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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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2016年5月14日(土)

私のゴールデンウィーク

吉田綾乃です。

ワクワクするGWが終わり早1週間経ちました。はしゃいだ後の疲れと淡々とした日常に元気をなくしていませんか?

伸先生に続いて、私のGWと題してお話します。私の今年のGWは、毎年変わり映えしないのですが、出掛ける暇なく、父のボランティア活動の手伝いをして終わりました。その予定ではなかったのが辛い所です^^;

その活動とは、町内会の決算会計処理です(°_°) 昨年4月から今年3月末までの決算書作成が父の任期最後の大仕事でした。

私の父は、山登り大好き、超アウトドア派です。その上、経理の仕事は初めて、おまけにパソコンが使えないときたら、仕事は自然に私に回ってきます。

町内会の会合でも間違いが何度も見つかり、その度に資料の作り直しです。父が私に仕事を頼む時は、決まって喉に痰を絡ませながら、「これ間違えたからもう一回頼むわ」と私の機嫌を損ねないよう細心の気遣いが手に取るようにわかりました。 私に怒られる!と怯えるのか、会合から帰って来たらすぐトイレに直行です。

そして約2週間掛けて、やっと監査役の承認が下りました。すると、その次の日には白目から出血!

私は父の反応の凄さに驚きました。なぜなら、東洋医学そのものだからです。

ストレスが掛かると、身体の中に熱がこもり、体内の水液も熱を持ちます。そして熱を持った水分は湿痰となり、経絡を塞ぎ経絡の滞りを作り出すのです。

そして、目は肝の臓と関係が深く、肝の臓はストレスが掛かると、働きが失調してきます。今回の父の白目からの出血もこのストレスが大きな原因です。

このようにストレスが掛かるとみるみるうちに症状に出て来ます。症状が現れたら程々にして、少し休憩を挟むか、誰かにお任せするのが身の為です。

ボランティア活動をされておられる方々、またそのご家族、ご近所さんの助け合いの精神が、より良い社会の第一歩と感じました。 日々ボランティア活動にご協力頂いている皆さんに感謝のGWでした。

2016年5月11日(水)

台北へ旅に出かける

こんにちは!橋本伸浩です。

今回のブログは前回の続き、東洋医学で見る病の原因②をしようと思っていたのですが、4/23、24日に台北に行ってきたので、それについて書いていきます!

関空から台北にある桃園国際空港へ2時間40分ほどで到着し、時差も1時間あるので時計の時間では2時間かからずに到着しました!まず機内から降りて感じたことは、蒸しあつぅ!でした(笑)。4/23日の台北は最高気温は31℃でどんより曇り空で湿度もかなりあったと思います。空港から市内までバスで50分ほどで到着し、まずホテルのチェックインをしに行きました。ホテルまで歩いてる最中には日本でよく見かけるみせも?


桃園国際空港到着ロビー 最近リニューアルしたばかり!


ファミマと大戸屋

チェックイン後は台北101に行ってきました!中は一流ブティック店ばかりでしたが、そこまでお堅い雰囲気ではなく気軽に見て回れてよかったです。上の展望室にはいまいち天気がよくなかったので今回は登りませんでした( ;∀;)

その後京鼎楼というお店で小龍包と海老チャーハンを食べました!肉汁に旨みがぎゅっと入っていておいしかったです!チャーハンもすごくパラパラでウマァ。


2004年竣工時世界一の高さ!


台北市の町中の様子

2日目は中正紀念堂と今回の台北旅行の目的、故宮博物館へ行ってきました。この日は雨だったのですが、中正紀念堂の敷地25万m2の中に国家戯劇院と国家音楽庁の建物があり、建築様式とスケールに圧倒されました!しかし台北の若者の間ではダンスが流行っているのかいたるところでダンスの練習をしている人を見かけました。


国家戯劇院 写真では伝わりにくいですがすごいスケールです


国家戯劇院の玄関でダンスの練習をしていてビックリ!

故宮博物館は台北の中でもはずれの山と山の間にある世界四大美術館の一つで、とにかく凄いです!日本も小さいものの造形はすごいですが、さらに上回る凄さがあります!美術館博物館が好きなかたはここのためだけに台北に行っても満足できるほどです。ただ見るものが多すぎて途中からかなり早く回ったのですが4時間ほどかかったので結構疲れます。


とっても広い上3階建てです

最後に台北最大の夜市、士林夜市に行きエネルギッシュなパワーを感じてきたあと、台北の小龍包で一番有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)というお店でまた小龍包を食べました!個人的にはこちらの小龍包のほうがおいしかったです。(肉汁が多いせい?)阪急うめだにも支店があるので気になったかたはどうぞー。

1泊2日の駆け足ツアーでしたが非常に満足度は高かったです!LCCを使えばとても安くいけるのでおすすめですよー♪


士林市場の地下フードコート 活気がすごい!


鼎泰豊 30分ほど並ぶくらい人気店!


3種類食べた内の一つ カニみそ入り小龍包!

