こんにちは、平山杏です。
不安定な気候が続いていますね。
ここ最近、アイスが食べたくなるという声をよく耳にします。
中でも、アイス“クリーム”が食べたくなる!と言われる方が高頻度でおられます。
私も誘惑に負けてつい買ってしまうことがあります。
そんな美味しいアイスのちょっと怖い話をしたいと思います。(笑)
アイスは乳固形分・乳脂肪分の量で4種類に区分されています。
「氷菓」「ラクトアイス」「アイスミルク」「アイスクリーム」の順に含有量が多くなります。
ふと思い立って、アイスクリームを作ってみました。
材料は、生クリーム(200ml)、砂糖(90g)、卵(3個)です。
生クリームは生乳(牛乳)から乳脂肪分以外を除去したものです。
ということは、ほぼ油なんですね。
油に大量の砂糖と卵を加えて…アイスクリームが完成します( ̄д ̄;)
食べ物には、寒・涼・平・温・熱の5つの性質があり(これを五気といいます)、冷やす物、温める物、どちらでもない物に分けられます。
アイスクリームは、凍ったものなので、食べた直後は冷やされますが、中身が油なので、後々は熱になります。
熱傾向の人に熱が加わると、症状悪化の要因になることがあります。また、突然に症状が現れたり、なかなか症状が改善しないといった場合にも、食物が大きく関わっていることはよくあり、注意が必要です。…とはいっても、無性に食べたくなることがありますよね。
先程悪者のような扱いをしたアイスクリームですが、原材料はシンプルで、栄養価が高く、一般的にも乳脂肪分が高いものほど、美味しく、高級とされています。
身体を冷やすという目的から言えば、氷菓が適していますが、大体のものに添加物が使用さており、ラクトアイスは、乳脂肪分が少ない代わりに植物油脂を主原料としています。
乳脂肪分が少ない物ほど、不足分を補てんする為に、添加物が多い傾向にあります。
身体を熱化させないために油分を避けるなら、氷菓以外の3つはアウトなんですが、トータルして比較すると、ラクトアイスが一番避けたい物になります。
私はなるべく、アイスクリームかアイスミルクから選ぶようにしています。
ラクトアイスが一番多く流通しているので、選択肢は狭まりますが、一度食品表示も気にして見ていただけると嬉しいです。
次回のブログでは、アイス欲求を軽減させ、尚且つ身体を冷やしてくれる私のとっておきレシピをご紹介します。
これからの暑い季節に最適な5分で出来る簡単清熱デザートです。
おすすめなので是非覗きに来てくださいね(^ ^)
こんにちは。橋本伸浩です。
私はもともとカレーが好きでしたが、ここ1年ほどカレーにはまっていて週に2回ほどは食べに行っています。
今回は日本の国民食とも言えるカレーに関して紹介していきます。
そもそもカレーは多数の香辛料を用いて食材に味付けをする料理のことを指します。カレーの発祥はインドですが、インドでは香辛料を使った煮込み料理それぞれに固有の名前があり、「カレー」という名前の料理はないそうです。
なってこったい<(_ _)>
イギリス人がインド料理をカレーと総称して世界に伝えたことでインド=カレーという考えができたそうな。
インドは1765年頃~イギリスの植民地となりその頃にカレー料理が英国本土に紹介され評判になりました。
元々高級品であった香辛料を使いなれていないイギリス人は、カレー粉を開発しカレーを英国の家庭料理として普及しました。
そのイギリスのカレーが明治時代に日本に伝わり、小麦粉のとろみをつけたルーと白米で食べるカレーライスが誕生しました。
日本のカレーのツールはイギリスにあり!だったんですねー。
カレーは近年健康効果が注目されていて、ターメリック(ウコン)は脳内の炎症を抑えアルツハイマーやうつ病の予防になるとされています。
またスパイスにより全身の体温が上昇し手足が温まり、体温が上がることで免疫力も上がり風邪を引きにくくなる効果も報告されています。
東洋医学では香辛料は五味(酸・苦・甘・辛・鹹)の内、『辛味』です。
『辛味』は発散させる効果(発汗)と、体を温め寒さを取り除く効果、滞っている気をめぐらせる効果(行気)があります。
カレーの中には『辛味』を含む食材がふんだんに入っているため、体質が寒タイプ(温かい物を好む、寒がり)はオススメしますが、熱タイプの人(冷たい物を好む、暑がり)は食べ過ぎないよう気をつけなければなりません。
しかし熱タイプの人でもカレーを食べると発汗する人は食べても問題ありません。発汗は身体の余分な熱を取る働きがあるため、食事で温めながら発汗で冷ましバランスが取れます。
私も熱タイプですが、食べたあと大量に発汗するため、食べた分の熱を外に漏らしているので、身体もカレーを食べたあとはスッキリします(笑)
最近辛い物が流行っていますが、ストレスが多い現代社会において香辛料の行気作用と、発汗によってストレスを発散できるカレーがおいしく感じるのは当然かもしれません。
普段家でしかカレーライスを食べない人もカレー屋の香辛料の入った本格的なカレーを味わい、発散してみてはいかがでしょうか?
