こんにちは。橋本伸浩です。
7月15日土曜日に実千代鍼灸院内で東洋医学ミニ講座を開催し、大勢の方に来て頂きありがとうございましたm(._.)m
私は今年の夏の気象と熱中症、正気と邪気について説明しました。
今回初めてミニ講座来られた方は、正気と邪気についてよく、分からなかったかもしれません(><)
簡単に言うと正気は生命力、邪気は病気の原因(暑さ寒さやストレス、ウイルスなど)で、正気が充実していれば、病気の原因があっても病気にならないという考え方が、東洋医学の考え方です。
今回のミニ講座は、全体を簡単にまとめると、身体の正気を充実させ、正気を上げるには脾の臓(胃腸、消化器系)を弱らせず、いかに強くするかについてを3人で説明しました。
平野先生は脾の説明を自虐ネタを混ぜながら、楽しく説明して、吉田先生は正気を失わず、充実させるための養生について具体的に説明し、私も普段気をつけて生活しているようで、まだまだ養生が足りないなと再確認できました!
数ヶ月に一回このミニ講座をテーマを変えてしているので、興味のあるかたは是非次回のミニ講座にご参加下さい!
ブログと関係ないですが、この間行った北海道の青い池 とっても綺麗でした!
平野真奈です。
毎日真夏日が続き、セミも全力で朝から泣き続けています。
梅雨明けはもう、間近!
先日、外から蚊取り線香の匂いがしてきて懐かし~い気持ちになりました。
昔、よくおばあちゃんが夏になると蚊取り線香を焚いてくれ、手持ち花火をしたのを思い出しました。
「におい」の記憶は、視覚的な記憶に比べて忘れにくく、本能的な行動や感情に直接作用するそうです。
嗅覚や味覚から、過去の記憶が呼び起こされることを「プルースト効果」といいます。
自分にとって心地よい香りを見付けておけば、緊張した時にリラックス出来ます。
暗記時に香りをとり入れると、プルースト効果で記憶力アップに繋がるのかな?と思ったり…^ ^
私は香りの物が大好きなので、いつかは「香道」を習いたいなと思っています。
「香道」とは、文字どおり香りを楽しむ芸道で、茶道や華道のように一定の作法のもとに香木を焚き、香りを鑑賞するものです。
香りを当てるゲーム「組香」で嗅覚を鍛えてみたいのです。
東洋医学の診察の中で体臭はもちろん、分泌物の匂いなど大事な診察の1つです。
施術者の嗅覚も敏感であれば、患者さんの状態をより知ることができます。
手の感覚や嗅覚など五感を敏感にし、施術者が常に健康であると患者さんの変化に気付くことができます。
セミの生命力に負けぬよう、暑い夏を乗り越えましょう。
吉田綾乃です。
今週日曜日、北辰会定例会スタンダードコースに参加しました。毎回、勉強会で得るものは大きいです。
今回は押手です。押手とは、鍼を打つ利き手と反対の手の事で、鍼を打つ部位の皮膚面を固定する役割があります。
ツボは全身の色んな部位にあります。皮膚が柔らかい所、凹んだ所、手の側面の様な巾の狭い所など。その上、患者さんによって、皮膚の弛みや皮膚の下の肌肉の厚さも違います。
勿論、鍼灸学校でも刺鍼実技の授業があり、勉強します。自習練習、厳しいテストもあります。
しかし、痛みを最小限にして、色んなツボに安定して鍼を打つ事を学校だけで習得するのは難しい事です。
実千代鍼灸院内の勉強会で院長からも押手の極意を教えて頂き、霞がかったモヤが晴れました!
押手は、鍼を打つ時の土台です。土台がしっかり安定していると、鍼も安定し、患者さんの心持ちも安定すると実感しました。
畑も土の栄養がしっかりしていると、作物の出来栄えが違うのと同じだなぁと思います。整理整頓された机で勉強していれば、成績がもう少し良かったのかも?これは関係ないかな(笑)
鍼を持っている利き手に、注力しがちですが、土台の安定が何より重要だと再認識しました。
長い時間が掛かっても、実技も理論も基礎をしっかり身につけて、土台を固める事が鍼灸師として大きく成長する近道だと納得します。
こんにちは!橋本伸浩です。
7月15日土曜日に実千代鍼灸院内で15:00時~約1時間、東洋医学ミニ講座を行います!
今回のテーマは「東洋医学で暑い夏をのりこえよう~!」。
私はミニ講座で今年の気象を簡単に解説し、夏の気象が身体にどのような影響を与えるかを、わかりやすく説明していく予定です!
まだ若干名空きがありますので、来院時や電話などでも受け付けていますので、お気軽に声をかけてください!
さて話は変わりますが、将棋棋士の藤井聡太四段が今大きな話題となっていますね。
プロ入りの最年少記録を60年ぶりに更新し、わずか14歳2ヶ月でプロ入り。
将棋のプロは若くて才能溢れる三段リーグ、30数名の中から、年間で4名のみプロになることができる狭き門を抜けなければなりません。
さらに藤井四段はプロになって以降、現在(H29年6/28)までデビュー以来無敗最多連勝記録とともに、公式戦最多連勝記録(29連勝)をつい先日達成しました。
・・・( ゜д゜)
もはや漫画の主人公でも起こし得ないようなことをやってのける、藤井四段。
連日連勝していく中、大勢のマスコミに囲まれつつも、冷静に対応している姿に、ただただ感心し見習わなくてはいけないなと感じました。
対局姿勢も非常に謙虚で、記録のかかる大一番の時も、「連勝は意識しないように、気を引き締めて臨みました」
とコメント。
大人よりしっかりしていますね・・・。またそれを実際に行える精神力の強さがすばらしいです。
連日の藤井四段の報道を見て、私も患者さんに、いままで以上に気を引き締めて挑み、驕り高ぶることなく一人一人全力で診て行く思いで、日々精進してまいります!
平野真奈です。
普段、何気なく発している声。
力強い時、弱々しい時など体調によって左右されるものです。
声も大事な診察法の一つです。
東洋医学では大きく分けて「望・聞・問・切」4つの診察法があります。
このなかで声と関係があるのは「聞」です。
患者さんの声の調子や呼吸音など、音から調子を探ります。
いつもより声に力がなかったり、声がかすれていたり、術者は常に変化に気づけるよう色々とアンテナを張り巡らせています。
声は、生命力を表すひとつです。
人を惹きつける声、安心する声など、その人の人柄も出ると思います。
私は、今、鍼灸の勉強会で司会を担当させていただいているのですが、会場の雰囲気や人数によって声の大きさや抑揚のつけ方など意識するのが難しいなと感じています。
しかも、昔からかなり訛り(なまり)やすくてf^_^;
イントネーションにも気をつけていますが、なかなか直らないデス。笑(直さなくていいよ~:実千代先生の声)
一番影響があるのは自分の精神状態です。
緊張する場面では、刺々しく鋭い声になったり、早口すぎて伝わりづらかったり…
もともと、早口なので気をつけなければなりませんf^_^;
声によって人の印象は変わります。
自分の生命力が旺盛であれば、声で人を元気にする事が出来ます。
明日、勉強会での司会をさせていただくので、満々の生命力をつけて臨みたいと思います。