こんにちは。橋本伸浩です。
最近急に秋らしく、乾燥して涼しく過ごしやすい日が続くようになりました。
うっかり窓を開けて寝ていると薄い毛布1枚で寝ている私は((´д`)) ブルブルと途中で目覚めてしまう日が数日ありました。
現在10月20日は二十四節気で寒露(かんろ)、七十二候で蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)。
家の窓を開けているとコオロギや鈴虫など秋の虫の音がよく聞こえてきます。
さて秋といえば○○の秋!という言葉がよく使われますが、みなさんはなにを想像されますか?芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋などなどありますがやっぱり一番は食欲の秋が始めに思い浮かぶと思います(笑)
ではなぜ四季の中で秋だけが食欲の秋と言われるのか
そもそも食欲は空腹を感じて脳と胃腸の相互作用によって調節されています。つまり胃腸の働きが活発になれば食欲が出てきます。
東洋医学では五臓の内のひとつ、脾(ひ)の臓が食物を消化吸収して栄養水分を全身に巡らせる働きをしています
この脾の臓は湿気を嫌い、乾燥を好む性質があるためムシムシした環境では胃腸機能が低下するため食欲減退し、カラッと乾燥した日は胃腸機能が元気になるため食欲が増します。
よって秋になると乾燥するため食欲が出やすいと考えられます。
また脾の臓は手足を動かすと機能が亢進するため運動すると食欲が増加します。
冬場も乾燥していますが、寒くて運動しなくなりじっとしていることが増えるため脾の臓の機能が低下します。
食欲の冬といわず食欲の秋と言われる所以は、乾燥し晴れている日も多いため他の季節よりよく身体を動かすためと考えられますね。
現代医学的には秋に寒くなると体温を上げるため基礎代謝量が増えるため、身体にカロリーが必要となるため食欲が増えるという説があります。また
サンマや栗、きのこやサツマイモなどなどおいしいものが沢山ある秋。旬のものを取りつつ、コスモスや紅葉を見にウォーキングやハイキングなどで体を動かすことが胃腸を健康に保ち元気に秋~冬にかけて過ごせるためのポイントです!
是非みなさんも日々季節を感じながらすてきな秋を過ごしましょう(゚∀゚)!
河童橋と梓川後ろは穂高連峰
新穂高ロープウェイ 怖い(・_・;
杉玉の意味は色々…こらは新酒の目印かな?
あっさり魚貝だし 高山ラーメン
ホッとする手触り飛騨の木
吉田綾乃です。
杏先生のブログに引き続き、院内旅行についてです。 飛騨高山と上高地、どちらも生まれて初めて訪れる場所です。行きたかった所でもあり、とても楽しみでした。
自然、文化、歴史、グルメなど、どれも素晴らしく、「温かさ・穏やかさ・忍耐強さ」が感じられ、感動しました。その中でも、私は上高地の景観に圧倒されました!!!
上高地と言えば河童橋。河童橋は梓川にかかる木製の吊り橋です。梓川は川底が見え透明で、場所によって川の色が緑や青に変化しています。雨が降っても透明度は変わらないそうです。
TVや雑誌ではよく目にしていましたが、現実は全く違いました!まさに インスタ映えも霞む迫力です!!
上高地は、明治21年にイギリスから来日した宣教師ウォルター・ウェストンが『日本アルプスの登山と探検』という本を発表し、イギリスでも広く知られるようになったそうです。
近年、登山人口が多い国はドイツ、イギリス、イタリア、日本と限られていて、特に日本はレジャー登山の人口が群を抜いて多いそうです。その理由は、比較的緩やかな山が多く、歩きながら植物や多彩な山岳景観を楽しみやすいからです。世界的に見ても日本は非常に恵まれた登山環境だそうです。
確かに上高地でも外国人観光客は多く、本格的登山の格好でバスに並んでいる外国人も目にしました。日本の自然を楽しんでいる事がとても嬉しく、日本が素晴らしく思えます。
日本人が気付いていない日本文化や自然の素晴らしさが、外国人によって認知される事が多い事に気付きます。最近は欧米で盆栽人気が凄いとよく耳にします。しかも、内弟子修行を積んで学んでいるとか。
鍼灸も世界への広がりは同じです。手軽にいつでもどこでも治療が出来る鍼灸が、アフリカでは、結核治療に、アメリカの海軍では、腰痛治療に使われ効果を表しています。
日本の自然と歴史に触れ、鍼灸への可能性を再確認しました。今後の楽しみが増えた旅行でした。まずは、山ガールデビューかな??(^-^)/
そして最後に、旅行の企画立案の院長、ありがとうございます。貴重な経験です。そして、ベストコースを考えて下さったH様、最高でした!妻籠馬籠は次の楽しみに。実千代院のゆるキャラ杏先生、一緒に居て癒されました。伸先生、次回絶対に行きましょう!皆様に深く感謝です。
こんにちは、平山杏です。
先月の話になりますが、社員旅行に行ってきました。
