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実千代鍼灸院 Michiyo Acupuncture Clinic

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院長のブログ 実千代院長の最新ブログ

2015年3月3日(火)

力みの無い鍼。

鍼灸の勉強会では、様々な気づきがあり、日々の臨床に活きてきます。

先週の午前は、実技の実践編。堅い板に鍼を刺す練習をしました!

板と皮膚では、全く違いますが、其々の刺し方に、独自性があります。

同じ板、同じ鍼だからでしょうか、かえって個性や欠点がよく分かります。

自分の刺し方も、携帯ビデオに撮ってもらって見てみると、どこに力みがあるかが明確になります。

本当にちょっとした事ですが、このちょっとした事が、効果の違いになってくるのでしょう。

自分の心身に力みが無ければ、鍼は素直に本来の素晴らしさを発揮してくれると、

改めて感じました。

2015年3月2日(月)

師匠の講義を受けて。

昨日の鍼灸の勉強会では、精神疾患の症例を師匠自らが発表して下さいました!

人間の深い洞察力、自尊心を尊重した関わり、客観的な眼差し、身体に現れるツボの反応などなど…納得の学びでした。

そして、何よりも、根底になる思想哲学、「魂について」についてのお講義。

ひと言ひと言に珠玉の輝き、ありました!

患者さんにとって、医者がどの様な思想哲学を持っているか、最重要だと思います。

精神疾患といっても、十人十色。

根底のものが、行動や念(おもい)となり、患者さんに伝わります。

人の病治し、簡単な事ではありません。

2015年2月28日(土)

大情熱の継続。

指揮者 の小沢征爾さんが、先日出演されたテレビでの一言です。

「音楽家は、ちょっと先に出ても、ちょっと後でも、ちょっと高くても、ちょっと低くてもダメなんですよ」

一流の方のひと言ひと言は、真剣ですし、東洋医学にもかなり通じます。

そして、何と言っても、凄いのは、情熱が半端ない…驚きます。

今年、80歳という小沢征爾さん、一貫してこの大情熱を保ち続けておられる。

ビンビン伝わってきます。一流の人はみんな燃えてます。情熱以外、付随するものが何も無い…

「火に油を注げ」との師匠の言葉、深いです。

2015年2月27日(金)

清々しい「気」で。

患者さんが入室された時の空気、大切にしてます。

その場が、パッと明るくなる人、ドヨンと暗くなる人、ピリッと緊張してる人、実に様々です。

人の発する「気」…影響力大きいですね。

施術者も然りです。

患者さんがどの様な気を発しようと、冷静にその気を感じ、

一切巻き込まれず、温かい「気」を持って治療させて頂き、

何かベールが取れたような、清々しい「気」を伴って帰って頂く。

「元気」のいる仕事ですね。生命力満タンに。

2015年2月25日(水)

東洋医学は先駆者に。

患者さんが、「先日、卵6個採れて、ひとつは弱いので5個保存しました」と話されます。

一昔前には聞かれなかった発言が、今や日常、普通になってます。

手塚治虫さんの漫画に出てきた人工心臓も、今は現実に。。。

何とも、色んな面で、ホント凄い時代です。

このまま、自然から離れた事が、ドンドン進展していったらどうなるのでしょうね~

勿論、いい面もあるでしょうが、偏り過ぎれば、必ず、自然体を欲していくようになりますね。

間違いなく。

そういう意味で、東洋医学は先駆を走るようになるでしょう!

楽しみです。ワクワクします。

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