副島香織です。
よく笑う患者さん。
大変なこともユーモア交え笑いに変えるので、こちらまで楽しい気持ちになります。
東洋医学では、病の原因のひとつに「七情の過不足」があります。
七情とは
怒る、喜ぶ、思う、憂う、悲しむ、驚く、恐れる
の七つの感情のこと。
この感情が偏ると、病の原因ともなるのです。
怒りすぎれば肝を傷り、思い過ぎれば脾を傷る、といった具合に…。
私もくよくよ悩めば、胃が詰まってくるのを感じますし、逆に笑えば、気が巡って前向きな気持ちになります。
「病は気から」って本当です。
実千代先生は、診療中も笑顔とひとことで空気をがらりと変えてしまう。
明るい波動で患者さんの緊張も緩めていく。こんなところも学びたいです。
ちなみに「山笑う」とは、春の季語だとか。花が咲き、新緑あふれる、まるで山が笑っているように見えたのでしょうか。
想像すると、ちょっと楽しい。
私たち人間も負けていられませんね。
では、一句。
山笑う 歩きすぎたら 膝笑う
平野真奈です。
第一回のミニ講座では、多くの方に参加いただき楽しく学ぶことが出来ました(^^)ありがとうございました。
改めて勉強していると、やっぱり東洋医学は楽しいなと実感しました。
大寒過ぎた辺りから、気候はまだ寒いですが、三寒四温で少しずつ春らしくなってきました。花の蕾も膨らみ、お昼間にはウグイスも飛んでたり…
そして、身体もだんだんと春めいてきました。
春というのは、万物が芽生える・発生する季節です。生物が動き始める時期なので、自然界で暮らす人間も影響をうけやすいのです。
この時期は、昼間の日差しのキツさで逆上せたり、カンが高ぶりやすくなります。また、気分も活動的になり、ワクワクする半面、イライラもしやすくなってきます。
私自身も、頭痛やめまいや逆上せが頻繁に起こりやすく、立春以降から、肝のツボがチクチクすることが増えました。体が春に反応しており、自然と一体なんだなと実感します。
東洋医学の古典にも書いてあるように、
「朝は早く起き、庭をゆったりと散歩し、髪結いをほぐして、体をのびのびと動かす。」
実践して肝気を緩めておきたいですね。
また、ミニ講座でも気候と体の関係についても、楽しく学び合えるといいなと思ってます(o^^o)
副島香織です。
今年から実千代鍼灸院の新たな取り組み、予防医学mini講座の開催、第一回目が無事終了しました。
実千代先生のご指導のもと、何度も原稿を練り直し、絵を書き直して、当日を迎えました。
直前は緊張のせいか、妙にハイテンションになっていましたが(笑)、皆さんの「東洋医学を知りたい!」という真剣な眼差しに気持ちが引き締まり、あっと言う間の一時間でした。
この講座準備、私自身にとっても大きな学びになりました。
難しいことをいかに分かりやすく説明するか…。自分の知識がホンモノか試されるところです…(^-^;)
その学び、臨床にしっかり還元していきたいと思います。
これからも皆さんの「知りたい!」という気持ちにお答えできるような講座が開催できるよう、頑張ります。
平野真奈です。
2015年、今年もよろしくお願いします。
一週間前の5日・6日とインフルエンザの実千代先生に変わって、治療をさせていただきました。
実千代鍼灸院内で患者様の治療をさせていただくのは初めてでかなり緊張しました(>人<;)
往診治療とは、また雰囲気が違います。
緊張ですぐに手が冷たくなる為、ホッカイロを握りしめ、深呼吸しながら、治療へ心を整えてました。
実際治療させていただくと、身体を診ることの難しさと、自らの心持ち自分のクセや課題も見えてきました。
2015年自らの殻をやぶり、新たなことに挑戦し、飛躍の年にする決意です!
2日間、実千代先生に変わって、鍼灸院で治療をさせていただくという大役をいただきました。
鍼の技術が先生の足元にも及ばないのはもちろんのこと、
先生と患者さんが作り出している空気感があり、そこに自分が施術者として入る。
その責任の重さに身震いするくらいでした。
100回くらいは「やるしかない」と自分に言い聞かせたでしょうか…。ただ無我夢中でした。
治療の間、実千代先生の言葉や治療風景が何度も何度も頭に浮かびました。
そして2日間を終えて、これからも鍼灸院で過ごす1日1日を大切にして進んでいこうと決意を新たにしました。
本当にありがとうございました。
副島香織