平野真奈です。
この前、鍼灸の研修会がありました。
そこでは、鍼灸師に加え西洋医学のドクターも東洋医学の考え方を学んだり、ツボの診方や触れ方を実技で練習されています。
体調変化は、ツボに現れるのでそれを、術者の掌でキャッチしていきます。生体はデリケートなのでツボの診方も優しく診ます。
そこで、皮膚科の先生に私の肌は、お風呂でゴシゴシ洗いすぎて乾燥し傷み気味だと教えていただき、皮膚のことを全く考えてなかったことに気がつきました。
いつも、ツボを診る掌は「触られて気持ち良い皮膚」を意識していたのですが、皮膚は全身繋がっているのに、手以外は無視しており全体を見れてませんでした…
その日から洗い方を改善。乾燥してる時期でもなんとなく、カサカサ感が消えてきたような感じです^ ^
皮膚は28日サイクルで生まれ変わってるそうなので、約1ヶ月後の変化が楽しみです(^^)
副島香織です。
患者さんが春の便りを持ってきてくださいました。
朝、庭で摘んだ土筆です。
子供の頃、近所の土手で時間を忘れて土筆採りをしていたことを懐かしく思い出しました。
土筆やワラビなど春を知らせる山野草、独特の苦味があって、私は大好きなのですが…。
(苦みは心の熱を取ると言われています)
勢いよく成長するこのような食材は、食べ過ぎると気が上にのぼり、のぼせたりします。
でも、こんなに可愛らしくアレンジすれば、食べなくても充分春を楽しめます。
忙しく、気持ちもせわしくなりがちなこの季節。
時には立ち止まって、足下の小さな春の便りを探してみるのもいいですね。
平野真奈です。
患者様が桃の節句のお祝いにと、毎年、可愛いお弁当をプレゼントして下さいます。
たくさんの食材を使用し、一口サイズで薄味のバランスの考えられたお弁当。
素材の味を楽しめ全て美味しいのです。
皆でワイワイ言いながらいただきました(o^^o)
お弁当の包装、盛り付け、あまりの上品さに私は終始、正座をしたままいただきました。
お弁当をプレゼントして下さった方の愛情が伝わってきました。
本当に感謝です。
お弁当でパワー満開になり、3月も元気よく頑張ります!
副島香織です。
よく笑う患者さん。
大変なこともユーモア交え笑いに変えるので、こちらまで楽しい気持ちになります。
東洋医学では、病の原因のひとつに「七情の過不足」があります。
七情とは
怒る、喜ぶ、思う、憂う、悲しむ、驚く、恐れる
の七つの感情のこと。
この感情が偏ると、病の原因ともなるのです。
怒りすぎれば肝を傷り、思い過ぎれば脾を傷る、といった具合に…。
私もくよくよ悩めば、胃が詰まってくるのを感じますし、逆に笑えば、気が巡って前向きな気持ちになります。
「病は気から」って本当です。
実千代先生は、診療中も笑顔とひとことで空気をがらりと変えてしまう。
明るい波動で患者さんの緊張も緩めていく。こんなところも学びたいです。
ちなみに「山笑う」とは、春の季語だとか。花が咲き、新緑あふれる、まるで山が笑っているように見えたのでしょうか。
想像すると、ちょっと楽しい。
私たち人間も負けていられませんね。
では、一句。
山笑う 歩きすぎたら 膝笑う
平野真奈です。
第一回のミニ講座では、多くの方に参加いただき楽しく学ぶことが出来ました(^^)ありがとうございました。
改めて勉強していると、やっぱり東洋医学は楽しいなと実感しました。
大寒過ぎた辺りから、気候はまだ寒いですが、三寒四温で少しずつ春らしくなってきました。花の蕾も膨らみ、お昼間にはウグイスも飛んでたり…
そして、身体もだんだんと春めいてきました。
春というのは、万物が芽生える・発生する季節です。生物が動き始める時期なので、自然界で暮らす人間も影響をうけやすいのです。
この時期は、昼間の日差しのキツさで逆上せたり、カンが高ぶりやすくなります。また、気分も活動的になり、ワクワクする半面、イライラもしやすくなってきます。
私自身も、頭痛やめまいや逆上せが頻繁に起こりやすく、立春以降から、肝のツボがチクチクすることが増えました。体が春に反応しており、自然と一体なんだなと実感します。
東洋医学の古典にも書いてあるように、
「朝は早く起き、庭をゆったりと散歩し、髪結いをほぐして、体をのびのびと動かす。」
実践して肝気を緩めておきたいですね。
また、ミニ講座でも気候と体の関係についても、楽しく学び合えるといいなと思ってます(o^^o)