こんにちは、小川環です。
寒暖差のはげしい時期が終わり、ようやく春らしく…と思っていたら、日中24〜25℃と、もはや初夏の気温に…💦
暦では、明日から「穀雨(こくう)」です。春の最後の二十四節気で「春雨が百穀を潤す」という意味が含まれています。
予報でも、来週は曇りや雨の模様です。
恵みの雨はありがたいですが、気温の変化と共に、湿度も上がりやすいので、体調を崩さない様に、気をつけたい時期ですね。
湿度の上昇に影響され不調をおこしやすいのは、胃腸です。
また、気温の上昇により、微生物も繁殖しやすくなっています。
胃腸を守る為にも、食事には、しっかり火を通して、胃腸炎や食中毒予防を。
そしてこの時期は、急な気温上昇に身体が慣れていないので、野菜や果物を意識して摂り入れて、身体に熱がこもらない様にするのも一つです。
春が旬のお野菜の中では、
春キャベツは胃腸の働きを助けてくれ、アスパラガスは利尿作用や便通を良くして、湿をはらう役割があります。
くわえて、庶民の味方の新玉ねぎ!玉ねぎは、胃腸を温め、気の巡りを改善し、利尿作用でむくみ防止も期待できます👍
そして、アオサやワカメも、今が旬です。
身体にこもる余分な熱を取ってくれるので、のぼせやほてりの改善が期待できます。
ただ、塩分が多いので、摂り過ぎ注意ですが💦
そして、通年、実千代先生が患者さんによくおっしゃっている、「部屋の温度と湿度の管理」です。
湿度は「50〜60%」におさまるように、身体に適した環境を整えて、少しでも快適にすごしましょう!
こんにちは、小川環です。
ここ最近は、朝晩の寒暖差があったり、週毎に温かい寒いを繰り返していて、体調合わせるのが、大変ですよね
暦では「啓蟄(けいちつ)」にあたり、「土中で冬ごもりしていた生き物たちが目覚める頃のこと」で、「芽吹き」の季節です。
気が上へ上へと、のぼりやすいので、イライラしやすくなったり、ザワザワと落ち着かない事もあるのではないでしょうか。
普段から、のぼせやすい、吹き出物ができる、排泄の臭いが強め、口臭がある、という方は、身体に熱がこもりやすく、その熱により、イライラが助長されます。
油っこいもの、甘いもの、辛いものはチョット控えめにして、お野菜を多めに摂って、熱を溜め込まない様にしましょう。
また、伸び伸びと発散することを体が欲する季節です。
ゆったりとした服を選ぶと、身体が楽ですよ~。
他には、軽いストレッチをしたり、
お日様を浴びて深呼吸したり、
香りのよい食材(春菊、菜の花、大葉、三つ葉、セロリなど)や、
コーヒーやアロマなどの、好きな香りで気を巡らせるのも、イライラ解消の一つに。
心身ともに、スッキリして新年度をむかえましょ~。
こんにちは、小川環です。
昨日は、にわか雪が降りましたね。
今週末はグッと冷え込むので、しっかり防寒して体調を整えたいですね。
冷え込んでいますが、暦は立春も過ぎ、「雨水」になりました。
寒さが柔らぎ、雪解けが始まり、田畑を潤すので、農耕を始める時期とされています。
陽気が増え、活動的になれる季節ですが、変化に体が追いつかないと、イライラしたりして、メンタルが安定しないことも。
今の時期の養生は、肝の臓が大切です。
イライラすると、肝に負担がかかり、気が上り、のぼせやすく、頭痛やめまいに繋がることも。
逆に下半身は冷えやすく、足腰の不調になりやすい方もいます。
時間や服装はゆったりと、リラックスできる環境にしましょ〜。
肝の臓を助けて、イライラを柔らげるには、青(緑)の食べ物がオススメです。
春菊、せり、セロリなど香りの強いものをはじめ、ブロッコリーや春キャベツなどが相当します。
中でも、この週末はまだ寒いので、鍋に春菊はいかがでしょう。
春菊の強い香りが気の巡りをよくしてくれるので、メンタル安定に効果的です。
また「潤肺消痰(じゅんぱいしょうたん」と言って、肺の粘膜を潤して、機能を補助し、痰を消す作用もあるとされているので、乾燥するこの時期にピッタリです。
食物繊維による整腸作用も期待できます。
「ばっかり食べ」は推奨しませんが(笑)、気が巡りやすい、青(緑)の野菜で、春の変化に備えましょう。
こんにちは、小川環です。
2025年
明けましておめでとうございます。
今年は巳年ですね。
自分の殻をやぶり=脱皮し、精進する為の、目標として…
今年の抱負は「習慣付け」です。
先ずは、読書の習慣!!
以前はもう少し読書してた気がするのですが(苦笑)、毎日読書時間を30分取り、活字に慣れ親しみ、知識と想像力を育み、そして、豊かな文章表現へとつなげたいです。
もう一つは、小さなことですが、毎食後の「歯間ブラシ」です。
歯茎がシミるのは、知覚過敏と思っていたら、年明け早々に「初期の歯周病」ということが判明しました💦ガーン!
歯の健康は、身体の健康につながってますから、身体の為に習慣つけて、きちんと治したいと思います。
本年もどうぞ、宜しくお願い致します。
そして、今年から、月曜の午後を月に数回担当させていただく事になりました。
みなさまの健康のお役に立てる様、頑張ります!
こんにちは、小川環です。
すっかり寒くなり、今年は各地で雪が豊富だそうで、ウインタースポーツを楽しまれる方は、嬉しい季節ですね。
さて、東洋医学では、季節に応じ「五味」という考え方があり、大切な養生のひとつです。
そもそも、東洋医学では、五行学説といって、「木(春)・火(夏)・土(梅雨)・金(秋)・水(腎)」という5種類の性質と特徴からすべての事物が生成される、と考えられています。
この「木・火・土・金・水」に、五味は「酸・苦・甘・辛・鹹(えん)(塩)」に相当します。
木(春)は酸味と関係が深いです。
火(夏)は苦味、土(梅雨)は甘味、金(秋)は辛味、水(腎)は鹹味です。
この考え方から、季節毎に「五味」を心がけて摂ることが、良いとされています。
冬は五臓では「腎」にあたります。鹹味は腎を営養するのに良しとされていますが、摂りすぎは逆に腎を傷つけます。
和食は塩分が高く、年末年始は外食が増えたり、保存性の高いおせちは塩分多めなので、むしろ塩分を控える方がよいでしょう(苦笑)。
余談ですが、栄養学的にも、「30品目食べましょう」と謳われたのは、そもそもは、食品の偏りを少なくしてバランスよく食べる為でした。
実践に合わない事などから改訂され、推奨されなくなりましたが…。
実千代先生が常々おっしゃってる、「東洋医学はバランスが大事」に通じていますね。
どんな物も摂り過ぎは厳禁⚠️です。
バランスよく、適量を頂いて、健やかに新年を迎えたいですね🎍