こんにちは!橋本伸浩です。
もう気付けば3月下旬。段々日も長くなり、春を感じるようになってきました。
私が見た患者さんで、最近ちょっとしたことでイライラするんです。といった方が居られました。
東洋医学の人だなぁ~と感じました(笑)
東洋医学では季節に応じて各臓器の機能が盛んになるとされています。
春だと「肝の臓」の機能が亢進します。「肝の臓」は別名将軍の官とも呼ばれ、やる気や気合を司るため、春はやる気、気合が出る時期でもあります。
しかしあまりにも「肝の臓」が働きすぎるとイライラし怒りっぽくなってしまいます。
特に多忙で休む暇なく頑張り続けていると、「肝の臓」もアクセル踏みっぱなし状態で常にイライラ(# ゚Д゚)してしまいます。
春はなにかと時間に追われ、ホッとする暇もないかもしれません。しかし一日の中で少しの時間でも悩み事やストレス元の事をパッと忘れ、リラックスすることが春は特に大切です。
私の場合香りのよい紅茶が好きで、気分を切り替える時によく飲みます^^
また身体の緊張を緩めることで「肝の臓」も緩んできます。ゆったりとした散歩、深呼吸、鍼灸などを行うことで身体が緩み、心も緩みます。
適度にブレーキを踏みながら、元気ハツラツ!やる気満点の新年度を迎えましょう!
吉田綾乃です。
3月9日に恒例のミニ講座を開催しました。終えると毎回、充実感がこみ上げます(T . T)
なぜなら、1ヶ月以上前から打ち合わせを始め、実千代鍼灸院内ではプレッシャーが重〜くのしかかるからです。
内容、構成、模造紙作成は、スタッフ同士でゼロから相談して決めるのですが、産みの苦しみが…。
そんなこんなを乗り越え、今回のミニ講座は、活気ある参加型に。自分の舌診、顔面診を経験して貰おう!という企画。
皆さん、興味津々、前のめりで話を聞きいて下さいました。そして、舌の色や苔の画像を食い入るように見ておられました。前に立っている私が飲み込まれそうなほど。とても嬉しい反応でした。
毎回説明に苦慮する事は、いかに簡単な言葉で短く説明する!です。 言葉が多すぎず、少なすぎず。これが難しいです。
話したい事が増え、つい長く難しくなってしまいます(^^;;
そんな時は実千代先生が治療の時に患者さんに話をしている的確な言葉を参考にします。この仕事、勉強の巾は広いです。
治療だけでなく、講座を通して東洋医学に親しんで頂き、日々の健康管理に役立てて頂ければ嬉しい限りです。
参考までに舌診のポイントを。
健康な舌は、
1. バッと見てキレイ
2. 色は淡い紅色、紅過ぎず、白過ぎず。
3. 舌の厚さがあり、苔が薄っすらついている。
4. 舌をしっかり、ますっぐに出せる。
こんな感じです。皆さんも参考にして下さい。
こんにちは、平山杏です。
私は通勤で電車を3本乗り継ぎします。
2本目に乗る地下鉄は始発駅のため、乗り継ぎの階段では男女年齢に関係なく、ほとんどの人がダッシュしています。
ザ・サラリーマンな格好の人達が、朝早くから本気で走っている姿は、異様な光景です。
大体いつも乗り換え案内で時間を見てから電車に乗るのですが、人が多すぎて前に進めず、駅から駅まで5分くらいの距離なのですが、予定していた時間に間に合わず乗り換えが出来なかったことがあります。
下車のときも人が多く、皆我れ先にと、扉から雪崩れていくような感じなのですが、
どさくさに紛れてなのか、、、
手提げを持っている手の肘をあえて張って進む人がいたり(刺さりました)、
階段逆走で両肩を押してくる人がいたり(三段くらい突き落とされました)、
なんだか殺気立っていて、朝の地下鉄はかなり危ないです。
以前にインド好きの知人から、インドでは電車の遅延は日常茶飯事で、3時間遅れても誰も抗議せずに待っていると聞いたことがあります。
日本では難しいですね。
日本人は「みんなが○○だから」といった、
周囲に同調して自分の行動を決めることが多いように思います。
普段は優しくのんびり出来ているのに、ある場所に行くと落ち着かなかったり、
逆に、普段ずっとそわそわして落ち着かないけど、ある場所ではホッとするなど、
良くも悪くも感化されやすい民族だと思います。
朝のラッシュの人達も、一対一だったら殺気は出ないと思うんです。(笑)
感化されて気が焦ってる人の方が多いと思うんですよね。
いまの時期は、年度末で忙しい上に、春の気候も影響してか、気が立ってる人が多く見られますが、良い空間作りは自分発信で出来ると思うんです。
実千代鍼灸院内は患者さんがほっとするとよく言われています*
電車も、ほわんと、、無理かなぁ。。( ̄▽ ̄;)
こんにちは!大杉朋史です。
2月は他の月より短いせいかあっという間に過ぎ、3月になりましたね。
