モンマルトル大通り、冬の朝
こんにちは!橋本伸浩です。
気付けば1年も終わりを迎えます。今年の一文字が『災』でしたが、西日本はとくに被害を受けた一年でした。私は直接被害はありませんでしたが、阪急電車が災害で2回も止まり、関空が使えなくなるなど起こったことのないことが頻繁にある一年間でした。
来年はいよいよ4月30日に平成が終わり、新たな天皇になり元号が変わります。平成生まれの私としては元号が変わるのは初のことで、なんとなく時代の移り変わりを感じます。
今年は藤井聡太七段を始め、紀平梨花選手、張本智和選手など2002年や2003年生まれの人々が大活躍する姿が見られました。
藤井聡太七段らが生まれた2002年は日韓W杯、映画ではハリーポッターと秘密の部屋、音楽では平井堅の大きな古時計や宇多田ヒカルのtravelingなどが流行していた時代で、その時生まれた世代が活躍するとは…
私自身まだまだ若いと思っていますが、これからうかうかしていると下の世代が追いつき追い越されていくなと感じます。
振り返ると色々あった一年間でしたが充実した一年でした。自身の患者さんを見る力(ツボや表情の動きなど)や鍼の技術もいままで以上に上達を感じることができました。
私はいままで大雑把で細かいことを気にすることが苦手でしたが、人間言葉で発すること以上に動作や雰囲気、間の取り方などの情報が重要なことに気付きました。
病気についてわかっても、人間をわからなければ治せないのがこの医学です。
来年はいままで以上に人間を知り鍼灸をもっともっと学んで行きます!
皆様本当に一年間お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します m(_ _)m
街は賑やか Christmas
吉田綾乃です。
毎年恒例の今年を表わす漢字一文字が『災』と発表されました。2004年も同じ『災』だったそうです。16年ぶりですが、頻繁に感じます。この次、『災』が選ばれる事がない事を願います。
そこで、私個人を表す今年の漢字を考えてみました。
私は…『収』(しゅう)です。一文字となると意味不明ですよねσ(^_^;)
『収』の意味は複数ありますが、私にとってのは、「まとまる」の意味が近いのかなぁと思います。
日々バタバタして、時間の使い方が下手な事、仕事の未達成感、運動不足感、睡眠不足感(寝てるはずなのに…)、ストレス発散不足感、etc 具体的に挙げてみると不足感だらけの一年!!! しかも何とマイナス思考なこと。。。
でも、このマイナス思考がここ年末にかけて、収束に向かってきました。諦め上手になったのかもしれませんが(笑)一つ達成感を得た事からマイナス思考が収束に向かったように感じます。
他にも「収」の意味に、収斂、縮まるという意味があり、ジャンプ前の屈伸の意味の収縮にしたい!そんな希望を込めての『収』です。
小さな小さな達成感の積み重ねが、大きな力になる事を実感出来た一年でした。
皆様にとって良い一年の締めくくりとなりますよう、そして、来年も沢山の笑顔に囲まれ、心身共に健やかな毎日を過ごされますように。
お世話になった皆様、そしてブログを読んでくださっている方々、心より感謝申し上げます。今年もありがとうございました(^^)
こんにちは、平山杏です。
随分前から気になっていたレモン水を飲み始めました。
レモン果汁を搾った水を起床時に飲むというものです。
レモンの効果としては、
抗酸化作用、アレルギーなどの抗炎症作用、リラックス効果、血圧抑制、肥満抑制等が言われています。
ちなみに漢方薬では、陳皮(ちんぴ)というミカンの皮を乾燥したものがあります。
こちらは胃腸を整える、痰を取り除く、咳止め、身体を温めるといった効能です。
柑橘類は気を巡らせる働きが強いとされているので、レモンも陳皮も、気を動かして、熱の停滞、水の停滞を除去した結果が上記の作用として挙げられているのだと思います。
私がひと月飲んで感じた変化としては、
鼻水の粘稠度が減少、くしゃみの回数の減少、肌の乾燥の減少。
三年前に転けて出来た傷跡の色が薄くなる。
朝が起きやすくなる。なんとなく動きやすくなる、です。
「あれ?」と思う程度の変化ですが、それでもなんとなく調子が良い気がするので、
朝から本当に面倒なんですが(笑)、続けてみようと思っています。
私は搾ることが面倒くさいのと、実が勿体無い気がするので、
果実部分を剥がして搾らずにそのまま水に放り込んで飲んでいます。実も食べています。
そして皮は容器に入れて、酢漬けにしています。
皮は実よりも栄養成分が多いそうです。
ドレッシングや酢の物として使えますし、
これを水に薄めると、油汚れの掃除や、髪のトリートメント、入浴剤としても使えます。
そしてなんと、皮を置いておくと害虫予防にもなるようです!
