平野真奈です。
今、ドラマでも描かれている「たられば思考」。
「たら」「れば」と言っても何も現実が変わるわけないのに、思考にとらわれ、その場で足踏み状態…
私もその一人です。笑
あの時こうして「たら」~
あそこでこうして「れば」~
という、過去の出来事にとらわれるパターンと、
もし、余力があっ「たら」やってみよう
時間が出来「れば」やってみよう
など、何かを言い訳にするパターンなど、様々あります。
こういう思考の時って、現実に満足出来てなかったり、物事が上手くいってない時にこの思考に陥りやすい気がします。
たられば思考は、失敗を繰り返さない為の振り返りにはいいと思うのですが、この思考にとらわれて、がんじがらめになっていては、いつまでたっても最初の一歩が踏み出せないと思います。
私はこの思考パターンに陥ると、すぐに胃痛や食欲不振になり、心と体が繋がっていることを痛感します。
「たられば」止まりの思考ではなく、そこからどう展開していけるのか?
〇〇する「ためには」思考に切り替え、過去から学んだことを、次に活かせる思考の切り替えをしていこうと思い始めました。
春は、木の芽時で肝気が昂ぶりやすい上に、年度が変わりバタバタと急がしい時期なので、アレもコレも…と頭が忙しくなりがちです。
そんな時こそ、一呼吸おいて、日々を楽しく過ごせるように、思考を切り替えていきたいです。
まるで日本のモナコのよう(^-^;
吉田綾乃です。
遅ればせながら、私も先日の合宿型熱海勉強会に参加して来ました!行きと帰りで、見るもの聞くものがこんなに違って見えたのは久しぶりでした。得るものが大きかった証です。嬉しい!早起き出勤も、何故かしら楽しく、体が軽く感じられるのです。これが正直な心の内です。
今回の勉強会では、“気”、特に体表に存在する衛気(えき)を意識した治療を勉強しました。定例会では時間が短く説明出来ない所まで、講義や実技指導頂き、感謝の一言です。
気は、目に見えないだけに鍼灸師同志であっても説明が難しく、感じにくさがあります。私は今まで頭だけで感じ取ろうとし、五感を封じ込めていた事に気付かせて貰いました。
お昼休みには、数名の先生方と熱海の砂浜に座り、昼食をとりました。ゆったり心地よい海岸は、清潔も不潔もない、宇宙の気を全身で感じ取れる場所です。心と体が一瞬にしてほころんだのを肌で実感したのです。
つい最近、患者さんの中にこんな方がいらっしゃいました。
インフルエンザ後の絶不調で来院され、鍼治療で回復したものの、時折頭痛や喉の痛みでスッキリしない状態でした。そんな時に、久しぶりに同僚達と深夜までとりとめのない話をして過ごしたそうです。すると翌日、睡眠不足にもかかわらず、体調がすこぶる良くなった!と本人も驚かれていました。ストレスを感じていた自覚はなかったはずなのに…と。
自分の心を解放出来ると、無意識かもしれませんが体調が良くなる!私もその感覚を熱海で実感しました。普段からストレスはないと感じておられる方も、自然に触れたり、仲間との会話を楽しんでみて下さい。そして、良い身体の変化を感じて頂けたら嬉しいです。
こんにちは!橋本伸浩です。
最近は冬から春への変化が見られるような天候になってきましたね。
近畿地方でも2月20日に4年ぶりに春一番が吹きました。
あれ?春一番って毎年あるんじゃないの?と記事を見て、調べたら
春一番の条件は各地域ごとに異なり、近畿地方の場合では
・立春から春分まで
・日本海に低気圧がある
・南よりの風が強まり、最大風速8メートル以上。
・最高気温が、平年または前日より高くなる。
この条件がそろった時に春一番が吹いたといいます。
この条件を東洋医学で考えると、
立春から春分まで→肝気が盛んな時期(イライラしやすい、怒りっぽくなる)
日本海に低気圧がある→太平洋から温かく湿 った空気が来る。湿熱が影響する
南よりの風が強まり、最大風速8メートル以上→風邪(ふうじゃ)が影響する
最高気温が、平年または前日より高くなる→熱邪(ねつじゃ)が影響する
つまり肝気が高ぶる時期に身体に風湿熱邪が入りやすい気候と言えます。
では具体的に身体にはどのような影響が起こるかというと、炎は上に昇る性質があるように、風と熱が組み合わさると
、身体の上のほうで炎症性の症状が起きてきます。
さらに湿邪というのは、重くよどんだイメージの邪で、しつこく同じ場所で留まるので、治るまで時間がかかります。
実際に今年は立春以降、実千代鍼灸院に来られる患者さんの中で風邪(かぜ)後の咳が治らない方や、突発性難聴、頭の
ふらつきめまい、 鼻水鼻閉などの胸より上の症状の方がたくさんいました。
春一番が吹くような気候の年は例年以上に気をつける必要があると言えます。
肝気を抑えるためにも、イライラしたり怒らないように日々運動やウォーキングを行い、脂っこいものや甘い物を取り
すぎないようにすることが、特にこの時期重要です(`・ω・´)!