個人的に3月は春の高校野球が開催されるので楽しみです。
さて、先日献血へ行って来ました。
献血には、もう約10年程行っております。
献血には、全血献血、成分献血があります。
全血献血とは血液中のすべての成分を献血する方法で400mL献血と200mL献血があります。
一方、成分献血には血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。ですから成分採血は身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血出来る特長があります。
私は、毎回400mL献血を行なっています。
ちなみに、献血は種類によって一定の期間をあけなければいけません。
私は、400mL献血ですので約3ヶ月間あけなければいけません。(性別によって間隔は異なります)
私は毎日、自分の舌を観察していますが「瘀血(おけつ)」を表している舌をしております。
東洋医学で「瘀血」とは、簡単に言うと血の流れが悪いという事です。
瘀血が起こる原因として、食生活の乱れ(糖分・脂質の摂りすぎなど)・ストレス・運動不足など。
今回、献血をする前に舌を観察しましたが、瘀血の舌をしており、あと軽い肩コリもありました。
献血後、肩コリはなくなり、身体もスッキリし、舌も瘀血の所見がなくなり明るくキレイになっておりました。
余分な血を排出し、巡りが良くなった証拠ですね。
献血の本来の目的は輸血を必要としている方を助けることです。
ただ私も鍼灸師の端くれですので、献血後の自分の身体の変化は意識するようにしています。
東洋医学では献血や輸血といった事はしませんが、これで助かる命があるのなら、今後も継続していこうと思います。
皆さまにも、献血ルームに足を運んで頂けると幸いです。
最後に、私事ですが3月いっぱいで退職する事になりました。
1年間という短い期間でしたが、たくさんの患者さんに出会え、実千代先生の臨床を傍で見させて頂き大変勉強になりました。
私は土曜日しか出勤しておらず、平日しか来院されていない患者さんとはお会い出来ず残念でした。
実千代先生、スタッフの皆様、色々と至らない点も多々ありご迷惑をおかけしましたが、1年間大変お世話になりました。
残りわずかな期間ですが、どうぞよろしくお願い致します。
こんにちは!橋本伸浩です。
もう気付けば2月下旬。あっという間に時は過ぎますね(;´∀`)
寒さのピークもようやく過ぎ、日によっては春を感じられる日も出てきました。
この時期は大体毎日、日の出の時間が一分早くなり、日の入が一分遅くなるため、徐々に日が長くなっているのも感じますね。
春の訪れが近づいてくるなか、今年は花粉の飛散量が増えるという花粉症持ちには恐ろしいニュースが飛び込んできました。今年は例年より暖冬だったため、花粉の飛散する時期が早く、すでに2月23日現在九州地方は花粉飛散量が非常に多い状態となっています。
実千代鍼灸院に来られる患者さんでもここ数日で花粉症の方が見られるようになり、私も鼻がムズムズしてたまにくしゃみが出るようになりました(笑)
花粉症は国民の5~6人に一人、2000万以上いると言われていて、主な症状としてくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの4つの症状が上げられます。
この花粉症を東洋医学で見るとまず大きく春に悪化する花粉症と秋に悪化する花粉症で原因が異なってきます。春は五臓(肝・心・脾・肺・腎)でいうと肝の臓の働きが盛んになります。肝の臓は草木が伸びるように上や横へ伸びるように気を全身に流す働きがあります。
そのため肝の臓の働きが盛んになる春は全身の気がめぐりやすくなるため、やる気が出たり、ウキウキしたりしやすくなる時期です。
しかし普段からオーバーワークで生活にゆとりがないと肝の臓が亢進して、気が過剰に上へ突き上げ、イライラしやすくなったりめまいが起こりやすくなります。春に起こる花粉症もこの肝の臓が関わっていることが多いとされています。
なにかと時間に追われてゆっくりする時間が少ない現代。春は特に年度終わり、始まりの時期で忙しく、今年は特に新年号に変わるためさらに慌しくなるかもしれません。
中国医学の古典書である 『黄帝内経素問』の「四氣調神大論篇第二」には春は早起きして散歩をし、髪は締め付けず着るものも緩め、ゆったりとしなければならないとあります。
これからの時期はより意識してゆったり過ごすことで、花粉症のつらい症状も緩和すると思われます。忙しい方は仕事と私生活との切り替え、ON OFFをうまく行うことが大切ですね。