また、種はお酒に漬けておくとドロっとしたものが周りにできます。
これを、水と少量のグリセリンで薄めれば化粧水になります。
以前柚子の種で作ったのですが、手荒れにかなりの効果がありました。
柑橘類は日焼けしやすくなるので、寝る前や、日光が直接当たらない部位に塗るなど注意が必要ではありますが、自然のものでやってみたいという方には大変良いものだと思います。
捨てるところがないのが素敵ですね¥( ˆoˆ )/
天然クレンジング…ご興味ある方、一緒に面倒くさいことやりましょう*
こんにちは!橋本伸浩です。
12月7日は二十四節気で大雪(たいせつ)。
大雪(たいせつ)は雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)と解説があるように本格的に雪が降り出す時期です。
偶然か、本日より北海道や東北で吹雪が起こり、数十センチ積雪しました。
((´д`)) ブルブル…サムー
温度差で風邪や体調を崩す方が増えています。温湿度計を見て室温を20度、湿度を50%程度になるようにしておくと風邪を引きにくくなります!
さて、先日12月6日、ニュースでも大きく取り上げられていましたが、携帯のソフトバンク社で通信障害が起こり、4時間ほど通話やインターネットが行えない状態になりました。私もソフトバンクの子会社Ymobileをしようしていたため、その時間は携帯が使用できませんでした。
この時に自分が思っていたよりスマホありきの生活をしていたなと感じました。この日の私の予定として、仕事終わりに梅田の花屋にて祖母への誕生日プレゼントを買い宅配、その後おいしいお店を探して入る予定をしていました。
しかしスマホが使えないことで、まず梅田のどこに花屋さんがあるかわからない。さらに祖母の自宅住所も不明。住所を知っている母親にも連絡が取れず、新しいお店探しも出来ないと思い梅田に行くことを諦めました。
この10年でスマホが爆発的に広まり、あるのが当たり前の生活になってしまった現代。突如なくなったことでいかに頼って生きているかを実感しました。
人類の歴史の中でもとくに変革が激しい時代ですが、人間の本質は簡単には変わりません。速すぎる現代こそ、人間や自然をよくよく観察し学んでいた時代の思考や思想を学び、原点に帰ることが真に健康でいるための秘訣だと思います。
我々鍼灸師もよく学ぶ、現存する中国最古の医学書『黄帝内経』(こうていだいけい)に長生きで幸せに健康でいるためには、食べたものを美味しく思い、着ているものを心地よく思い、その境遇に満足して楽しく暮らし、地位の高低を羨む事無く、素朴で誠実な人。とあります。
私自身もこの言葉を思い返して反省。(´・ω・)<おいしいもの探している場合ちゃうがな
現代社会に疲れた方も東洋医学を一度学んでみると新たな発見があるかもしれません。
こんにちは。
大杉朋史です。
11/7から立冬が始まり、暦の上では冬の季節です。
今回、1712年に儒学者であった貝原益軒が83歳の時に著した「養生訓」の中で冬の養生という項目があり、それを紹介しますね。
冬の養生
「冬は、天地の陽気が閉じこもって隠れてしまい、人の血気も収まる季節である。心を静かに安定させておきなさい。
温めすぎて陽気をもらしてはならない。上気させてはならない。衣服を温めるには、少し温めるのがよい。
熱いのはよくない。衣服を多く重ねたり、あるいは火で体を温めすぎてはならない。熱い湯に入浴してはならない。力仕事をして汗をかき、陽気をもらしてはならない。」と説かれています。
冬は気温が低下して、自然界の陽気が減少し、陰気がもっとも盛んな季節になります。樹木の葉は枯れ落ちて、動物は土の中に隠れて冬眠します。
自然の摂理に従えば、動植物は活動を停止し、じっと耐えて春を待つときなのです。
春・夏・秋に消耗したものを回復する季節なので、寒さから身を守り、静かに過ごすことが必要になります。
この時期に夏と同じ様に陽気を外に発散し続けると、汗をかき毛穴が開き、外から風寒の邪が体内に侵入し、風邪を引いてしまいます。
身体はこれを避けるために気の流れを出来るだけ内側にとどめようとします。
こうして、冬の身体は寒さを防ぎ、消耗した生命力を回復させて翌年の活動の基礎をつくります。
養生のポイント
・サウナや激しい運動をして大量に汗をかかないこと。散歩やストレッチなどの軽い運動は良いですよ。
・睡眠
・身体を冷やさないこと
あとは、定期的に鍼灸治療をし身体のバランスを整えておくのが大事ですね。