平野真奈です。
院長ブログにもありましたが、先週末に鍼灸の宿泊型研修会に今年も、実千代鍼灸院全員で参加させていただきました。
今回は、群馬県ではなく、初の熱海での開催!
前日は、大寒波到来でしたが、当日は大晴天で暖かく、目の前には一面の海と温泉街でゆったりとした気が流れてました。
ホテルに着くと一息つく間も無く、勉強モードに突入!朝から夜遅くまで、鍼灸漬けでした。
この勉強会では、普段なかなか学ぶ機会の少ない、「刺鍼」についてじっくり教えていただけます。
まず、体表を流れている「衛気(体に様々な邪気が入らないよう守ってくれてるもの)」を感じつつ、ツボの状態がどぅなっているのか?
を探っていきます。
これを捉えられるようになるのが難しい…
鍼をするのは一見、簡単そうに見えますが、様々なことを感じ取りつつ、理論的にも考えながら、身体のバランスを調整していきます。
身体は敏感ですので、下手な触り方をするだけでバランスが崩れてしまいます。
相手に負担をかけないように、ツボに優しくタッチする「フェザータッチから刺鍼へ」と題して今回はみっちり学ばせていただきました。
普段の勉強会では学べない内容に、必死に学んで帰ろうと参加者の目は真剣そのもので、室内は熱い熱気でした。
そして、蓮風先生の講義では、難病治療を通して、鍼灸に対する熱い想い、鍼灸治療家としての心構えを、魂込めて話して下さいました。
今後の治療にあたる際の、自分の生命を一掃してもらった気がします。
熱海の美味しい海産物でお腹を満たしつつ、ホテルに一歩入れば勉強漬けで、ON・OFFの切り替えがハッキリ出来、楽しく学ぶことが出来ました。
今回の学びを、日頃の臨床に活かすことの出来る鍼をしていこうとまた、決意しました!
貴重な学びの機会を、ありがとうございました。
吉田綾乃です。
立春が過ぎ、春はすぐ近くのはずですが、そう簡単にはいきません。今週は日中も気温が低く、朝晩は更に厳しい寒さです。今週末は日本列島広く雪予想。寒さに弱い私は我慢の時(>_<)
そして、巷では魅力的なチョコ達が溢れる季節でもあります。私も吸い込まれるようにチョコ売り場に…^^;
東洋医学では、適度な甘みは身体の緊張を緩める効果がありますが、取りすぎると胃腸の働きを弱めてしまいます。
若かりし頃、スイーツバイキングで欲張り、頭痛と胃もたれに苦しんだ事を思い出します。昨日もチョココーティングのパンを一気に食べてしまい、その後、頭痛が…。
寒暖差で体の緊張が増す時期にバレンタインデー、まさにチョコが欲しくなる季節。
今年は和と融合、獺祭(だっさい)を練り込んだチョコを見つけました! 東洋医学との融合、好きなだけ食べても胃腸を弱めないチョコがあればいいなぁと、ワガママな事を考える今日この頃です。