このような医療関係の仕事をしていると、たまに肝を冷やすような出来事に遭遇します。
こちらの決断が生死を分けると言えば大袈裟かも知れませんが。。。先日も久々に。
90歳のご婦人が40度の高熱でご家族から夜中に電話がありました。本人が救急車は嫌というので駆けつけましたが、
熱中症と風邪を併発してました。気温30度越え湿度90越えの日にクーラー無しで過ごされて。。。
夜中じゅう家族と連携をとり、次の日の朝の治療後、熱はやっと7度台に。事なきを得ましたが。。危険です。
年齢いった人は夜中にまた発熱しやすいので、念のために町医者に行くように勧めました。すると肺炎も熱中症も無し、食べれてるから点滴も要りませんと言われたようです。
こんな時、北辰会の多面的観察が本当に功を奏します。重症患者さんの判断は、眼神、脈、舌。これは決定的に大切ですね。
いつもいつも、これでもかと繰り返し教えて下さっている師匠に感謝しかありません。