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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2025年1月11日(土)

新年のご挨拶

こんにちは、小川環です。

2025年
明けましておめでとうございます。

今年は巳年ですね。
自分の殻をやぶり=脱皮し、精進する為の、目標として…
今年の抱負は「習慣付け」です。

先ずは、読書の習慣!!
以前はもう少し読書してた気がするのですが(苦笑)、毎日読書時間を30分取り、活字に慣れ親しみ、知識と想像力を育み、そして、豊かな文章表現へとつなげたいです。

もう一つは、小さなことですが、毎食後の「歯間ブラシ」です。
歯茎がシミるのは、知覚過敏と思っていたら、年明け早々に「初期の歯周病」ということが判明しました💦ガーン!

歯の健康は、身体の健康につながってますから、身体の為に習慣つけて、きちんと治したいと思います。

本年もどうぞ、宜しくお願い致します。

そして、今年から、月曜の午後を月に数回担当させていただく事になりました。
みなさまの健康のお役に立てる様、頑張ります!

2024年12月28日(土)

季節の五味(ごみ)😋

こんにちは、小川環です。

すっかり寒くなり、今年は各地で雪が豊富だそうで、ウインタースポーツを楽しまれる方は、嬉しい季節ですね。

さて、東洋医学では、季節に応じ「五味」という考え方があり、大切な養生のひとつです。

そもそも、東洋医学では、五行学説といって、「木(春)・火(夏)・土(梅雨)・金(秋)・水(腎)」という5種類の性質と特徴からすべての事物が生成される、と考えられています。

この「木・火・土・金・水」に、五味は「酸・苦・甘・辛・鹹(えん)(塩)」に相当します。

木(春)は酸味と関係が深いです。
火(夏)は苦味、土(梅雨)は甘味、金(秋)は辛味、水(腎)は鹹味です。

この考え方から、季節毎に「五味」を心がけて摂ることが、良いとされています。

冬は五臓では「腎」にあたります。鹹味は腎を営養するのに良しとされていますが、摂りすぎは逆に腎を傷つけます。

和食は塩分が高く、年末年始は外食が増えたり、保存性の高いおせちは塩分多めなので、むしろ塩分を控える方がよいでしょう(苦笑)。

余談ですが、栄養学的にも、「30品目食べましょう」と謳われたのは、そもそもは、食品の偏りを少なくしてバランスよく食べる為でした。
実践に合わない事などから改訂され、推奨されなくなりましたが…。

実千代先生が常々おっしゃってる、「東洋医学はバランスが大事」に通じていますね。
どんな物も摂り過ぎは厳禁⚠️です。

バランスよく、適量を頂いて、健やかに新年を迎えたいですね🎍

2024年11月30日(土)

昆布のネバネバも

こんにちは、小川環です。

四季の中で、過ごしやすい秋が1番好きなんですが、今年は一瞬のうちに通り過ぎてしまいましたね💦
紅葉の見頃キター🎵と思ったのも束の間で、もはや冬に…。

寒くなり煮物料理や、鍋や汁物が美味しい季節。私は麺つゆを重宝しています。

個人的に、市販の麺つゆは種類が多くて、選択肢に迷います(笑)。
添加物も気になりますし、無添加を探すと、この物価高でお値段も(苦笑)。

そこで、自家製麺つゆの出番です。
アルコールを煮切ったみりんと、同量のお醤油を合わせたものに、昆布を1枚(10×10㎝程度)どぼん。

冷蔵庫で一晩寝かせたら、昆布の粘りも抽出されて、少しトロっした麺つゆの様な、出汁醤油の様な仕上がりになります。

煮物の味付けや、おひたし、卵かけご飯に、など用途は様々です。
昆布の旨味が出てるので、少量で味が決まります👍

漬け込んで旨味の出きった昆布は、煮物や炊き込みご飯に再利用して、最後まで食べ切る事もできますよ。

先日、実千代先生のブログにて、つるむらさきのネバネバは免疫力upとありましたが、昆布のネバネバも同様の効果が期待できます。

昆布の特徴として、他には、血圧を下げたり、利尿作用でむくみを解消する作用も、うたわれています。
よかったら、お試しください。

2024年11月9日(土)

秋から冬へ

こんにちは、小川環です。

秋らしく涼しくなったと思ったのもつかの間、最低気温9°になり、冬ですね😅

暦でも「立冬」を迎え、しっかり(?)冬が始まっています。

冬は体調を崩しやすく、日照時間が短い為、鬱々と内向的になりやすい時期です。

早寝、「遅起」きをして、ゆっくり活動して、気(エネルギー)の消耗を控えましょう。

さて、メンタルがおちやすい、今の時期にオススメな食材は「百合根」です。

百合根は、東洋医学的に
「清心安神」と言い、ストレスを解消して、動悸を収め、精神安定させる働きがある、とされています。

また「潤肺止咳」と言って、肺を潤して、咳を止める働きがあります。
くわえて、「補中益気」という、胃腸の機能を活発にし、吸収を高めて、気を補う作用も!

茶碗蒸しに入れたり、卵とじが定番ですが、炊き込みご飯に入れたり、ホイル焼きもオススメです。

ただし、身体に影響及ぼす、寒熱性は、微寒〜平性です。
胃腸が冷えて下痢しやすい方や、冷え性の方は控えめに。

何でも一個食べ、ばっかり食べは控えてね。(実千代より)

2024年10月26日(土)

蓮根で潤って、胃腸を元気に✨

こんにちは、小川環です。

10月も下旬に入り、暦上では、「霜降(そうこう)」といって「秋の終わりが近づき、地域によっては早朝に霜が見られる」とされる時期です。

しかし、日中はまだ半袖の方もチラホラ…。
今後の気温の変化が気になりますね。

駆け足で過ぎ去ってしまいそうな秋ですが💦
この時期は、心穏やかにゆったりと過ごす事が良しとされています。

「年末に向けてやる事いっぱい!」
「アレとコレと、ソレもやらなきゃ!」と、気が急いていませんか?

忙しく動きまわり、また急な気温差で、冷気を肺に吸い込むと、肺を冷やして傷つけてしまいます。

急に咳き込む様になったり、風邪を引くきっかけにも。

そこで、今回のオススメは、今が旬の「蓮根」です。

蓮根は平性といって、寒熱に偏りがなく、潤いの補給に適した食材です。
また、胃腸を丈夫にするとも言われています。

他に東洋医学的な効能として
生食は
・体にこもった余分な熱を収め、暑気あたりを解消する
・喉を潤し、乾きを収める

加熱は
・下痢をとめる
・血行をよくする
・五臓を整える
と言われています。

そして、嬉しいことに、どの体質の方にも、概ね合うという事。
もちろん適量摂取が前提です(笑)。

個人的な定番はきんぴらですが、
マスタード炒めや、すりおろしてカレーの隠し味にもオススメです👍

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