こんにちは!橋本伸浩です。
12月7日は二十四節気で大雪(たいせつ)。
大雪(たいせつ)は雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)と解説があるように本格的に雪が降り出す時期です。
偶然か、本日より北海道や東北で吹雪が起こり、数十センチ積雪しました。
((´д`)) ブルブル…サムー
温度差で風邪や体調を崩す方が増えています。温湿度計を見て室温を20度、湿度を50%程度になるようにしておくと風邪を引きにくくなります!
さて、先日12月6日、ニュースでも大きく取り上げられていましたが、携帯のソフトバンク社で通信障害が起こり、4時間ほど通話やインターネットが行えない状態になりました。私もソフトバンクの子会社Ymobileをしようしていたため、その時間は携帯が使用できませんでした。
この時に自分が思っていたよりスマホありきの生活をしていたなと感じました。この日の私の予定として、仕事終わりに梅田の花屋にて祖母への誕生日プレゼントを買い宅配、その後おいしいお店を探して入る予定をしていました。
しかしスマホが使えないことで、まず梅田のどこに花屋さんがあるかわからない。さらに祖母の自宅住所も不明。住所を知っている母親にも連絡が取れず、新しいお店探しも出来ないと思い梅田に行くことを諦めました。
この10年でスマホが爆発的に広まり、あるのが当たり前の生活になってしまった現代。突如なくなったことでいかに頼って生きているかを実感しました。
人類の歴史の中でもとくに変革が激しい時代ですが、人間の本質は簡単には変わりません。速すぎる現代こそ、人間や自然をよくよく観察し学んでいた時代の思考や思想を学び、原点に帰ることが真に健康でいるための秘訣だと思います。
我々鍼灸師もよく学ぶ、現存する中国最古の医学書『黄帝内経』(こうていだいけい)に長生きで幸せに健康でいるためには、食べたものを美味しく思い、着ているものを心地よく思い、その境遇に満足して楽しく暮らし、地位の高低を羨む事無く、素朴で誠実な人。とあります。
私自身もこの言葉を思い返して反省。(´・ω・)<おいしいもの探している場合ちゃうがな
現代社会に疲れた方も東洋医学を一度学んでみると新たな発見があるかもしれません。
こんにちは。
大杉朋史です。
11/7から立冬が始まり、暦の上では冬の季節です。
今回、1712年に儒学者であった貝原益軒が83歳の時に著した「養生訓」の中で冬の養生という項目があり、それを紹介しますね。
冬の養生
「冬は、天地の陽気が閉じこもって隠れてしまい、人の血気も収まる季節である。心を静かに安定させておきなさい。
温めすぎて陽気をもらしてはならない。上気させてはならない。衣服を温めるには、少し温めるのがよい。
熱いのはよくない。衣服を多く重ねたり、あるいは火で体を温めすぎてはならない。熱い湯に入浴してはならない。力仕事をして汗をかき、陽気をもらしてはならない。」と説かれています。
冬は気温が低下して、自然界の陽気が減少し、陰気がもっとも盛んな季節になります。樹木の葉は枯れ落ちて、動物は土の中に隠れて冬眠します。
自然の摂理に従えば、動植物は活動を停止し、じっと耐えて春を待つときなのです。
春・夏・秋に消耗したものを回復する季節なので、寒さから身を守り、静かに過ごすことが必要になります。
この時期に夏と同じ様に陽気を外に発散し続けると、汗をかき毛穴が開き、外から風寒の邪が体内に侵入し、風邪を引いてしまいます。
身体はこれを避けるために気の流れを出来るだけ内側にとどめようとします。
こうして、冬の身体は寒さを防ぎ、消耗した生命力を回復させて翌年の活動の基礎をつくります。
養生のポイント
・サウナや激しい運動をして大量に汗をかかないこと。散歩やストレッチなどの軽い運動は良いですよ。
・睡眠
・身体を冷やさないこと
あとは、定期的に鍼灸治療をし身体のバランスを整えておくのが大事ですね。
吉田綾乃です。
先日、阪急西宮北口駅近くのパン屋さんのレジ前で何やら騒々しい動きが…。年輩の男性が突然足に力が入らず、立っていらなくなっていました。仲間の方にしがみついて耐えている状態でした。倒れかけた男性が苦しそうだったので、そのまま体を横にした方がいいですよ、と私から声を掛けてました。
