平野真奈です。
先日、父の日に、離れて暮らす父と久しぶりにゆっくりご飯を食べました。
父はふだんせっかちなので、あんなにゆっくり話したのは初めてかもしれません。笑
ゆったりとした空間で、少しずつ料理を運んで下さるおかげで父も落ち着いた気分になれたのだと思います。
話していると、今まで気付かなかった父の一面を知り、驚くことが多々ありました。
変に神経質な部分、ストレス時の体調の変化、好きなお菓子(芋けんぴ)など全く同じで大笑いでした。
今まで父は楽天的で、私と正反対の性格だと思っていましたが、やはり親子なんだなと実感。
「若い頃はワシもそぅやったんや。だんだん強くなってくわ。」
と励ましてもらいました^ ^
また、新たな父との共通点を見つけるのが楽しみです。
顔も歳をとるごとに似てくるのでしょうか…
それは、楽しみではないかもしれません。笑
吉田綾乃です。
東洋医学では急性腰痛、いわゆるギックリ腰の事を卒腰痛といい、慢性腰痛のことを久腰痛といいます。
先日、私は約1年ぶり、生まれて2回目の卒腰痛を経験しました。
腰をひねった姿勢で、棚の下の物を取ろうとした時、キュッと腰が引き締められる痛みが…^^;
あっと思った瞬間、時既に遅し。前かがみがつらく、靴下を履けない状態でした。患者さんの訴えている痛みと辛さがよくわかりました。
卒腰痛が起こるきっかけは、重いものを持ちあげる、急な姿勢の変化などから起こりやすいですが、その前に身体のどこかに弱りがあり、卒腰痛を起こしやすい状態になっています。
特に、風邪、足の冷え、湿気による胃腸の弱りも卒腰痛を誘発する大きな原因になります。また、イライラなどのストレスもそうです。もともと足がむくみやすく、疲労が続いている方は要注意です。
振り返れば、私も蒸し暑かった時のままの服装で、夜を薄着で過ごし、寝冷え状態でした。自分の体力を過信していたと思います。
梅雨入りしたはずが、関西では空気が乾燥していて、昼間は日差しが強く暑いですが、朝と夜は冷えてきます。面倒がらず、着る物や布団で上手く調節し、爽やかな気候を健康に活動的に過ごして行きたいものです。
気温の変化の激しい時期、養生の大切さを感じます。ちなみに私は鍼とセルフせんねん灸で完治しました。鍼灸って便利ですね。
こんにちは! 橋本伸浩です。
いよいよ6月となり、梅雨の季節がやってまいりました。
近畿地方も6月7日に「梅雨入りしたとみられる」と発表がありました。
しかし、6月7日以降ほとんど雨が降らず、今後一週間も雲が多めながらも
晴れ間の出る日が多い予報が出ています。
6月22日は昼が一番長い夏至日で、太陽活動がもっとも盛んなため、一年で一番
紫外線の影響が強い月でもあります。本来であれば、梅雨の雲が紫外線から
守ってくれるのですが、それがないため紫外線対策をしっかりすることが大切に
なってきます。
東洋医学的に6月を見てみると、一年でもっとも陽気が盛んで心熱盛んな時期です。
心熱とは心の臓に熱がこもることで、胸が暑苦しい、不眠、焦燥感、口内炎などの
症状が起こりやすいです。
このような症状があるときは熱を冷ます効果(清熱)がある食べ物を取るといいですね!
具体的にはナスやキュウリなどの、旬の野菜や果物がとても身体にいいです!
ただし取りすぎると身体が冷えてしまうので、適度な量が大事ですね(^ω^)
また小便は身体を冷まし、心熱を取るので利尿効果のある食べ物、アズキや
エンドウマメ、トウモロコシのひげ茶はこの時期に最適です!(ムクミも取れます!)
これから本格的な梅雨がやってきますが、普段から食養生をしていけば、身体も気象の影響を受けにくくすることができます!
