こんにちは、小川環です。
寒いですね〜⛄️
一気に気温が下がり、体調管理に気をつかいますね。
今日は五臓で冬にあたる「腎」のお話を。
「腎」は成長や発育、生殖に関わり、そして生命力の源と言われています。
なので、「腎」の弱りは老化に繋がりやすいです。
では東洋医学的に、どんな症状が現れやすいかと言うと…。
・腰痛
・骨折
・白髪
・のぼせやすい
・めまい、耳鳴り、難聴
・健忘(物忘れ)
・全身倦怠で根気がない 等々
思い当たる節がある場合は、生活習慣に気を付けて「腎」を大切に…🙏
冒頭で冬は「腎」にあたるといいましたが、「腎」は寒さが苦手な臓です。
特に腰や下半身を冷やさない様にすることが大切☝️
また寝不足や過労も、「腎」を傷めやすいです。
良質な睡眠を取るには22:00〜2:00の間が大事と言われています。
なるべく日付が変わる前に、特に冬は「早寝遅起き」がオススメ。
食事は塩分控えめにして、黒い食材(黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ、黒米、ひじき)を程よく取り入れましょう。
冬はエネルギーを溜める季節です。
「腎」を大切にして老化予防し、春に備えてみてはいかがでしょうか。
皮をむく前の渋柿(品種:江戸柿)ツヤツヤ大きいです✨
干すとこんな感じです。
こんにちは、小川環です。
寒くなって、空気が乾燥してますね。
院内も朝一は湿度30%です。必要な湿度は50〜60%なので加湿器フル稼働!
適切な湿度が必要なのは、人だけではありません。
今年も干し柿を干しましたが、ポテっと柔らかく仕上がり、今までで1番美味しくできた!と自負しています🤣(実千代先生のお墨付き💕)
というのも
今年は、干した後に何度か雨が降り、また最近も夜中に雨が降り…と、程よく湿度がある状態でした。
調べてみたところ、
「適度な乾燥と、湿度を繰り返すことで、ゆっくり乾燥が進み、渋さが抜け、柔らかな食感になる」とありました。
まさしく今年のお天気は干し柿にピッタリだったわけです!🙌
今年は気候の変動が大きな年でしたが、その気候によって美味しい干し柿が作られたのだなぁ、と。
自然の調和は偉大です✨
植物も人も自然の一部です。
気候に上手に合わせて養生していきたいですね。
個人的には湿度をたもって、ツヤツヤお肌でありたい〜(笑)✨
こんにちは、小川環です。
今週末は、一段と寒いので風邪に気をつけたいですね!
寒い時期は、髪を切るのをためらいますが、ケアを考えると面倒くさがりな私は(笑)、つい短くしてしまいます。
さてこの「髪」、何で出来ているのでしょうか?
東洋医学では「髪は血(けつ)の余り」とされています。
血は、身体全体に栄養と潤いを運び、生命保持には欠かせないものです。
質の良い血が充分に循環することで、髪にも栄養が行き届き、美しい髪が作られる、と考えられます。
また「髪は腎の華(か)」といい、腎の状態を表します。
髪は「腎」の「精(生命力、生殖力の根源)」の充実度の目安にもなっています。
このことから、血の不足や循環が不十分だったり、腎精が弱って老化傾向になると、髪がパサつく、コシ・艶がない、抜けやすい、など切ない事に繋がります…😢
数年前に「ヘアドネーションしよう!」と3年間伸ばしましたが、髪が長くなる程、パサつきが、気になって仕方なかったのは「血」や「腎精」が不足していたんだな…と💦
血を補うには、レバーやほうれん草、プルーンなどが。
腎を補うには、黒い食べ物(黒豆、ひじき、黒胡麻、黒きくらげ、黒米)などが、良いとされています。
また、質の良い睡眠はどちらにも欠かせません。
髪も健康のバロメーターの一つです。
身体からのサインを観察して、養生しましょ〜!
こんにちは、小川環です。
11月に入っても真夏日のニュースが流れ、暑い日が続き、どうなっているのやら…と思っていましたが、11/8の「立冬」を迎え、やっと暦にあってきましたね。
「立冬」は、暦の上では「冬の始まり」とされており、冬に備える時期と言われています。
東洋医学では五行のうち「五季、五能」というものがあります。
「五季」は「春・夏・長夏・秋・冬」に分けられ、
「五能」は「生・長・化・収・蔵」の事です。冬は「蔵」にあたりますね。
「冬は養蔵の道なり」といって、冬は栄養を蓄える「蔵」と言われるのはこの為です。
人も栄養を蓄えないといけない時期です。
ということで、
★消化の良い暖かい飲食をする。
身体を温めやすい食材である「生姜、かぼちゃ、紅鮭、海老、胡椒、黒砂糖etc」を程よく取り入れる。
逆に生物(刺身や生野菜など)や冷飲(ビールも!)は身体を冷やすので、控えめに。
★身体を冷やさない
衣類でや飲食で調節する他にも、数分でよいので湯船に浸かって身体を温める。(実千代先生の教え)
こんにちは、小川 環です。
最近、我が家はアサリの潮汁がブームです。
ふだん汁物を好まない母がおかわりを欲するほどで(笑)
旬は春から初夏とされていますが、今も売っていたら買っちゃいます。
アサリは五味(酸・苦・甘・辛・鹹)でいうと「鹹味(塩辛い)」にあてはまり、「鹹味」は腎の働きを助けるもの、とされています。
腎は成長と発育、水分代謝を調節するなど、生命力の根源にあたる臓です。
腎が弱ると、足腰が弱り、骨や歯が弱り、耳が遠くなったりと、いわゆる老化の症状がでます。
ですので、高齢である両親は腎の弱りが進んで「鹹味」を欲して、アサリを好むのかな、と思いました。
ただ、五味は相当する臓を助けますが、摂りすぎるとかえって悪化させるので、味付けは控えめに…。
なんでも匙加減が大事ですね~。