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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2013年12月13日(金)

143.電磁波過敏症。。。

最近、コラムを書くのをおサボりして、患者さんや同業者、友人達から、ご心配のお声がかかります。

実は、最近、敢えてパソコンを必要最低限しか使わないようにしています。代わりに読書にハマっています。

すると、目の疲れは無くなり、頭はスッキリ。その上、手の感覚が頗る良くなります。ピンポイントでツボの反応を感じます。

最近、電磁波過敏症という患者さんが来院されました。

今の時代、電磁波の無い所はほぼ無いので大変です。パソコン作業が無理なためにお仕事も出来ない状態でした。

治療する度に改善され、今は見違えるように良くなられましたが、

1日10時間以上、パソコンを見てるという患者さんの何と多いことでしょう。驚きです。

今、電子機器を避けて生活は出来ませんが、人間は自然の子です。

たまには、身も心も自然に解放してあげてみては如何でしょう。

2013年11月26日(火)

142.信念は永遠不滅です


Mさん素敵なバラに感謝。


沢山の患者さんが癒されてます。

たまに、惚れ惚れするような相の方にお会いします。

よく、師匠が、「人間のスピリットは顔や姿にハッキリと現れますな。」と言われます。

やはり、惚れ惚れする様な方の、志しや信念、行動は群を抜いて魅力があります。

またその方のお顔や姿は、群を抜いて艶があります。

その人に触れただけで、元気になり、ワクワクしてきます。

形の無い気の世界を重視する東洋医学。だからこそ、信念が一番大切なのでしょう。

今日は、鍼灸の道を信念を持って貫き通した母の命日です。まる9年になります。

沢山のお花があちこちから飛んできます。母を知らない人までが母の話しをされます。

不思議な不思議なこの月は、亡くなっても尚、信念が永続してしていくことを教えてくれてるようです。

2013年11月18日(月)

141.空より広い心


ガーベラの花言葉は希望•神秘

世の中で一番「不可思議」なものは?と問われたら、「心」って答えるでしょう。

思議する事が不可なのです。考えるに及ばない程未知なもの、それが心です。

「海よりも広いものがある。それは空。空よりも広いものがある。
それは人の心だ。」とのヴィクトル・ユーゴーの名言のとおり、

大きくなったり、小さくなったり、優しくなったり、醜くなったり、とにかく心は変幻自在です。

先日、勉強会で師匠が、医療者として「人間を知ること」の重要性を語って下さいました。

その中に、「まず自分を真正面から見つめる事です」とありました。
深い深い、厳しい厳しい一言です。

確かに大変なこと。出来れば避けたいところですが、あらゆる条件が整った時、その大チャンスが訪れます。

それは、実は何より最高に幸せな事です。自分の心を見つめた分だけ、人間の心の広さが分かります。全てに感謝です。

2013年11月14日(木)

140.ALSの患者さん

患者さんには毎日、教えて頂くことばかりです。それも、単純で簡単な教えではありません。
今、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病の患者さんを診させて頂いてます。

これは、手足や喉、呼吸に必要な筋肉がやせて力がなくなっていく病です。筋肉そのものでなく、動きを指令する神経の障害と言われています。知能や感覚は全く正常です。

有名なイギリスの理論物理学者、ホーキング博士も罹患されておられます。私の患者さんも、ホーキング博士の様な、風格と親しみが混在したご尊顔です。同じくご自分の意思で体を動かす事が出来ません。

先日、ご家族の方が、最近しんどそうなんです…と言われました。しんどいんですか?とお顔を近づけて伺うと、
「しんどくないけど、中々呼んでも来てくれない」
それはそれは時間が長く感じますね。
「だから、歌を歌って時間つぶししてる」と言われました。

言葉をご家族よりちょっと先に聞き取れた嬉しさも伴って、思わず爆笑してしまいました。患者さんも、ははっ!っと何時もの笑顔です。何気ない会話ですが心揺さぶられました。

精神は宇宙大です。このような患者さんに触れさせて頂き、人間の心の偉大さに驚かされます。共に歩ませて頂き感謝致します。

2013年11月12日(火)

139.毀誉褒貶(きよほうへん)

11月は我が母の祥月命日です。どこまでも、鍼灸を愛し、人間を愛し、自身の心の汚れに厳しかった母でした。本当に懐かしく、言葉や声が聞こえてきます。

人を励ます時よく「毀誉褒貶は世の常だからね」と言ってました。まるで自分にも言い聞かせてるようでした。

きっと女性の社会進出もこれからという時代の先駆けでしたので、人には言えない苦労があったのだと思います。

毀誉褒貶の毀と貶は、共に「そしる」との意で、誉と褒は、「ほめる」という事です。
つまり、人をそしったり、ほめたり、こんな世間の評判というのは、日常茶飯事ありますよ、

だから、そんな風のように移ろいやすい評判に振り回されず、自分らしく生きなさいとの意味で使ってました。

なかなか、凛とした女性(母)の逞しさがカッコいい、と思いながら聞いてたものです。

自分には自分にしか無い良さがあります。それを開花させる為に、人は健気に、一生懸命に、生きてるのだとつくづく感じますね。

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