こんにちは!橋本伸浩です。
私は普段紅茶が好きで、ホッとしたい時に紅茶を淹れリラックスしたりしています。
みなさんはコーヒーの方が好きな方や、緑茶のほうが好きという方もいると思います。
それぞれ皆おいしいですよねー(^ω^)
今日はそれらに入っているカフェインの話をしていきます。
そもそもカフェインってなに?と聞かれると以外と私もはっきりと分からないので
ウィキペディアで見てみました。
アルカロイド(天然由来の有機化合物)の一種で、興奮作用を持ち、覚醒作用、解熱鎮痛作用、
強心作用、利尿作用があるようです。
覚醒作用や利尿作用は知っていましたが、解熱鎮痛作用、強心作用などもあるんですねー
実際にカフェインは薬として片頭痛や倦怠感がある人に処方されることもあります。
さてこのカフェインを東洋医学で考えると、肝気を高ぶらせる効果があります。
肝の臓は「気」を全身に伸びやかに流す働きがあり、これがストレスや運動不足などで
「気」がスムーズに流れなくなると、肝の臓を傷め、全身に影響してきます。
なので、ストレスや運動不足で気が滞ってやる気がでない人はカフェインを取ることで、
肝気を動かしやる気を出して頑張ることができるようになります。
しかし日常から頑張りすぎている人がカフェインを多く取りすぎると、疲れている身体にムチを打っている状態となり、無理をしすぎて結果病気になったり、慢性的に疲労感が取れないなど起こってしまいます。
なので取り方に気をつける必要がありますね。
カフェインは眠気覚ましを兼ねて朝に取ると、まだ身体が動いていないため滞っている「気」が巡りだし、元気に一日を過ごせるようになります。
昼以降は控えめに飲んでも1~2杯までにしておくほうがいいです。
またカフェインは体重によって摂取しても安全な量が決まっているため、体重が軽い人はカフェインは少なめにしたほうがいいようです。
今はノンカフェインのコーヒーや紅茶などが一般的に売られるようになってきました。
コーヒーや紅茶、緑茶など香りのよいものは「気」の滞りを取り、身体をリラックスさせる効果があるので、朝はカフェイン入り、昼以降はノンカフェのものを使うなど工夫をしてティータイムを楽しみましょう!
ちなみに私の好きな紅茶メーカーはLUPICIA(ルピシア)
紅茶以外のお茶も販売して種類も豊富なのでおすすめです^^!
平野真奈です。
食べ方を見れば、その人となりがわかると言われたりします。
食事中、
・食べながら仕事や用事ばかり考えていたり
・忙しいからと言う理由で食事が適当になったり
・栄養素など数字を気にしすぎて食事が窮屈になったり…
まさに私はこの状態でした。
昔からあまり食に興味がなく、時間がきたから食べ、とりあえずお腹を膨らませ、食事を楽しむという概念がありませんでした。むしろ、食事が苦痛な時もありましたし…
でも、実千代鍼灸院に勤めだしてからは食に興味を持つようになってきました。
私以外は、皆、グルメなので会話の中でも食事の話が多く、食べる時もすごく美味しそうに食べられます。
その姿を通して、食べるって楽しみの1つなんだと発見し、それからは食事が美味しく感じるようになりました。そうすると、少し感情の幅が増えたようにも感じます。
食べている料理への対応や感情は、
普段接している人への対応・感情と似ているのかもしれません。
毎日の食事は、身体を作る大元になります。
食事をするということは、生きようとする事です。楽しくバランスのいい食事をすると日々の生活も同じようになっていく気がします。全て繋がっているのですね。
9月も腹八分目で食欲の秋を謳歌します^ ^
涼やかな真夏の古本市まつり
思わず入りたくなる小川…
吉田綾乃です。
