状態に。
TVに出るより早く新幹線の高架橋が落ちているのを発見しました。何故か笑いが。不謹慎ですが、これは究極の驚きだったのかも。
震災の数日前に会ってた後輩が両親を残して兄弟で亡くなりました。会った時、この家古いから引っ越したいと言ってましたね。
また友人のお兄さんの奥さんが亡くなりました。後数日で赤ちゃん産まれるはずでした。お兄さんはその後行方不明に。1人で神戸で炊き出しのボランティアをされてたそうです。
ここには書ききれないほど映像として沢山残っています。西宮市は殆どの方が圧死。。。小学校に避難するも入れず、運動場の真ん中に車を停めて寝ました。その時のお月さんの美しかったこと。
この後もたくさんの地震。災害大国日本です。いつどこで東南海地震が起こるか分かりません。
備えあれば憂いなしです。
簡易トイレと大型充電器はすでに購入済みです。家具も本棚以外は低いので大丈夫。皆さんも色々点検して下さいね。準備してても起こったら大パニックですから。
亡くなられた方のご冥福を朝しっかりご祈念させて頂きました。