吉田綾乃です。
最近、実千代鍼灸院では、院長やスタッフの間で、十分な鉄分を摂るように毎日の食事内容を工夫してみよう!と色んな食べ物を意識的に摂るようにしています。 それぞれ気になる症状があるからです。
つい最近あるテレビ番組で取り上げていたのが、カンボジアの約50%の人が鉄欠乏性貧血に悩まされているという事です。いつも全身の倦怠感やめまい、出産時の合併症が問題となっていました。主に魚と米を食べているカンボジアの地方の食生活は、手軽に鉄分のサプリを摂る事も難しい環境も伴います。
そこで、ある研究者が安価な解決策を広めます。それは「Lucky Iron Fish」と呼ばれる小さな鉄の塊です。たい焼きのような魚の形をしていて、調理中の料理に鉄の塊を入れると、熱によって鉄が放出され、それが食品や水分に混ざるのです。
最初は単なる鉄の塊で、見た目や色が悪く、使いたがらなかったのですが、彼らがよく食べる幸運のシンボルの魚の形にした所、女性達が調理に使いだしたそうです。
この鉄製の「Lucky Iron Fish」を使っている地域では、半年後に鉄欠乏性貧血が50パーセント減少したということが証明されました。また、原料の大部分はリサイクルされた自動車部品でできていて、5年間効果が持続するという事です。素晴らしいエコです!
そして、なんと日本では「鉄卵」として同じ鉄の塊が販売されていました!それを知ってすぐデパートに買いに行きましたが、売り切れ、入荷予定なし、との事でした。既に日本でも広まりつつあるようです!(^^)!
私は「立ちくらみ」と「ふくらはぎの張り」の症状が気になっています。
どちらも血が関わる症状です。パン好きの私は、パンの摂取量は増えているものの、たんぱく質、特に赤みのお肉を摂る機会が激減しているなぁと感じます。若い女性のサラダだけ~の食生活もよく耳にします。
女性は月経があり、血液量が毎月減ってしまいます。新しい血液が減った分生成されるのが理想ですが、消耗の方が大きい場合があります。相対的に血液量が不足している状態を東洋医学では、『血虚』と言います。めまい、立ちくらみ、ちょっとした運動で動悸が激しい、こむらがえりが起こりやすい、などの症状が現れます。
少食の女性には、食べる量を増やさずに、簡単にお安く健康維持できる「鉄卵」はぴったりです。私も半年後は、「立ちくらみ」と「ふくらはぎの張り」をはキレイさっぱりお別れしているはずです。楽しみです(^^♪
はじめまして!
この春から実千代鍼灸院のスタッフに加わりました平山杏です!宜しくお願い致します(^ ^)
さて、この時期といえば花粉症ですが、花粉症の方には欠かせないマスクについてお話ししたいと思います。
マスクのメリットとして、
・アレルゲン(花粉、黄砂、PM2.5など)の侵入を防ぐ
・ウイルスなどの感染予防
・日光、紫外線等からの皮膚の保護
・保湿、乾燥対策
などが一般的ですが、最近では、
・小顔効果
・ファッション
・安心作用
という衛生面以外の用途でのマスク着用者が増えています。
伊達メガネならぬ伊達マスクというわけですね。
ニキビや、顔のパーツのコンプレックスを隠せる、表情を隠せる、人目を気にしなくて済む、落ち着く、といった効果から、食事、入浴時以外は常に着用しているという方もおられるようです。
特に10〜20代に多く見られ、
人の目をそれだけ意識した生活が背景にあることを表しているように思います。
マスク一つで心の負担が軽くなるなら、一つの手段だと思いますが、マスクがないと不安で仕方がないといった依存症になってしまうと、かえって大きな支障になってしまいます。
また、長時間使用することで、マスクに付着したウイルスに感染したり、新たなアレルギーを発症してしまう可能性もあります。
東洋医学的には、内熱といって、身体に熱がこもりやすい体質の人は、マスクで皮膚を覆うことにより、肌荒れなどの症状を引き起こしたりもします。
マスクは身近な便利品のひとつですが、使用の仕方に配慮して、より有効なアイテムにしていってほしいなと思います。
最終的には、マスク(フィルター)いらずの万能空気清浄器な身体を目指していただきたいと思います!(`・∀・´)
こんにちは!橋本伸浩です。
今年は4月に入って以降、花粉の飛散量が例年より多いため花粉症の症状で来院される方がたくさん見られます。
私自身も今年はくしゃみと鼻水が少し出やすくなっています(笑)
人によって起こる症状はさまざまですが、花粉が飛散してから鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、頭痛、のどのイガイガ、咳などの症状が現れた方は花粉症の可能性があります。
春の花粉症は東洋医学では、春の影響で肝気が高ぶることで気が上へ偏り、身体の中に熱が篭っているタイプの人(内熱タイプ)が発症しやすいと考えられます。
花粉症は気が上へ偏ることで目、鼻、のどなど体の上部に症状が出ます。
よって肝気の高ぶりを静め、気を下に引き降ろし身 体の中の熱(内熱)を取ると、症状が改善しやすいです。
民間療法でヨーグルトが花粉症にいいとよく言われますが、ヨーグルトは身体を冷やす効果があるため内熱を取ることによって花粉症に効く方も多いと考えられますね。
愛媛大学の研究で、みかんの皮をハチミツに一晩つけたものをヨーグルトに入れて、一日一回150mlを摂取することで目の充血、くしゃみといった症状が改善されたという報告もあります。
花粉症を改善するには、怒ったり、忙しくなりすぎないように気をつけ、ゆとりを持って過ごすことが大切となります。
また散歩は身体を緩ませながら気を引き下ろす効果があり、肝気の高ぶりを鎮めるのでマクスをつけながらゆったりと散歩することもとてもいいです!
食事 は脂っこいものを控え、野菜や果物を多めに摂取するよう心がけて、身体の内熱を取ることも重要です。
もうまもなく花粉飛散量が減っていきますが、花粉症のつらさはかなりのもの。
すこしでも快適に過ごせるよう鍼と各養生を行い、花粉症が起こらない体質にしていきましょう!!