吉田綾乃です。
先日NHKの健康番組で、免疫力について特集していました。そこで取り上げられていたのが、リンパ球です。
リンパ球は血液の中に存在し、病原菌が血管の中に入って来ると直接やっつけます。前線で敵と戦う役割です。癌細胞をも死滅させるほどのパワーの持ち主です。
その番組では、リンパ球の数と風邪ウィルスの感染について調査しました。まず、被験者達のリンパ球の数を調べ、その後に風邪ウィルスを鼻から注入するのです。リンパ球の数が風邪に感染に関係しているのかを調べるのです。
その結果、全く風邪に感染しない女性が1人いました。しかし、その女性のリンパ球の数は、他の人よりも少なかったのです。
何故?? リンパの動き方が激しいから?リンパ球の質が良いから?リンパ球が大きいから?など、想像が膨らみます。
その理由に大きく関係しているのが、リンパ節でした。リンパ節は、リンパ球が普段静かにしながら潜んでいる場所です。彼らにとっては居心地がいい場所だそうです。そこで抗体としての準備し勉強をするのです。
体内に病原菌が入ってくると、リンパ節からリンパ球が血管へ飛び出し、前線へ向かいます。その時、多くのリンパ球が血管に現れるとそれだけ強力な戦力になるという事です。
風邪をひなかった女性は、リンパ節から誰よりも多くリンパ球が出動し、メリハリが大きかったという事です。
では、どうすれば、リンパ節から多くのリンパ球を出動させる事が出来るのか?ここが大きな問題です。 それは、交感神経を緩める事!なんです。
そう、まさに鍼灸治療(^.^) 鍼灸は、凝り固まった筋肉を緩めます。そして、気血の巡りを促し、心の緊張感をほぐします。そうすると、交感神経の高ぶりもおさまり、リラックスモードに切り替わるのです。
鍼が免疫力を高めると言われるのが、このメカニズムが関係していると私は実感します。
凝りがほぐれて、免疫力もアップ!です。
身体の仕組みが解明されるにつれて、鍼灸治療の効果に納得がいきます。 益々鍼灸の可能性を沢山の方に知って頂きたいと願うばかりです。
こんにちは。
動物好きが定着しつつある平山です。
先日、子犬を迎えました(・∀・)
私の家には、私が幼少の頃から途切れることなく犬が居ました。
最後の子にしようと飼っていた犬は8月に亡くなり、なんとなく寂しい空気がありました。
家の中のふとした光景に物足りなさがあって、思い出して、寂しくなるんです。
家にいる時間が長い両親は特にそうで、今回弟と一緒にサプライズで連れ帰ってきました。
わんぱくな人懐っこい子で、一気に賑やかになりました。
また、もう一つの目的が私にはありました。
『呂氏春秋』という古典に、
「流水は腐らず、戸枢の螻せざるは、動けばなり。形気もまた然り。」という文があります。
「流れている水は腐らず、開き戸の軸は虫に喰われることはない、どちらも常に動いているから禍がない。人間の身体も同じである。」という訳になります。
私達の身体は、気・血・水で構成されていると東洋医学では考えます。
つまり、これらが常に流れている状態、動いている状態が健康であるということを示しています。
運動いいよ~って言っているんですね。
私達人間は動物なので、動いている方が自然に近いのです。
ということで、運動必須な犬を飼って両親に散歩してもらおうと思ったわけです。
運動して巡りが良くなると鍼の効果も大きいです。
皆さんも自分なりの運動習慣を作って巡りまくってる身体にしましょ( ˆoˆ )/
こんにちは。橋本伸浩です。
最近急に秋らしく、乾燥して涼しく過ごしやすい日が続くようになりました。
うっかり窓を開けて寝ていると薄い毛布1枚で寝ている私は((´д`)) ブルブルと途中で目覚めてしまう日が数日ありました。
現在10月20日は二十四節気で寒露(かんろ)、七十二候で蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)。
家の窓を開けているとコオロギや鈴虫など秋の虫の音がよく聞こえてきます。
さて秋といえば○○の秋!という言葉がよく使われますが、みなさんはなにを想像されますか?芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋などなどありますがやっぱり一番は食欲の秋が始めに思い浮かぶと思います(笑)
ではなぜ四季の中で秋だけが食欲の秋と言われるのか
そもそも食欲は空腹を感じて脳と胃腸の相互作用によって調節されています。つまり胃腸の働きが活発になれば食欲が出てきます。
東洋医学では五臓の内のひとつ、脾(ひ)の臓が食物を消化吸収して栄養水分を全身に巡らせる働きをしています
この脾の臓は湿気を嫌い、乾燥を好む性質があるためムシムシした環境では胃腸機能が低下するため食欲減退し、カラッと乾燥した日は胃腸機能が元気になるため食欲が増します。
よって秋になると乾燥するため食欲が出やすいと考えられます。
また脾の臓は手足を動かすと機能が亢進するため運動すると食欲が増加します。
冬場も乾燥していますが、寒くて運動しなくなりじっとしていることが増えるため脾の臓の機能が低下します。
食欲の冬といわず食欲の秋と言われる所以は、乾燥し晴れている日も多いため他の季節よりよく身体を動かすためと考えられますね。
現代医学的には秋に寒くなると体温を上げるため基礎代謝量が増えるため、身体にカロリーが必要となるため食欲が増えるという説があります。また
サンマや栗、きのこやサツマイモなどなどおいしいものが沢山ある秋。旬のものを取りつつ、コスモスや紅葉を見にウォーキングやハイキングなどで体を動かすことが胃腸を健康に保ち元気に秋~冬にかけて過ごせるためのポイントです!
