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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2013年6月14日(金)

74.鱶(フカ)のように

鍼をしながら眠りにつく…まさに至福のひと時です。

患者さんの全く無防備な寝顔を見る度に、こちらが思わず笑顔になります。

昨日は、私が師匠に鍼治療を受ける日でした。何よりもの勉強です。

師匠はいつもより長めに鍼を置いて下さいました。今迄の中で、一番長く、深く、寝ていたと思います。まるでフカのように…

研修が終わってから帰るまでの記憶もありません。スタッフが運転する車の中でも眠り続けていました。

その上、驚いた事に、楽しい夢を何本か見たのです。師匠の鍼…恐るべしです。

フカのように眠り続けた私。。。

ところで、鱶(フカ)は、関西での呼び方で、関東ではサメの事です。そして出雲地方では、ワニと言うらしいのです。

師匠は出雲のご出身。出雲神話に思いを馳せます。

感謝と反省の毎日です。

2013年6月12日(水)

73.特製ジュースの出番


唯一触れる犬 近所のパコ君

母特製のニンジンジュースは、幼い頃よく高熱を出していた私の解熱剤でした。

ニンジンをすりおろして、ガーゼでその絞り汁を何杯も飲むのです。

昔のニンジンは、臭いがキツくて変に甘く、そのマズさに泣きながら飲んだものです。

しかし、そのお陰で元気になったと今では感謝してます。

患者さんにも、ニンジンに少しりんごを加えて作ってあげて、と勧めていますが、本当に解熱しますので便利です。

それも、1番効力を発揮するのは、手で擦りおろした、手間隙かけたものです。だから特製です。市販のものは論外です。

これから夏になると、ニンジン、小松菜、リンゴ、レモンに水を加えて、ミキサーにかけ、ガーゼで絞った特製ジュースを作ります。

暑い夏、元気でいるためのひとつに加えてみて下さい。風邪引かなくなりますので。驚きますよ。

2013年6月10日(月)

72.手当てする掌

毎日、毎日、患者さんの肌に触れさせて頂きながら治療に携わっています。

キメの細かい肌から、真っ赤にただれた肌、気の流れが滞って黒ずんだ肌、千差万別ですが、酷いほど、優しく触ってあげたいです。

今の時代、この診察(治療)法がどれほど必要で大切な事でしょうか。

動物達も、傷があったら何度も舌で舐めて癒していきます。ある時は自分で、ある時は親から。

人は手を当てて、肌から痛みを感じて、大丈夫って心で思って、心を通わせて、そして、どんな傷も治していくのです。

これが一切の土台です。土台の上に鍼が効力を発揮してくれます。

だから日々、自分を反省します。
微塵も病んでいる人に傲慢でないようにと。反省だらけです。

作為なく優しい人の掌で治療された人は、本当に幸せです。そんな掌にといつも願います。

2013年6月8日(土)

71.バラに感謝


たくさんのバラに癒されました


ありがとうございました

2013年6月6日(木)

70.心配のし過ぎ


雨に濡れたニュードーン


クリストファーマーロー

心配のし過ぎは、どの様な現象を起こすか体感した事ありますか?

心配事は、自分にも、他人にも向けられます。どちらも長引く程、体に大きな影響を与えます。

実は、私も数年ぶりに、人の心配をし過ぎて、お酒も飲んで無いのに、足がフラフラになっていきました。歩きながらも力が入らない…。まさに宙に浮いてる感じです。

これは気が上に上がり過ぎて、下が空虚になった為です。

心配事も、初めは何とかいい様に考えられるのですが、段々、悪い方向に向かい、挙げ句の果てには、あり得ない考えに囚われていきます。このあり得ない考えは、後で振り返ると、かなり笑えますが。

先日、ある患者さんが、自分に向けられた心配事に囚われていました。その姿が今も目に焼き付いて。。。気の利いた言葉もかけられず、今、こうして彼女のためにブログを書いています。

私が経験した様に、過剰な心配は気が上に上がって、大切な土台にあたる下半身がグラついてしまいます。

ただ鍼を信じて。必ず応えてくれるからと伝えたいです。

チャップリンの言葉にこんな名言があります。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。」

何てセンスのある名言でしょう。何があっても笑い飛ばす人生で生きたいです。

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