当初は韓国のチェジュ島の予定でしたが、大型台風の影響で、岐阜・長野に変更して行ってきました。
私は出不精なので、今まであまり旅行の経験がなく、旅行が決まってからは、準備が大変でした。
心の準備が。(笑)
私以外は皆旅行慣れしているので、何があっても絶対どうにかなるはずと頭ではわかっていても、日が近づくにつれて、どきどきしていました。(笑)
そんな私のしょーもないどきどきはよそに、院長の晴れ女っぷりが絶好調で、9月イチの天気に恵まれました。
世界遺産の白川郷や、新穂高の頂上、上高地などの名所に行きましたが、どこに行っても、空がきれい、水がきれい、空気がきれいでした。
景色に感動して写真を撮るなんて我ながらビックリしましたが、そのくらい本当に自然が綺麗でした。
普段自分で鍼をしたり、運動したりと、気を緩めるために色々するのですが、
自然に触れると、こんなに伸び伸びとしていられるんだということが、一番嬉しい発見でした。
私の様にリセットが苦手な方もそうでない方もぜひ一度行ってみてください。
こんにちは、大杉朋史です。
季節はもう秋になりましたね。
秋と言えば食欲の秋、読書の秋など色々ありますが、私は芸術の秋を楽しみました。
先日、兵庫県立美術館のプラド美術館展に行ってきました。
プラド美術館は、スペインの首都マドリードにある歴代のスペイン王室が収集した7000点以上の絵画を所蔵している世界屈指の美術館で、開館したのは約200年前だそうです。
今回、美術館に行こうと思ったきっかけは、先輩鍼灸師の方に「陽の趣味と陰の趣味をもちなさい」とアドバイスをされ私の場合、陽の趣味だとスポーツ(野球やフットサルをすること)ですが、陰の趣味は何かと問われると・・・ありませんでした。
「芸術に触れると感性が磨かれ、陰を養うよ」とも教えて頂き、ちょうど秋でしたので、芸術の秋に触れてきました。
プラド美術館展には61点の油彩画と9点の資料が展示されていました。
まず、部屋に入ると驚かされたのが、とにかく1枚1枚の絵が「デカい」のです。その大きさに少し圧倒されました(笑)
ただ、素晴らしい絵を鑑賞すると心が落ち着き、安らかな気持ちになりました。
普段から陽が高ぶりやすい方(イライラしやすい)は、芸術に触れて陰を養うのも良いと思いますよ。
皆さんも、「〇〇の秋」を楽しんで過ごして下さい。
こんにちは、橋本伸浩です。
9月に入り猛暑だった夏はどこへいったのか急に涼しくなりましたね。
自宅では夜になると鈴虫のリーンリーンという鳴き声が聞こえてきて秋を感じます。
もう9月下旬となり9月23日が秋分の日、9月24日は中秋の名月となります。
中秋の名月とはなにか?
世間でよく耳にしますが、具体的に中秋の名月についていままで知りませんでした。
ボーっと生きてんじゃねえよ!と叱られますね
調べてみると中秋の名月とは秋の真ん中に出る満月を指します。
旧暦では秋は7月~9月で秋の真ん中は8月15日です。
よって秋の真ん中に出る満月のことを十五夜とも呼ぶようになりました。
旧暦と現在の暦では一ヶ月ほどズレがあり、満月になる日にちも年によって変化するため毎年中秋の名月は日付が異なりますが今年は9月24日となります。
ではなぜ秋だけ月見をする文化があるのか?
中秋の名月(旧暦8月15日)は初穂祭の日にあたり、秋の収穫をお祝いする行事でした。
江戸時代に入りお祭りに加え月見を楽しむようになったといわれています。
また秋は乾燥していて天気がよい日も多いため、月見に適した環境というのも秋に月見が行われる理由のひとつだそうです。
なるほどなーといったところですが「月」、特に「満月」は身体に影響を与えていることをみなさんはご存知でしょうか?
東洋医学で「月」と身体の関係は現存する中国最古の医学書「素問」八正神明論に記載があります。
そこには満月になると気血は充実して肌肉も養われ頑強となる。満月から月が欠け始めると気血も去り肌肉は衰え身体の防衛力も失われるとあります。
このように満月では気血が充実し皮膚は緻密になり、筋肉はしっかりするとありますが、本当??って思いますよね。
実際に臨床で患者さんや自分を観察してみるとかなり関係性があることがわかります。
私の場合は4km程度のマラソンをしていて、日によって走っている最中のシンドさが違うなと思い、月齢を確認すると満月の前後は走ってもしんどくなく、新月前になるとしんどさを感じていたことがわかりました。
現代科学的にも満月の日は攻撃性が高まり犯罪率が有意に上昇することが報告されていたり、出産率が高くなることも報告されています。
逆に新月になると気血が減少し体力も衰えるため、風邪や体調不良にならないように睡眠をしっかり取ることが大切です。
中秋の名月を眺めながら月と体調の関係について考えてみても面白いかもしれませんね!
おはぎと月見団子を食べすぎないようにだけお気をつけ下さい☆ミ