永遠は無いと
知りながら
人は永遠を
求めたがるもの

傲慢は良く無いと
知りながら
中々謙虚に
なれないもの

見栄張りは儚いと
知りながら
人は常に
見栄に溺れてる

でも人は
弱くて愚かと
知りながら
何ていう逞しさと
大きさを備えてる
そこに
感動してしまう

負けた時の
悔しさは
自分の心だけが
知っている

その闘志は
眼に現れて
その魂は
震えている

負けがあるから
勝ちがある
挫折が人を
強靭にする

そんな
ダイナミックな
生き方いいね

空いっぱいに
入道雲が堂々と

ほわほわの
綿菓子のよう
手を延ばして
甘さを感じたい

冷え冷えの
かき氷のよう
口にいれて
冷たさを感じたい

ほかほかの
お布団のよう
飛び乗って
遊びたい

大きな懐に
包まれて
眠りたいな

清楚で誇り高い
白ゆり達が
可憐に咲いていた

炎熱の太陽が
容赦無く

大雨の厳しき
試練にも
微動だにしない

そんな白ゆり達の
凛として
飾らない姿に

大きな優しさと
素直な気持ちを
携えて

賢明に生きようと
思わずには
いられなくなった

灯りは道標
何処へ向かうか
教えてくれる

灯りは温かさ
優しさは何かを
教えてくれる

灯りは情熱
燃え続ける意味を
教えてくれる

灯りは影法師
見えないものを
教えてくれる

灯りが私を
謙虚に厳かに
させてくれた