こんにちは。橋本伸浩です。私は美術館巡りが趣味で、先日の3連休を利用して東京へ美術館巡りして来ました!
その中で森アーツギャラリーにて行われている、バスキア展がとても良かったのでご紹介します。
そもそもバスキアはハイチ系アメリカ人でニューヨークを中心に活動をしていた現代アーティストです。17歳で高校を中退して以降自分でデザインしたポストカードやTシャツなどで生計していました。
徐々に特徴的なデザインが認められ、頭角を現していきますが、27歳の若さでこの世から去ります。
死後、再び評価され現在では現代を代表するアーティストとして脚光を浴びるようになりました。
実際に行ってきましたが、一見すると子供の落書きのようにも見える絵をよく観察すると色彩や絵の配置のバランスが整っていて、引き込まれるような絵画でした。
またバスキアの絵は文字が書かれている事も特徴的ですが、暗号的に配置されているため、見る人の解釈によってさまざまな想像が出来るのも、魅力のひとつだと思います。
絵画を通して1人の人間の強烈な個性を感じ、人類が持つ可能性、奥行きの深さを体感しました。現代でもっとも評価されているバスキアの作品は、自身の価値観、人生観に少なからず影響を及ぼす、インパクトのあるものでした。
大規模なバスキアの展覧会は滅多にないことなので是非皆さんも行ってみて下さい!
11月17日まで六本木ヒルズで開催しています٩( ‘ω’ )و
こんにちは、平山杏です。
院長ブログでも書かれていたことですが、
脾胃を休めるために週一回の断食をしようということで、その第1回目を先週行いました。
結果から言いますと、実千代先生と私は支障が出たので中止(笑)。
他スタッフはゆるく継続ということになりました(笑)。
私が中止になった理由は、清陽不昇です。
「清(せい)」とは、人体に必要な栄養物質を意味します。
東洋医学では、食べ物は胃で消化され、脾がその栄養物質の「清」を一旦身体の上部に持ち上げ、全身に散布させると考えます。
ちょうど煮えた鍋から蒸気が昇るような感じです。
清陽不昇とは、この清を持ち上げる作用がうまく働かず、栄養をうまく運べない状態を意味します。
清陽不昇状態になると、
めまいや立ちくらみ、頭がボーっとするなどの身体の上部症状が現れます。
また、脾には重力に逆らって内臓の定位置を保つ働きもあり、
清陽不昇の状態が長く続くことで、内臓をも持ち上げられず、
子宮脱や脱肛といった内臓下垂などの下部症状として現れることもあります。
私は、まあ、普段からボーっとはしがちですが(^_^;)
今回の断食では、
頭が働かず、常に眠く、姿勢を維持するのが辛くなりました(笑)。
あと、「食べちゃいけないプレッシャー」を過剰に意識しすぎたことで、
肝が更に脾に追い討ちを掛け、
脾がうまく機能しなくなった為に清陽不昇の症状が現れたと考えています。
そして、翌日以降いくら食べても満腹にならず。
まさに飢餓状態になり、その後、胃もたれがしばらく続きました(~_~;)
極端に行うことは反動も大きく、やはり何事もバランスだと再確認する良い機会となりました。
きっともうしません(笑)。
こんにちは!橋本伸浩です。
10月に入ったにも関わらず、ここ数日は暑い日が続いていまね。しかし今後は平年並みに気温が下がり、寒暖差が大きくなるので体調管理が大切となってきます。
秋は一般的に朝と晩の気温差が大きく、空気が乾燥しやすい季節です。五臓(肝・心・脾・肺・腎)の内、肺の臓は乾燥に弱く、秋は咳や皮膚疾患などの影響が出やすいです。
また呼吸器が弱い人は風邪を引きやすいと一般的に知られていますが、東洋医学では風邪は皮膚の腠理(そうり、毛穴のようなもの)から入るとされているため、腠理の開閉を行う肺の臓が弱ると冷気が身体の中に入り、風邪を引いてしまいます。
東洋医学の原典、『黄帝内経素問』の「四氣調神大論篇」に秋の養生について書かれています。
簡単に説明すると、昼間は短くなり夜が長くなるため、早寝早起きすること。
気持ちを外に向けず心を安定させ、呼吸を乱れさせないこと。これに逆らえば冬にお腹を下し、身体の陽気が漏れて、寒気に侵されやすくなる。とあります。
これらを守りつつ、旬の食べ物(芋類やきのこ、秋の魚)などを食べて補気をして、散歩を行えば寒暖差があっても元気な秋を過ごせます。
食欲の秋、文化の秋、運動の秋と楽しみがいっぱいある秋をハツラツと過ごしましょう(`・ω・´)!
こんにちは、平山杏です。
実は先日の連休は社員旅行に連れて行ってもらう予定で、
ブログもそのことについて書こうと思っていたのですが、台風ドンピシャで行けず。。
去年に引き続き、二度も韓国断念。
私の初海外旅行はまたも延期となりました。笑
さて、そんな私は寒暖差アレルギーが出てきています( ̄▽ ̄)
ちょうど今の時期は秋分にあたり、秋分以降は昼の長さが短くなっていきます。
暑さ寒さも彼岸までと言われますが、日中はまだまだ暑い日が続き、朝晩は冷え込むといった気候になっています。
この寒暖差と夏の疲れが重なって、
めまいや下痢、関節痛、寒暖差アレルギーによる鼻炎症状など、様々な不調が患者さん達にも多く見られます。
日中が暑いからと冷たい物を摂りすぎたり、食べすぎたり、水の飲み過ぎも胃腸の負担になり、上記症状を悪化させやすくなります。
また、温度湿度管理も注意が必要です。
室温20~28℃、湿気55%前後を保つようにしているのですが、
湿気てるなーと思って湿度計を見ると45%だったり、
暑いなーと思って冷房かけようと思っても暑いのは自分だけだったりと、
体感が当てにならないことも多いので、きちんと数値を見て調節するようにしていくと良いです。
季節の変わり目は体調管理が難しいですが、
今身体と向き合うことで、次の季節の養生になります。
冬に向けて、しっかりと整えていきましょう(^o^)
こんにちは!橋本伸浩です。
この間の連休中に鳥取に住む祖母が、息が出来ないとのことで病院へ搬送。検査すると心不全で肺に水溜まっていたため、呼吸が出来なかったそうです。
ちょうど入院したのが9月16日敬老の日。ここ数年会いに行ってなかったため、久々に会いに行って来ました。
御歳91歳。病室に行くと息苦しい状態にも関わらず、「よーきんなさった」と手をすりすり(笑)
身体を見ると心臓のツボと腎臓のツボが冷えて弱っていたため、金の鍼を当てました。
すると弱かった脈が力出てきてお小水もよく出るように。
顔色も艶が出て舌色もよくなりました。
これは大丈夫だなと思い、翌日の治療と治療の間に鳥取観光していました( ゚д゚ )
帰った後も徐々に体調が良くなり、まもなく歩行のリハビリを開始するそうです。
たまにはおばあちゃん孝行もしないといけませんね。
ところで今回帰って思ったのが、鳥取の人はのびのびしているなーと。
東京や大阪にいくとすぐに人とぶつかるくらいギュンギュン詰めですが、鳥取では駅前でも広々のびのびしていいですね。
このようなゆったりとしている土地だからこそ人々もセカセカせず、時間の流れもゆっくりに感じました。
息をするのも忘れるほど忙しい現代。時々自然に触れ、ゆったりとした時間を過ごすことが大切だなと感じる鳥取の旅でした。