先週土曜日、仕事が終わってから豊岡に往診に行きました!月一回と言えども20年続いています。
そんなある患者さんが、いつもは明るくて溌剌とされてるのに、今回何故か気持ちが沈んでおられました。
色々お話聞きましたが、やる気なくてボランティアも負担で辞めたいと。
無理はしない方が良いですよとお伝えしましたが、体を診たらツボの状態がいつもと違います。
治療を終えると、私も驚きましたが、全くいつもの笑顔に戻って、すごく元気になりました!と。
鍼の効果は、古典にもある様に、雲がさ〜っと払われて青空が広がる様だと表現されてます。
正にこの様な状態に。帰り握手され感謝されました。患者さんから鍼の効果を教えていただいてます。
豊岡で大根頂きましたが大きくてびっくりです。
西宮ガーデンズの本物の桜ですよ〜見てね。
先日、ウィーン交響楽団の演奏を聴きに行きました。
あまりにもレベルが高くて驚きしかありませんでした!
本当に素晴らしくて私史上、ダントツトップの感動でしたね。
曲はブラームスのピアノ協奏曲第一番と、交響曲第一番でした。
超一流に触れる事の大きな意義を噛み締めました。
大袈裟でなく体中の細胞が活性化されて、心底やる気が湧いてきました!
これが超一流ですね。拍手が鳴り止まず、アンコール曲は、
皆さんおなじみのシューマンの「ウィーン謝肉祭の道化」と、ブラームスの「ハンガリー舞曲」でした。
指揮はイスラエル人のオメル・メイール・ヴェルバー氏。来年からハンブルク州立歌劇場の音楽総監督に就任されるそうです。
小澤征爾さんの代役も務められたほどの方ですって。本当に素晴らしい指揮でした。
活力を頂き感謝しかありません。またどんどん一流に触れていきたいです。
フリージアの香りでお部屋が春です
「揺蕩う」この漢字読めますか?
先日、ある俳優のインタビューでこの言葉を普通に使っておられ、
ん?どういう意味かしら?と調べました。私は人生で一度も使った事が無いです。
「たゆたう」って読むそうです。
「ゆらゆら揺れ動いて定まらない」「心があれこれ迷って定まらない」という意味の日本語だそうです。
「揺れる」に放蕩息子の「蕩」ですね。
もう30なのに揺蕩うような生き方して…とか使うみたい。
ひらがなの音は何となく意味が分かりそうですね。漢字書けない読めない(汗)
春の季節は、陽炎の季節でもありますので、揺蕩う人が多くなるかも。
頭がぼーっとして思考力が低下っていう人要注意ですね。
健康体の人は、春は青春の春。やる気とワクワク感でいっぱいになる季節なんですが…どうですか?
実千代アレンジのお花を亡き母へ
今日は先代和先生のお誕生日です。
優しい母でしたが、鍼灸の事になると鬼の様(笑)に厳しく、
そして情熱的でした。いつもいつも勉強してましたね。逝いて今年で20年です。
そんな母は常々、「21世紀は刺さない鍼をしなさいね」と言ってました。
鍼は刺すものと思ってた私の頭は??でしたが、その意味の深さが少しわかってきた気がします。
鍼灸の古典『素問』の「宝命全形論」という章に、「凡そ(およそ)刺の真(しん)は、必ず先ず神(しん)を治す」とあります。
これは簡単にいうと、術者はまず自分自身の精神を治め、乱れた気で鍼を持ってはいけないという事です。
術者の神(しん=正気)が乱れていては、患者さんの神(しん=正気)を引き出す事は出来ないという事。厳しい教えです。
鍼を刺しても刺さなくても、一番大事なのはこちらの神(正気)です。
鍼の師匠も常に「鍼は刺激ではない!」と声を大にして言われます。
どこまでも混じり気のない純粋な心で患者さんに向かわせて頂く。
それが「刺さない鍼」としての極意だと感じています。
春はお花で一杯大好きな季節です。
今個人的に黒柳徹子さんにハマってます(笑)不思議な方ですね。
徹子の部屋も録画してみてますが、徹子さんの毎回違う衣装も楽しみです。
そんな徹子さんは皆さんご存知の通り、ユニセフの親善大使。ソマリアなど極貧の地域に行かれた時のお話ですが、
ソマリアの難民キャンプでは食料が全く足りず、標準体重の70%以下でないと食料が与えられないとの事。。。
例えば50キロの人が35キロ以下にならないと食べ物はもらえない。。。
なんという事でしょうか。こんな小さな地球で片や食べ過ぎで病気になってるというのに。
亡くなっていく子供たちは大人と違って、苦しいとか悲しいとか嫌だとか言わないらしいです。
寧ろ、徹子さんが声をかけた時、出ない声でウーウーと、それは、あなたの幸せを祈ってますと言ってるそうです。
現地に出向かれて実際に人間に接しておられる徹子さん、尊敬しかありません。本当に色々教えていただいてます。