私が毎年お盆の時期に涼しさを求めて訪れる場所があります。
京都下鴨神社に続く糺ノ森(ただすのもり)です。毎年お盆の時期になると、その糺ノ森で古本市が開催されます。
数年前に父が教えてくれました。京都の街の中に涼しい所があるから行ってみたら?と。
京都は盆地であり、夏は暑く冬は寒い土地ですが、真夏の糺ノ森は、不思議なくらい冷んやりと涼しいのです。
糺ノ森のは紀元前3世紀頃の原生林が今に伝えられているそうです。
高く生い茂った樹木が真夏の陽射しや喧騒を遮ってくれる事、澄んだ小川のせせらぎが森の中の気温の上昇を抑えてくれる事、地面の土が熱を吸収してくれる事…。
街の真ん中にありながら、自然の循環を肌で感じられる貴重な場所です。そして、私の癒しの場所でもあります。
古本市は毎年盛況で多くの人が集まります。しかし、その賑わいも包み込み、柔らかにしてくれる自然の営みがあります。自然のおおらかさに感謝しながら、大切に接していきたいです。
平野真奈です。
先日アメリカの会社で従業員の手に
マイクロチップを埋め込んだとのニュースがありました。
手をかざすだけで、ドアを解錠したり、パソコンにログインしたり、社内の自動販売機でジュースを購入できるそうです。
そこまで利便性は必要なのか?
人体に異物を埋め込んで大丈夫なのか?
セキュリティーやプライバシーなど様々な問題が山積みです。
AI(人工知能)といえば、
車の自動走行や
世界最高峰のプロ棋士にAIが勝利したりとかなり身近な物になってきました。
まるでSF映画の世界が実現されるのか⁈
とワクワクする反面、
人間には理解できない独自の言語で機械が会話をし始め、プロジェクトが緊急停止されたそうです。
機械に人間が利用されていくのでは?と怖くなるニュースです。
今回のマイクロチップの埋め込みは、ちょうど、合谷(手の母指と示指の間にあるツボ)辺りでした。
東洋医学的に言えば、片方だけに異物を埋め込むのは体のバランスが崩れて、後々何かしら支障が出てくるかと思います。
鍼灸の診察では、検査器具など機械を使わず全て触れたり見たり五感を使って治療していきます。
便利さを求めた機械に、逆に人間がのみこまれては意味がないと思います。
機械が進化すればするほど、逆に人間らしさに気付き、五感を大切に本来人間の持って産まれた能力を活かせるよう、機械との共存世界になればと願います。
吉田綾乃です。
今回のミニ講座のテーマは、『東洋医学で暑い夏を乗り切ろう~!』でした。
先日、テレビでも千葉大学の漢方医の先生が下半身型冷え性は、夏バテしやすい状態です、とメカニズムを説明されていました。
下半身型冷え性とは、冷房で下半身は冷えているのに、上半身だけは体温が高く、ほてりが増す状態の事です。
それは、下半身の自律神経が過剰に反応し、下半身の血管が収縮し、血流が悪くなる為に起こる冷えです。
そうなると、下半身に行くはずの熱が上半身に溜まり上半身の体温は上がります。そして、上半身のほてりが増すという悪循環になっていきます。
東洋医学では、これを上熱下寒と言います。夏の暑邪を受け、よく現れる症状です。
下半身が冷えた状態で暑い外に出ると、上半身の熱が更に高まり、めまいの原因になったり、体の怠さが出てきたり、脱水症状を起こしやすくなります。夏バテ症状です。
最近は、知らず知らずに冷房で足が冷えて腰痛を起こされる患者さんが多いです。実は私自身も、朝起きた時の足の怠さがひどいです(^^;;
ジッと涼んでばかりではなく、空調の効いた広いショッピングセンターなどで、ゆったり歩いてみて下さい。上半身と下半身の気血が巡り、怠さや胃腸の不調も改善されます。
私自身も少しでも養生を気遣いながら、残りの夏を楽しく元気に過ごして参ります。(^o^)/