ENGLISH

MAIL

WEB診療予約

実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

MENU

院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2013年2月26日(火)

20.師匠のブログに便乗

師匠がご自分のブログ上に「流行る鍼灸院とはやらない鍼灸院」の連載をして下さり、20回目になりました。
「鍼狂人の独り言」
http://blog.livedoor.jp/fujimoto1005/archives/cat_10047434.html

色々な角度から書いて下さり、楽しくて、毎朝、目が覚めたら直ぐ拝見しています。

師匠がこのブログに関して、「人間は機械じゃない事を分かって貰いたい」と言われた一言が心に深く残ってます。

ちょっと私も便乗して「流行る鍼灸院について」をこれからの人の為に、思うままに書いてみたいと思います。自分の事はさて置いてです。

先ず、よく勉強している事、プラス、感覚センスに優れていて、きちんと病気を治している事が一番だと思います。

その上で、術者自身にみなぎる生命力と情熱(誇り)がある事。これは、表面に出ている人と、奥に潜んでいる人のタイプがあるように感じます。案外、表面が静かな人の心の奥は炎のように燃えているものです。

最後に、人間に対して謙虚であって、傲慢さが全く無い事ではないでしょうか。

これらの要素が揃っていれば、将来必ず多くの患者さんが集まって来られると確信します。いつも人で溢れている師匠の鍼灸院の如くに。

患者さんは本当によく「感じている」ものです。それは、その診察が体表観察が中心で、直接手で肌を触れ合わせているから尚の事でしょう。冷静にこちらを感じて下さっていると思います。

こんな鋭い患者さんに日々ドキドキしながら、これからも師匠のブログを慎んで拝していきたいです。

2013年2月24日(日)

19.スキーの締めに

先週、小学一年生のオテンバ娘さんと今シーズン最後のスキーに行きました。

一歳の頃から鍼をしてアトピーも喘息も治り元気になったご褒美です。彼女とは会えばじゃれ合って無邪気なものですが、会話は中学生レベルです。

そのオテンバさん、まだスキー経験二回なのに、恐がる様子もなく凄い勢いで滑っていきます。
目を離せばひとりでリフトに乗り込んでいます。

そんなオテンバさんが、振り向くと見当たりません。遠くの方で倒れて担架に乗せられているのです。男性とぶつかったらしく、その男性のストックが曲ったとのこと。その上、その人、ストックを直すとサッサと逃げた様です。酷い大人。。。

駆け寄って顔を見ると、目がパッチリと。よかった。子どもは痛かったら痛い顔をします。パッチリは、驚きの顔です。
直ぐに脈と舌を見ました。まずは大丈夫です。

打撲したお尻を触ると、熱感があって少し腫れています。頭に一本鍼をしました。鍼は本当に便利です。スタスタと何事も無かったように歩いてます。

帰りは打撲より、車酔いで途中下車。入った喫茶店のパンの匂いが吐き気を誘発する様で、外で手首辺りにあるツボに鍼をしました。
直後、たくさんお通じがあり、お腹空いた~とパンをたくさん食べて帰りました。

それにしても、朝、今日の事故を予感したので、こんなに軽く済んでと胸を撫で下ろしました。
何か大いなるものに守ってもらったようです。感謝しかありません。

2013年2月22日(金)

18.春にご注意~

立春は過ぎてもまだ空気は冷たく、でも日差しはポカポカ。こんな季節ほど気をつけて下さい。

今日の実千代鍼灸院は、午前中大変な騒ぎになってました。

待合室での風景です。ある精神疾患の患者さんは、キリで頭を刺されるような痛みに頭をかかえ、疳のキツさが半端ない子どもは、痙攣する程に興奮し、そこへ子ども好きの女性が来られ、頭のてっぺんから可愛い~と叫びに近い奇声を発してます。

新患さんは、色々気になるらしく質問攻撃で待合室と診察室をウロウロと…とにかく賑やか至極でありました。

昔から言われるように「頭寒足熱」こそがバランスのとれた状態です。
でも、今日のような日には、真逆の「頭熱足寒」になり患者さんの気は天高く上がっていきます。

結果、頭痛、めまい、耳鳴り、ひどいと嘔吐など、上部の症状が圧倒的に多くなります。
反対に下半身がとても弱い人は腰痛を訴えられます。上下のバランスが大きく崩れるからです。

さて、こんな時は先ず待合室のドアを閉めて、加湿や暖房を落とし診察室での空間を整えます。

次に、私の声も普段より低めに、ややゆっくり話しかけ必要以上には話しません。人によりますが鍼の置く時間も短めにします。

案外、肝気が昂ぶっている人に限って、自分に気付いていないものです。

陽気の強い子どもが食べたら鼻血が出るような、チョコ、ピーナッツ、また、珈琲、緑茶などのカフェイン類は避けた方が得策です。
そして、寒くても、とにかく歩いてみてください。

肝気は下がって、鍼の効果は倍速に上がりますから。

2013年2月21日(木)

17.感動の一コマ

診療所で感動した小さくて大きな出来事です。

先日、ある患者さんの事で師匠から様々アドバイスを受け、翌日再び報告する事になっていました。

その患者さんは、まだ話しも出来ないチビちゃんです。

一度だけ師匠の治療を大泣きしながら受けたのですが、とても賢い子です。時々私の治療所に貼ってある師匠の顔を指差します。ちゃんとお顔覚えてるのですから。

師匠に報告する日、その子が来院してきました。すると貼ってあった師匠の顔を何度も指差すのです。何回も何回もです。びっくりしました。思いが通じあっている。

その姿が可愛くて笑ってしまいましたが、本当に不思議な事です。離れていても、一回の出会いでもこんな風に通じ合えるのですから。

師匠の鍼への思いは一瞬もブレる事がありません。まさしく不動鍼です。純粋無垢な子どもは、そんな熱い思いを直ぐキャッチしてしまうのでしょう。

でも、本当はもっと深い意味がある事に気づきました。

思えば、その子は最近師匠の顔をよく指差していました。
「ちゃんと、師匠から教えてもらって僕の勉強してね」のサインを私に送ってくれていたのでしょう。師匠とのやり取りが始まってから顔の指差しは無くなりました。

我流無く、微塵の慢心も排してという意味だったと受け止めました。

2013年2月18日(月)

16.我がスタッフ

この写真、患者さんのご要望により、アップする事にしました。
先週、群馬県は草津で行われた順雪会という、鍼の宿泊型研修会の宴会での写真です。こんな姿、二度と見れないですよ。ヒヨコの私は完全に小学生のノリです。

「何か面白い事してね」との一声でスタッフが色々考えて準備してくれました。

一生懸命頑張ってくれたスタッフに心からお礼を言いたいです。

スタッフあっての実千代鍼灸院とは、誰もが認めるところ。
私は、本当に素晴らしいスタッフにめぐまれて甘えています。

彼等の凄い所は、返事の良さと行動の速さです。何を言っても、ハイの一声。それも間髪入れず躊躇無しにです。どんな時も一貫しています。

そして、患者さんへの心配りが抜群です。患者さんが咳払いひとつしても直ぐ飛んで行くほどですから。

寡黙な2人なので、何を考えているのかよく分からないのですが、何があっても信頼出来る人柄です。

でも、身体を診たら、背中がバリバリになっていて涙が出そうになります。こき使い過ぎでしょうか。。。

これからも、健康で多くの人を救っていける2人でいて下さい。
いつもいつも本当にありがとう。

記事検索

最近の記事

月別バックナンバー