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Michiyo Cafe

Michiyo Cafe -院長と患者さんのホンネのおしゃべり- 第2回:突発性難聴

Michiyo Cafe -院長と患者さんのホンネのおしゃべり- 第2回:突発性難聴

今回は看護師さんとして活躍されていた副島さんとのカフェです。突発性難聴がきっかけで実千代鍼灸院に来られ、そこから新しい人生が始まりました。突発性難聴の事だけで無く、ご自分の転職の理由や、精神と身体の関係、性格は鍼で変えられるか等々、対話は広く発展しました。是非気軽にお読み下さい。院長実千代より… 司会 平野さん×副島さん×実千代院長

今回は看護師さんとして活躍されていた副島さんとのカフェです。突発性難聴がきっかけで実千代鍼灸院に来られ、そこから新しい人生が始まりました。突発性難聴の事だけで無く、ご自分の転職の理由や、精神と身体の関係、性格は鍼で変えられるか等々、対話は広く発展しました。是非気軽にお読み下さい。院長実千代より… 司会 平野さん×副島さん×実千代院長

突発性難聴ってどんな病気なの?

■司会 平野さん(以下 司):今日、第二回目の実千代カフェは前回の司会をしていただいた副島香織さんにお話を伺いたいと思います。

■実千代院長(以下 実):宜しくお願いします。

■司:では、先ずはじめに副島さん、自己紹介からお願いします。

■患者 副島さん(以下 副):はい。私は長くずっと看護師として働いていたんですけども、ちょうど3年前ぐらいに突発性難聴になって、で、西洋医学の治療を受けたんですが、全然治らなくて、実千代先生のところで鍼灸治療を受けました。それがきっかけで鍼灸師の道を志すようになって今鍼灸の専門学校に通っています。毎週土曜日は実千代鍼灸院でお手伝いもさせて頂いています。

■司:西洋医学から東洋医学にシフトですね。ところで、突発性難聴について教えていただけますか?

■副:突発性難聴は原因不明の突然に起こる内耳の障害と定義されています。耳の奥の内耳っていう、音を電気信号に変えて脳に伝えるところと、平衡感覚を主る部分があるんですけど、そこが原因不明で突然に障害されるっていう病気なんですね。

■実:結構多いですよね。

■副:そうですね。循環障害とか、ウィルス感染とかいろいろ言われてはいるんですけど。

■実:おたふく風邪のムンプスウイルス感染でも発症する場合があるらしいですね。

■副:はい。ただはっきりとした原因がまだ分かっていない病気で、治療としたら主にステロイドとか、あと神経ブロックとかあるんですけれども、まぁ基本的には早く治療を始めれば予後は良好とはいわれている病気です。

■実:どのぐらい早く治療を始めれば、どのくらいの確率で治っていくんですか?西洋医学的には。

■副:西洋医学的には、早ければ早い程、治る確率は高いです。発症して2週間以上経ってしまうと今度は逆に治らない確率の方が高くなっていきます。

■実:じゃあ2週間以内にとにかく治そうと、そういうブロックとかステロイドとかで。

■副:はい。とにかく早く治療を始めた方がいいと言われています。

■実:ここに来られたのは発症してからどのくらいでしたっけ?

■副:発症していろいろ西洋医学の治療受けてたんで、もう1か月半~2か月弱くらいは…

■実:じゃあ2週間はとっくに過ぎてますね。

■副:はい。私の場合は、聴力がゼロでした。所謂、聾(low)状態です。聾(low)状態になってしまうと実はすごく予後が良くないみたいで、完治3割、不完全に治るのが3割、全く治らないのが3割って言われました。

■実:じゃ、副島さんは重症に入るってことですか?

■副:そうですね。

■司:その治療は先ほど言われていたステロイドとか、神経ブロックの治療を?

■副:はい、もう早い方がいいなと思ってその日に治療を始めて、10日間くらいかな、ステロイド治療をしました。でも、ちょっとあまり効果が芳しくなかったので、今度神経ブロック治療っていって、交感神経を抑えることで血流をちょっと良くしてあげようっていう治療をしたんですけど…まぁ、ちょっと一部改善しましたが、やっぱり聞こえは悪かったし、耳鳴も残っている状況でした。

■実:症状的には当初どのような感じでしたか?

■副:はじめは、ある休みの日に朝起きたら、虫が耳の中に入ったんかなと思ったんです。とにかく耳鳴がすごくて…

■実:左耳でしたっけ?

■副:はい。左にもう虫がいるのかなっていうくらいひどい耳鳴でした。あまりにも耳鳴がひどすぎたので耳が聞こえないっていうことが分からなかったんです。

■実:難聴が分からないくらい。

■副:はい。これはちょっとおかしいぞと思って、近くの耳鼻科に行ったら先程言ったように、聴力はもう全くほんとにゼロでしたので。これは突発性難聴だから大きい病院に行って治療してもらいなさいっていうことで、すぐに自分の働いてる病院に行って、すぐにその日からステロイド治療を開始しました。

■実:それで結局?

■副:えっと、10分の3くらいまで聴力は回復しました。

■司:10分の3くらいまでは聞こえるようになったんですね。

■副:はい。ただ辛かったのは聞こえないという事よりも耳鳴が本当に激しくて、夜寝れなかったりで…その耳鳴はあまり良くならなかったんですね。常に工事現場にいるような感じでした。

■実:突発性難聴の患者さんは、「あの日から起こりました」って、結構、はっきり発症した日を覚えておられますね。

■副:はいありますね、その日っていうのは朝起きた時になってたっていうのが。朝起きたら突然だったので、「その日から」っていうのははっきりわかります。

■実:前日に何か精神的に辛い事があったとか、そういうのは無かったですか?

■副:前日に特に何かがあったわけではなかったです。前日といわずに、その前1週間単位でみても特に何かがあったっていうわけではなかったです。

■実:なるほどね。でも朝起きたら酷い耳鳴り。で、左耳だけで右耳は大丈夫でしたか?

■副:右耳は全く問題なかったです。突発性難聴は基本的には片側性ですね。

■実:そうですか。

■司:プラスめまいとかそういうのはなかったですか?

■副:めまいはねぇ、あの雨の日にちょっと浮遊感があるかなって思ったぐらいで。それもね、医者にめまい無いですか?めまい無いですか?って何回も聞かれたんで(笑)

■実:何回も(笑)めまいするほど聞かれた。(笑)

■副:言われてみれば、ちょっとした浮遊感、ふわふわした感じくらいでしょうか。

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  • 第4回 シェーグレン症候群

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