深いピンクのバラ…大好きです。
患者さんには、鍼を一本刺してそのまま約30分ほど寝てもらっています。
私が鍼を抜きに行くと、患者さんが、「もう30分経ったの?完全に寝てました」とよく言われます。
鍼って不思議で、鍼を刺している間、人は無意識層の中に入っていってるのではと思います。
夢をみる時もありますし、時間の経過が、現実とは全く違う感覚になる時もあります。
何れにしても、無意識の部分で気を動かせる作用があるように感じます。
意識している間は、頭の中で目まぐるしく考えが浮かんでは消えて脳は忙しいですが、
無意識に入ると、人によって違いますが、奥底に沈んでる心の傷なども癒してくれてるように思えてなりません。
ウィーンの友人からのお花
先日、旅行に行った時、ウィーン在住の日本人ご夫婦と仲良くなりました!
初めてお会いした時から縁を感じていましたが、娘さんが東京におられるとの事で少し前日本に来られ、ここ鍼灸院で親子3人治療を受けてくださいました。
そこへ、なんと!何十年も前に鍼灸師免許を取得したインド人の友人も来院。
彼女は、食事管理を徹底的にされ、この7年間で35キロ減量!
数十年ぶりにお会いして、とっても美しくお元気そうで本当に驚きました。
彼女は、私の母の治療を受けて鍼灸師の免許を取得した方で、面接官は偶然にも私の父でした。
新患さんが4人でしたが、インターナショナルな雰囲気で、とても有意義な時間を共にできました。
思えば、私がまだ若い頃、彼女の紹介でここの治療院はインドの人で溢れかえっていた時がありました。
この時にまた再会し、この時に私もウィーンに行って繋がりができ、時の不思議さに感動しています。
亡き母もどれほど喜んでくれてるでしょうか。感謝の毎日です。
瓶が小さかった…もう少し隙間がある方がひっくり返せますね。
私は毎年、小梅のジュースを作ってこの梅雨を元気に乗り越えています。
梅には、高い抗酸化力をもつビタミンE。これは若返りビタミンですね。
他に鉄、カルシウム、カリウム等の必須ミネラル。体の成長や生命活動に欠かせません。
そして、なんと言っても梅は、胃腸の調子を調える効果が抜群です。
だから梅雨前に収穫されるのでしょう。
梅雨というだけで胃腸は低下して鬱々状態になる人が急増します。
医食同源ですので、次に来る季節を元気に過ごす為には食養生は必須です。
作り方は簡単ですし、小梅の香りがとっても良くて、ゆっくり爪楊枝でヘタを取ってます。
一粒一粒丁寧に拭いてあげて氷砂糖と交互に瓶詰めに。毎日一回は瓶ごとひっくり返してあげてね。
あ、私は艶出しにもリンゴ酢を少し加えます。どんな物でも大切に丁寧に扱ってあげると驚くほど美味しくなりますよ。
春の小バラ可愛いですね。
今年の3月初旬に、20代の女性が頭痛で来られました。
その方の姉妹もお母さんも頭痛持ちです。近年本当に頭痛の患者さんが急増してますね。
東洋医学的にも、頭痛と言っても5種類以上に分けられますし、頭のどの部分が、どの様に痛むのかによっても違いがあります。
簡単に言えば気血が上へかなり傾いてる状態です。
神経を使い考え過ぎてるのか、下半身が弱って気が上昇するのか。気血のアンバランスでしょうね。
とにかく皆さん頭痛薬で誤魔化してます。
この患者さん、実は、頭痛はすっかり治っただけでなく、3ヶ月後の検査で卵巣嚢腫まで消えていたというのです。
喜びと共にご家族も驚かれていました。頭痛が無くなってからお姉さんもお母さんも来院されてますが、
今度は、お父さんもおばあちゃんも来たいとの事。三世代で鍼治療受けて下さいます。
患者さんから鍼灸の素晴らしさを教えていただいてます。鍼灸師冥利に尽きます。
患者さんに言いつつ私こんなの食べてました(笑)カニクリームコロッケ。美味しいんです。
2日前の土曜日は夏の暑さで電車はクーラーがついてましたが、次の日は冷たい雨で暖房でした。何という気温差。
子供達は胃腸炎が大流行りしてますし、大人もなんか調子が悪いですと口々に言われてます。
これから梅雨に入りますので皆さん鬱々される人増えますね〜
日本は海に囲まれてますのでとにかく湿気との闘いです。
湿気は、脾の臓(胃腸全般)の機能を低下させます。
脾の臓が弱ると、体がむくみ易くなって身体がダルくなります。下痢や眩暈も増えます。
鍼灸の力の見せ所ですが、ご自分でも気をつけて欲しいです。
湿気の多い日は水分量は減らした方がいいですし、腹10分まで食べないようにね。我慢はいけませんが。後でくるので(笑)
あと、新生姜が出て来ます。これは体を少し温めつつ気の巡りを良くします。この季節は私も1ヶ月は食べてますね。
皆さんもこの梅雨を元気に乗り越えましょうね〜