6月を快適に過ごせるよう頑張っていきましょう!
手前が甲山、後方は六甲山脈。雨上がり穏やかな夕方でした。
目に青葉 山ほととぎす 初がつお。。。鰹は別の機会に(^.^)!
畑仕事後ではありませんよ。
先日、院長、伸先生と山登り大好きな患者さんとの4人で甲山に登って来ました!
甲山は、標高309m、兜のようにぽっこり中央が盛り上がり綺麗な三角形の山です。名前の由来は、諸説諸々ありますが、カブトのような形から名付けらた説が多いようです。
私達は、甲山の東側にある阪急甲東園駅から関西学院大学を通り抜け、山頂を目指しました。このコースには、山頂直前約15分間の泣く子も黙る階段があります。鬱蒼と緑が生い茂り、頂上がどこにあるのか見えない中を上り続けるのです。長かった~。
でも、登頂した時の気分はひとしお。笑顔で写真撮影。充実感です。
この日の午前中はしっかり雨が降り、体感で湿度80%はあったはず(・_・;。さすがに手足が重く、バテるのが早かったです。
お昼にご馳走になった院長特製キーマカレーが美味しくおかわりしてしまったのがアダに(^^;; 山登り前は腹六分がポイントですね。
過剰な湿気に食べ過ぎは脾の臓(消化吸収機能)の働きを弱め、手足の重だるさを増長させてしまいます。山登りに湿気と食べ過ぎはハンディです。
登頂後の下りの早かったこと!ただ、下り道は要注意。気の緩みや、足腰の疲れから、滑りやすいです。捻挫や骨折する人が多いのもわかります。
半日ハイキングは、お手軽で経済的。足腰の鍛錬、ダイエット、心身のリフレッシュと色んな効果が期待出来ます。体に無理のない範囲でのハイキング、是非お勧めします。
こんにちは!橋本伸浩です。
僕はもともと花粉症持ちでしたが、この5~6年間ほとんど症状はなかったのですが、
今年は昨年と比べ、花粉飛散量が3倍ほどに増えたせいか3月以降、日によってはくしゃみ鼻水がよく出るようになりました。
関西では3月はスギ、4月はヒノキ、5月はイネ科の花粉症が中心で花粉症になるようです。
今回はスギ花粉にスポットを当てて解説していきます。
そもそもスギ花粉症が確認されたのは1964年でそれまでは原因が分かっていませんでした。
戦後復興の際、大量の木材が必要となり、成長が早く建築資材として適していたスギが大量に造林されました。
そのスギが育ち、樹齢30年を超えると花粉を飛散するようになります。その結果、花粉の飛散量が年々増加し1998年は6人に一人の割合だったスギ花粉症の患者さんが、10年後の2008年には4人に一人の割合まで増加しています。
今後も2050年まで花粉の量が増え続け、花粉症患者も同じく増えると予想されています。
/(^o^)\ナンテコッタイ
また現代はストレス社会で自律神経が緊張しやすく、その結果鼻の粘膜が過敏になり、くしゃみ鼻水鼻づまりなどが起こりやすくなり、アレルギー性の疾患も出やすくなっています。
5月に入ってからは気温差が大きくなり、急激な温度変化の刺激は鼻の粘膜を過敏にするため、花粉症が起こりやすいのです。
東洋医学では花粉症はストレスからくる「肝」の気がめぐらなくなる「肝鬱」と、飲食の不摂生による胃腸の弱り「脾胃の弱り」が大きく関わってきます。
特に春の花粉症は「肝鬱」が中心。秋の花粉症は「脾胃の弱り」が中心となってきます。
よって今の時期の花粉症は適度な運動を行い、ストレスを発散し、鍼で身体の緊張を緩めるとほとんど症状がなくなります。
実際、くしゃみ鼻水が出た時に自分で鍼をするとすぐにマシになってきます!
花粉症でお悩みの方がいればいつでも実千代鍼灸に相談してください!