2016年5月2日(月)

内経気象学勉強会

平野真奈です。
ここ数日気温差が激しく体調が不安定な方も多いのではないでしょうか?
私は数日前の北風にやられて、少しカゼ気味になってしまいました…

実千代先生のブログにもありましたが、先日、内経気象学勉強会に私も参加させていただきました。
内経気象学とは、気象と体調との関係を東洋医学の古典にも基づきながら学んでいきます。
自然の中で生きている私達は、気象の影響を受けやすいです。東洋医学は「未病治」を目標とする、予防医学なので、次に来る季節は体にどんな影響を及ぼすのか?を、常に知りながら臨床に向かうことも大切なんです。
今回は、次の季節である「梅雨」に向けての対策方法も学びながら、舌の写真をとって、春と梅雨では舌がどう変化するか比べてみよう!と全員の舌写真を撮りました。
舌は口程にものを言う?!と言ってもいいほど舌診は、身体の状態が現れる診察方法の一つです。
「梅雨」を元気に過ごせるよう、学んだことを活かし、病を先回りして、手を打つことの出来る自分に成長して参ります!

2016年4月21日(木)

第六回ミニ講座を終えて

吉田綾乃です。

4月16日土曜日、第六回ミニ講座が無事に終了しました。毎回満員で、私の緊張も益々高まり、覚えたはずの講義内容が始まる前に飛んで行ってしまいました(・・;)

今回のミニ講義では、伸先生が敏腕カメラマンとして登場。和やかな会場の雰囲気と私のこわばった表情をバッチリカメラに収めてくださいました。

会場は、いつもの治療所。5台の治療ベットを片付け、折り畳み椅子だけを並べて準備です。(因みに後片付けも皆さん総出で感謝です)パソコンもスクリーンもなし。あるのは手書き模造紙と手作り指差し棒だけ。なんともアナログ、昭和の香りプンプンです。

自分の出番は3番目。原稿ばかり気になり、後で思えば、院長と平野先生の講義内容が全く思い出せず。2人の余裕の表情が浮かんで来るだけです。人前で話すのは、緊張し何度やっても慣れません。

まず院長から東洋医学全般の説明です。身近な例を挙げ、分かりやすく、参加者の皆さん前のめりで聞いておられました。私も前に座って落ち着いて聴きたい気分でしたが、自分の出番に心ここにあらず…。勿体無い限り。

院長のブログにもありましたので内容はあえて控えます。 『肝の臓』の説明をされた平野先生は、いつもキリッと手際のいい動きとは一味違った一面を覗かせ、ジョークを織り交ぜながら、笑顔満開の緩みモード。臨床現場で経験を積み重ねた余裕を感じました。

最後に私、吉田が『脾の臓について』話をしました。くよくよ考えすぎると脾の臓に負担がかかってしまうんですよ、と説明しながらも、講義後に満足いく話が出来なかった事をいまだに悔んでしまいます。次回こそは、講義後のすがすがしさを味わいたい!しっかり準備しよう!と誓っています。

そして、お土産として、師匠の藤本蓮風先生の著書『鍼1本で病気がよくなる』から「健康に生きる為の十三か条」をお配りしました。

早速、講義後の治療に来られた患者さんの中には、「口角が切れてきたから、食べ過ぎかなぁ?控えるわ」と自ら体調管理に役立てておられる方もいらっしゃいました。

暫く終わった安堵感に浸っていたい気分ですが、そんなに甘くはないです。歩みは止めず進んでいきます。

2016年4月15日(金)

東洋医学で見る病の原因①

橋本伸浩です。今回は東洋医学で考える病気の原因について解説していきます。

発病の原因を「病因」と呼びます。西洋医学の病因の種類として細菌やウイルス、ホルモンバランスの乱れや交感神経の乱れなどがあります。このように原因がはっきりとしているものに対しては抗生物質やホルモン薬などですばらしい効果を上げることができますが、原因がはっきりとしない不定愁訴や原因がわからない症状などに対しては現状対症療法しかなく、根本的な解決になっていないため、ずっと薬を飲み続けなければいけない状態になってしまうことがあります。

東洋医学では、病因はすべて「身の回りにある」と考えるので原因がわからないという事はありません。具体的に話ますと、まず大きく2つのグループに分けることができます。外部から体を傷害する「外感」と体内から異常を起こす「内傷」とに分別されます。

外感は気候の異常な変化である「六淫」とけがや伝染性の病などがあります。

内傷は過度な感情の乱れである「七情」、食事の不摂生や大量の飲酒を指す「飲食不節」、過度な労働や運動不足を合わせて「労逸」があります。

たったこれだけ?と思うかもしれませんが遺伝のような体質的素因や先天的な病因、薬物や化学薬品の影響などの例を除けば、病因はこれですべてです。では病因はこれだけなのに、なぜさまざまな症状がでるのかという問題があります。これは病が生じ進展するメカニズムのことを病機と呼びますが、人によってこの病機が十人十色で異なるため、同じ病因だからといって同じ症状がでるわけではないのです。

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