是非みなさんも日々季節を感じながらすてきな秋を過ごしましょう(゚∀゚)!
河童橋と梓川後ろは穂高連峰
新穂高ロープウェイ 怖い(・_・;
杉玉の意味は色々…こらは新酒の目印かな?
あっさり魚貝だし 高山ラーメン
ホッとする手触り飛騨の木
吉田綾乃です。
杏先生のブログに引き続き、院内旅行についてです。 飛騨高山と上高地、どちらも生まれて初めて訪れる場所です。行きたかった所でもあり、とても楽しみでした。
自然、文化、歴史、グルメなど、どれも素晴らしく、「温かさ・穏やかさ・忍耐強さ」が感じられ、感動しました。その中でも、私は上高地の景観に圧倒されました!!!
上高地と言えば河童橋。河童橋は梓川にかかる木製の吊り橋です。梓川は川底が見え透明で、場所によって川の色が緑や青に変化しています。雨が降っても透明度は変わらないそうです。
TVや雑誌ではよく目にしていましたが、現実は全く違いました!まさに インスタ映えも霞む迫力です!!
上高地は、明治21年にイギリスから来日した宣教師ウォルター・ウェストンが『日本アルプスの登山と探検』という本を発表し、イギリスでも広く知られるようになったそうです。
近年、登山人口が多い国はドイツ、イギリス、イタリア、日本と限られていて、特に日本はレジャー登山の人口が群を抜いて多いそうです。その理由は、比較的緩やかな山が多く、歩きながら植物や多彩な山岳景観を楽しみやすいからです。世界的に見ても日本は非常に恵まれた登山環境だそうです。
確かに上高地でも外国人観光客は多く、本格的登山の格好でバスに並んでいる外国人も目にしました。日本の自然を楽しんでいる事がとても嬉しく、日本が素晴らしく思えます。
日本人が気付いていない日本文化や自然の素晴らしさが、外国人によって認知される事が多い事に気付きます。最近は欧米で盆栽人気が凄いとよく耳にします。しかも、内弟子修行を積んで学んでいるとか。
鍼灸も世界への広がりは同じです。手軽にいつでもどこでも治療が出来る鍼灸が、アフリカでは、結核治療に、アメリカの海軍では、腰痛治療に使われ効果を表しています。
日本の自然と歴史に触れ、鍼灸への可能性を再確認しました。今後の楽しみが増えた旅行でした。まずは、山ガールデビューかな??(^-^)/
そして最後に、旅行の企画立案の院長、ありがとうございます。貴重な経験です。そして、ベストコースを考えて下さったH様、最高でした!妻籠馬籠は次の楽しみに。実千代院のゆるキャラ杏先生、一緒に居て癒されました。伸先生、次回絶対に行きましょう!皆様に深く感謝です。
こんにちは、平山杏です。
先月の話になりますが、社員旅行に行ってきました。
当初は韓国のチェジュ島の予定でしたが、大型台風の影響で、岐阜・長野に変更して行ってきました。
私は出不精なので、今まであまり旅行の経験がなく、旅行が決まってからは、準備が大変でした。
心の準備が。(笑)
私以外は皆旅行慣れしているので、何があっても絶対どうにかなるはずと頭ではわかっていても、日が近づくにつれて、どきどきしていました。(笑)
そんな私のしょーもないどきどきはよそに、院長の晴れ女っぷりが絶好調で、9月イチの天気に恵まれました。
世界遺産の白川郷や、新穂高の頂上、上高地などの名所に行きましたが、どこに行っても、空がきれい、水がきれい、空気がきれいでした。
景色に感動して写真を撮るなんて我ながらビックリしましたが、そのくらい本当に自然が綺麗でした。
普段自分で鍼をしたり、運動したりと、気を緩めるために色々するのですが、
自然に触れると、こんなに伸び伸びとしていられるんだということが、一番嬉しい発見でした。
私の様にリセットが苦手な方もそうでない方もぜひ一度行ってみてください。