こんにちは、小川環です。
梅雨は明けましたが、湿度高くて、余計に暑く感じますね💦
毎年、土用の丑の日前後に、梅を干すのですが梅は湿気に弱くカビやすく中々大変です。
でも、梅は実はこの時期にとっても身体に嬉しいです。
梅は「渋腸止瀉(ジュウチョウシシャ)」と言って、湿度で弱った胃腸の働きを助け、下痢を緩和したり、
「生津止渇(せいしんしかつ)」という作用で、唾液の分泌を促進し、喉の渇きを収め、食欲不振の改善に一役買ってくれます。
私がオススメしたいのは、梅干しの果肉を食べた後の種の活用!
種を捨てるの勿体無いです(笑)。
煮物に種をいれて炊くと、さっぱりとした梅の酸味と程よい塩味で、箸が進みますので、この時期にピッタリ!
イチオシはカレイなど白身魚の煮付けに入れたり、冬瓜の煮物にも合います!
さらに美味しいのは、出来立てをいただくよりも、一旦冷ましたものです。味がよく染み込むし、冷めてるので、口当たりもサッパリ食べやすい✨
もちろん、梅干しそのものを入れてもokです(笑)
酸味が苦手な方は、無理なさらずに💦
また高血圧の方や、元々胃腸の弱い体質の方は、摂りすぎ注意ですが、少量を上手に使って、この湿気を乗り切りたいですね
こんにちは、小川環です。
梅雨が明けないうちから、かなり暑くなり、溶けそうな毎日ですね。
それもそのはず、今週から来週は、暦では「小暑/梅雨が明けて、暑気が強まっていく頃」から「大暑/1年で最も気温が高くなり本格的な夏が到来するとき」に移行する時期なので、暑い盛り‼️です。
熱中症に気をつけつつ、夏バテ対策もしながら、夏を乗り越えたい…!
そんな時期にオススメなのは、
①なす(焼き茄子など)
体の熱を取り、消化が良いので、胃腸の機能を高めます。身体を冷やす面もあるので、生姜を添えると冷やし過ぎを防ぎます。
②豚肉(生姜焼き、野菜炒めなど)
豚肉は、東洋医学的には、身体に余分な熱をこもらせにくく、潤す作用があるとされ、また現代の栄養学的には、ビタミンB1が豊富なので、炭水化物を効率的にエネルギーに変換する、といった優れた食材です🎵
暑い時期は豚の冷しゃぶ!といきたいところですが、大切な栄養素が流れてしまうので、要注意。
逆に玉ねぎやニラ、ニンニクは、ビタミンB1の吸収を高めてくれるので、一緒に炒めるのがオススメです☝️
③冬瓜(煮物など)
余分な熱を取り、気を降ろし、利尿と、むくみ予防の作用があるとされています。
煮物にした物を冷やしていただくと、さっぱりと食べやすいです。が、冷え体質の方や妊婦さんは控え目に…。
熱をこもらせない食材のオススメになりましたが、何事も偏り過ぎては、逆効果です💦
様々な食材を少しずつ取り入れて、季節に対応できる身体造りを心がけたいですね。
実千代先生曰く、夏は塩分、糖分、そしてタンパク質をしっかり摂ってこの酷暑を乗り越えましょう~ね!との事です。
こんにちは、小川環です。
一気に気温が上がり、日中は暑くなりましたね。
暑いからと、冷たい飲食が増えたり、エアコンを低めに設定してしまっていませんか?
今から身体を冷やし過ぎてしまうと、酷暑を乗り切るのが大変に…😭
さて暦は6/5に「芒種(ぼうしゅ)」を迎え、稲の種を蒔き、苗を植える頃です。
お米にとって水(湿度)は重要ですが、私達にはうっとおしくて嫌な季節ですね。
梅雨に入ると、一気に湿度が高く蒸し暑い日が増えるので、体がダル重く感じたり、やる気が低下したり、日照時間の不足でウツウツとしたりと、体調も変化しやすいですね。
食事や水分は摂り過ぎず、胃腸に負担がかからないようにして、軽い運動で汗かいて、水はけの良い体でありたい季節です。
この時期にオススメなのが、紫蘇(大葉)や、ミョウガなどの香りのよい薬味系です。
個人的にはどちらも千切りにして、きゅうりともずく酢を合わせると、時短でサッパリな一品ができるのが、お気に入り(笑)。
香りの良い食材は気の巡りをよくして、胃腸の働きを回復させる作用があります。
また気が巡ることで、メンタルの安定も期待できます。
来たる夏を乗り切るために、整えていきたいですね。
こんにちは、小川環です。
5月に入り、立夏を迎え暦の上では夏ですね。そしてGWも過ぎ、一般的に五月病に悩む方が多い時期です。
五月病は、4月からの環境の変化により、ストレスが溜まっているところに、季節の変わり目による寒暖差や、日照不足によって起こる不調とされています。
またGWなどの長期の休みで、生活リズムやメンタルバランスが崩れることも、要因の一つと考えられます。
症状としては、頭痛、めまい、倦怠感、微熱、食欲不振、憂鬱感、などなど人によって様々…。
五月病くらい…と放っておくと、梅雨にさらに胃腸の調子が悪くなったり、むくんで身体がだるくなりやすいので、気をつけたいトコロ。
五月病を引きずらない為に、先日発売された、橋本浩一先生の「東洋医学に学ぶ 四季の健康法」から、この時期の養生ポイントを!
・気温上昇と共に気が上がりやすいので、ニンニクや香辛料を控え、根菜類を摂る
・睡眠をよくとる
・胃腸の養生として、食べ過ぎず、消化の悪いものを避ける
・散歩など適度な運動をする
です。
そして、小川からオススメの食材としては、今が旬のインゲン、そら豆、えんどう豆(うすいエンドウ)などの豆類です。
概ね、胃腸の働きを高め、余分な水分を排出する働きがあります。
とはいえ、繰り返しになりますが💦
何事も過ぎると良くないので、ほどほどに。
こんにちは、小川環です。
最近、棗(ナツメ)チップスにハマっています。
塩や砂糖、油といった添加物が一切なく、素材のみの優しい甘さで、罪悪感ゼロ❗️
加えて、カラッカラに乾燥してて、ザクザクとした食感がクセになり、気をつけないと、手がとまりません🤣
棗は、漢方としては「大棗(タウソウ)」と呼ばれ、
補脾和胃といって、胃腸を丈夫にしたり、
養血安神といって、血を補い、精神を安定させる働きがある、とされています。
また中国には「1日3個の棗は老い知らず」ということわざも、あるようです。
現代では、1日に3個は食べすぎかと思いますが💦
胃腸が疲れている時や、貧血が感じられる時に、ちょい足しで食べると良いな、と感じました。
プラス、チップスは噛みごたえよくで爽快さがあるので、ストレス発散になってます🤣
良いことづくめに聞こえる棗ですが、もちろん体質に合う合わないもあります。
甘さと乾物のダブル効果で、お腹が膨れやすいので、普段から消化しづらく、腹脹を感じやすい方や、
微温性の性質があるので、身体に熱がこもりやすい方は、悪化する可能性がありますので、あまりオススメできません…💦
その辺は、実千代先生の「何でも、過ぎたらだめよ。バランス良くね」のアドバイスを常に心に持って、気をつけたいです。