吉田綾乃です。
先日、私は生まれて初めて、生の社交ダンスを観ました。患者さんの発表会です。
素晴らしい!! ただ一言です。
皆さんの華やかさ美しさは勿論の事、ご年配の女性が多い社交ダンスにも拘らず、デュオでクルクル滑るように回るのです。体幹を支える筋力と5分間踊り続ける体力は相当なものです。
お臍の下方三寸の所に『関元』と言うツボがあります。『丹田』と同じ場所です。
ダンス、武道、ウォーキング他、この『関元』に気を集めるように意識すると、動きが安定し、体幹がブレません。
鍼治療でも『関元』はよく使われます。『火曳きの鍼』と言い、刺さない鍼(ていしん)を『関元』に緩く押し当て、気を集めるのです。
上に昇った気を下に引き降ろす効果があります。そして、精神の安定にも効果絶大です。
東洋医学では、気血の循環、精神の安定、この二つが整っていれば、健康と言います。
大好きなダンスによって、心身のバランスが自然に整えられている姿を目の当たりにし、私も出来る限りバレエを続けて行こうと、決意しました!
平野真奈です。
今月は私の誕生日があり、院長先生はじめ、副島先生、吉田先生が盛大にお祝いして下さいました(*^◯^*)
まずは、皆んなで現在、京都文化博物館で開催されている
レオナルド・ダ・ヴィンチと 「アンギアーリの戦い」展を観に行きました。
ダヴィンチの未完の大壁画計画《アンギアーリの戦い》は、今も多くの謎があり、現代最先端科学を駆使して研究され続けてました。
ダヴィンチは、絵だけでなく彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学など様々な分野に顕著な業績を残し、万能人 だったのだと改めて感動。
その後は、築約100年の京町家を改装した、お店で素敵なお料理を美味しくいただきました!
店内に並ぶのは、大正・昭和期の家具や雑貨。
レトロな雰囲気で落ち着いており、その中でいただく料理全てが美味しく大感動!素材一つ一つが美味しく、料理にピッタリの食器に丁寧な盛り付けで、料理が出てくる度に4人の歓声と写メの音が店内に響いてました(o^^o)
芸術の秋、食欲の秋に贅沢過ぎる時間を堪能させていただき、大感謝ですm(__)m
この一年もさらに感性も深め、学びながら鍼灸技術を磨いていく決意です!
写真撮影失敗。この写真のみ(~_~;)
吉田綾乃です。
今回は「肺の臓」について講座を行いました。
今回も満員御礼、熱気が蒸し暑さに変わる程、東洋医学に熱心な皆さんにお集まり頂きました。ありがとうございました m(_ _)m
まず、東洋医学での「肺の臓の形と働き」について私、吉田が話をしました。
肺の臓は気を下へ降ろす作用があると説明しながらも、私の身体のバランスは、気が上へ上がり、脇、背中が汗ばむひと時でした。
東洋医学での肺の臓は、木の葉っぱを 8 枚、釣り糸で吊るしたように記され、ガス交換機能等を表現している事。
他にも肺は西洋医学と東洋医学でリンクしている所、していない所。このような話しをしました。
第二幕では、副島先生が「喘息の東洋医学的な考え方」について話されました。
喘息と言っても、呼吸器だけの問題ではなく、他の臓器とのバランスの崩れから発症しているというお話。
看護師をされていた副島先生、難しい機序ですが分かりやすく説明されてました。
そして、最後のコーナーの平野先生は、「顔面から分かる自分の健康」についてです。
模造紙いっぱいに書いた唇ぶ厚目のどこがで見たような男性の顔…
顔から臓腑の不調を探るという話です。例えば、眉間は「肺」、目と目の間は「心」、その下が「肝」、鼻のてっぺん辺りが「脾」等々です。これは、人の形が顔の中心に当てはめられているのです。
皆さん、ご自分の健康には感心が深いようで、模造紙に書かれた臓腑と鏡の中の自分を何度も見比べておられました。
そして、院長の実千代先生には、それぞれの先生の説明の後、更に分かり易い説明を加えて頂きました。実千代先生の説明が加わると、患者さんだけでなく、私達鍼灸師も、納得!と腑に落ちるのです。
中には、大きく貼り出した模造紙を i-pad に収めて、画面を拡大して実千代先生に質問される方や、治療に来られた時に、自分の顔がどうなっているかや顔の臓腑配当をここに書いて下さい!と自筆の男の子の似顔絵を持って来られた方もいらっしゃいます。
皆さんの熱心さが大変嬉しく、次回へのエネルギーとなっています。
東洋医学の分かり易さと、有用さを少しでも知って頂けたなら幸いです。
吉田綾乃です。
先日、いつも上品でセンスの良さが光る素敵な女性からお月見弁当をご馳走になりました。
何十種類もの食材を使った色とりどりの秋の味覚です。
こじんまり綺麗に形作られた食材ばかり。せわしない毎日では、5、6個まとめて一口でゴクリと飲み込んでしまえる大きさです。
この日だけでもと、ゆっくり、しっかり、味わいながら、慣れないおちょぼ口で頂きました(^.^)
優しい味わいが、心に、身体に広がりました。
東洋医学では、秋は「収」です。実りを収穫する季節と言う意味です。
収穫した実りを吸収しようと、自然に身体が反応し、食欲が増進し吸収力が上がります。
食材、お弁当を作って下さった方々の手間…
お弁当を届けて下さった方のご苦労…
ご馳走して下さった方のお心遣い…
あらゆる恵みに感謝しながら、秋の夜長をお月見で楽しむのは如何でしょうか。
9月28日は満月です。
平野真奈です。
私の苦手な味。それはスッパイ味です。
中でも、「お酢」そのものが一番苦手です。
酸味には収斂(しゅうれん)といって、ちぢむ・引き締める作用があります。
酸っぱい物を見ると唇がキュッと縮まりますよね。これ、収斂作用の一つです。
私も実際、お酢を食べると胃がギュッとちぢまった感覚になります。胃は胃酸があり、酸に酸味が重なるからでしょうか?!
また、酸味は肝の臓と関係があり、肝の臓は『筋』や、『血』と繋がりがあります。
なので、疲労回復にクエン酸というのは、酸味が肝に働き、肉体疲労原因の一つである筋肉を血で潤すからなのではないでしょうか。
しかし、酸味が多すぎると収斂しすぎるために筋が萎縮してしまう場合があります。酢を飲むと身体が柔らかくなると昔聞きましたが、摂りすぎると逆になるのでは?と思います。
どんな味のものを好んでいるか、自分の体調によって変化していくと思います。体調不良の原因を探る、一つの手がかりになる場合もある訳です。
ところで、最近、実千代先生は珍しく、毎日朝の飲み物は黒酢ドリンクを飲まれてます。
涼しく秋の気候なのに。秋は収斂の季節です。本来なら酸味の物は避けるべきなのに。
きっと、あっちに行きこっちに行きと忙しいからでしょうか。