こんにちは、小川環です。
今年の夏は本当に暑かったですが、9月に入り朝晩は少し過ごしやすくなりましたね。
店頭に並ぶ果物も、梨や葡萄、無花果(いちじく)など、秋を感じます。
私は果物が大好きですが、特に無花果が好きです!
艶やかでプリッとした無花果を見るとウキウキします。
無花果は寒熱では「平性」で偏りがなく、
潤いの性質を持つので、血管や粘膜を丈夫にし「陰」を補い、喉やお肌の乾燥にも良いとされています。
乾燥に向かう秋にピッタリの果物ですね。
また「健脾益胃(けんぴえきい)」といって胃腸を丈夫にする作用もあるので、暑さで弱った胃腸にも優しいです。
個人的に昔は皮をむいていましたが、皮ごと食べると美味しいと教えてもらってからは、丸ごと頂いています。
全て頂けて本当に美味しい!
産毛や汚れが気になる時はペーパーで優しく拭き取ればokですよ〜。
ごく稀に、皮に多く含まれる「フィシン」にアレルギー反応が出る方もいるようなので、ちょっぴりご注意を。
秋の果物は、滋養に富んでいますので、適度に取り入れて身体を整えたいですね。
カプレーゼ美味しいですよね✨
こんにちは、小川環です。
毎日蒸し暑いですね。
今年は例年より暑い夏になるとの予想で(ウェザーニュース調べ)、これから先が思いやられます😭
暑いせいか、この夏はトマト🍅が美味しくて気づけば毎日、口にしています。
トマトは寒熱に分類すると「微寒性」といい、身体にこもった余分な熱を収める作用を持ちます。
また五味では「甘、酸」に分類されます。
甘味は消化を助け、酸味は収斂性といって、汗や排泄をコントロールして出し過ぎを予防してくれるので、汗をかきすぎる人に、良いようです。
(汗多き自分にピッタリでしたw)
また水分をたっぷり含むので、水分補給として熱中症予防にもなりますね!
ただしトマトを含め夏野菜は身体を冷やしやすいので、胃腸の弱い方や、冷え性の方、むくみ易い方はほどほどに。
季節の食材を上手に取り入れて、暑い夏を乗り越えましょう!
こんにちは、小川環です。
梅雨が始まり、食欲が落ちたり、足が重くなったりと悩ましい時期ですね。
それほど暑くなくても、人よりなんだか汗をかいている…なんて方いませんか?(はーい🙋♀️💦)
私はもともと頭や顔にベタつく汗をかきやすいのですが💦(湿熱…)
その中でも、鼻と鼻の下あたりに特に汗をかいてる事に気づきました。
北辰会では「顔面配当図」という、顔と臓腑が相当している部位を示した図があります。
「気色を診る」といって顔面の肌の色、艶や陰影、毛穴の開き具合などから相当する臓腑の状態を考えるものです。
汗をかきやすい部位も診断基準のひとつです。
そして鼻は脾胃(主に胃腸)、鼻の下は腎の臓に相当すると表されており、自身の体質の弱い部分にピッタリ当てはまっていて、東洋医学の的確さに感動しました!
一口に汗と言っても、かく部分や汗の性質をよく観察するとその人の体質の一端が見えてきます。
暑いときには汗をかいた方がいいですが、このように自分はどの部分に汗を沢山かいてるかを観察してみるのもいいですね。
こんにちは、小川環です。
いよいよ梅雨入りして、湿度の高い日が続いていますが皆さんお元気ですか?
私は、梅雨は苦手です。足は重いし浮腫み易くなります。
湿気は粘着傾向がありますので、言葉なども、梅雨の時期こそ「爽やかに」を心掛けています。
実千代先生は、患者さんの声にも体調が表れるとよく言われます。
その事を意識してから、落ち着いたトーンでの発声を心掛けています。
程よいトーンで声を出せた時に、身体の重心が臍下(いわゆる臍下丹田)に下がり安定している事を感じます。
爽やかで落ち着いた声かけを心がけて、患者さんにリラックスしていただける様にします!
こんにちは、小川環です。
今週は朝晩が涼しく着るものに困ったり、各地で地震があったり、凄惨な事件が起こったりと、そわそわした1週間でした。
命が軽視されてるように感じてるのは私だけではないと思います。
先日メロンの苗をいただいたんです。
数日ほど植え替えできずに、少しシナッとなってしまいましたが、プランターに植え替えた途端に、葉がシャキッとして元気を取り戻してくれました!
現在の朝ドラでは、植物学者の牧野富太郎さんの生涯をモデルとして描かれてますよね。
元気になった苗を見ていると、どんな植物も「かわいらしいのう!」と慈しむ姿に強く共感します。
植物も動物も、人間も命はいのち。
どんな命も誰かの大切な存在。
思いやりをもって尊重しあって、生きたいなと感じます。