呼吸も意識もはっきりして、気分の悪さもないとの事だったので、「救急車が来る迄、このままゆっくりして横になっておきましょう」と伝えましたが、レジ横で目立つ気恥ずかしさからか、頑固に拒否されます。額に玉の汗を浮かべ、生あくびを繰り返しながら、必死に立ち上がろうとしながらも、体は言うことをきかないままでした。
程なくして救急隊員が到着したので、全てお任せして私はその場を立ち去りました。それにしても日本の救急車の対応は素晴らしい!本当に早い!そして、隊員の方も迅速で頼もしいです。日本の素晴らしさをこんな所でも感じました。
突然の事で、最初はお店もてんやわんやでしたが、店長の落ち着いた対応と指示でお店のお客様、従業員の方々も慌てず、冷静に業務を続けておられました。
今年に入って、街中で突然倒れた方と何度も遭遇ます。その回数が確実に増えています。その時、通り掛かりの方が冷静に対応されている事に関心します。その場の落ち着いた雰囲気作りが何よりも大事と感じます。
私も医療人として人の役に立てるように心掛けていきたいと思います(^O^)/
こんにちは、平山杏です。
やっと冬らしくなってきました。
私は冬が好きです。澄んだ空気が好きです。
でも寒さは苦手なので、朝晩の冷え込みには注意しています。
先日久しぶりに師匠蓮風先生のところへ行ってきました。
先生の院の庭にざくろの木があるんですが、今年は大豊作で、
「ざくろ酒作ってくれ〜(^ ^)」ってことで受け取りに。
治療見学もしてきました。
今年の春に内弟子を卒業してから、2回目の研修です。(もっと来いと言われました(m-∀-)m)
慣れた場所で、何度も見た光景ですが、見えること、感じることが以前とは全く違います。
診療開始と共に漂う空気感に気が引き締まります。
蓮風先生は、場を支配するのがとても上手です。
もちろん治療は鍼を使われるのですが、鍼を持たなくても相手の緊張を緩めたり逆に緊張させたりを自然にコントロールしています。
久しぶりに行ったためか、叱咤激励をたくさん頂きました。
離れてからも気に掛けてくださっていることに感謝して、少しずつでも師匠に近づけるように、一人でも多くの患者さんの役に立てるように、がんばります。
こんにちは!橋本伸浩です。
最近グーグル社から「Pixel 3」というスマホが発売されました。
この「Pixel 3」はGoogleレンズというリアルタイムにカメラから情報を読み取り、AIが必要な情報を出してくれるサービスが利用できます。
このGoogleレンズがすごいんです(;´Д`)
たとえばカメラを商品(本や衣服、文房具などなんでも)をかざすとその商品のションピッグサイトへアクセスが出来、植物や動物などにかざすとそれらの名前が表示され、他の言語(英語やフランス語中国語などなんでも)も瞬時に翻訳されます。
あーこれの名前なんだっけー?ということがほぼGoogleレンズで分かるそうです。
このような画像認識能力がグーグルを始め世界中の企業が競い合い、飛躍的に向上し医療分野でも活躍が見られる時代が来ています。
先日AIによる画像認識が非常に似ている2種類の肺癌を97%の精度で判別できるようになったと発表がありました。
いままでは遺伝子解析をしなければ2種類の肺癌を確定できませんでしたが、画像のみで遺伝子解析と同等の識別率を上げたことに驚異に値します。
すでに人間を超える観察力をAIが身につけてきています。(AIに身はないですが(笑))
我々鍼灸師は日々患者さんの動作、表情、顔色、舌の状態、声の状態、ツボの状態など、さまざまな情報を観察しています。
これらには現在の身体の情報がダイレクトに反映されるからです。
わかりやすい例で言えば、疲れて風邪を引くと弱弱しい声しか出ず、よく寝て気力が充実しているときは張りのある声になるなど声ひとつとっても、その人の健康状態を見ることができます。
みなさんも自分の身体を日々観察することで自身の健康状態が簡単にわかります。
何をチェックすればよいかはまた次回以降解説していきますね!
また来年行われるミニ講座にて解説する予定となっているのでそちらもお楽しみに・・・?